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REPORT NUMBER 7  ジュメイラビーチホテル・ドバイ UA
リゾートデータ:
 行き方:ドバイ空港から車で20分
 リコメンドシーズン:10月〜5月
 リコメンドポイント:アラビアンリゾートは見るものすべてが新鮮で、完全な非日常が 
           味わえます。
 訪れた時期: 2006年8月

            
****バージアルアラブとワイルドワディ
****マディナジュメイラ
****フォトギャラリー(バージアルアラブとラクダの風景)


←ビーチリゾート好きの当HPの筆者が主宰する、海の見えるアロマサロンです。




初ドバイで選んだホテルは客室数600を誇る
ジュメイラビーチホテル。波をデザインした優雅な
波線形のガラス張りのホテルは、ドバイを代表する
超高級ホテルバージアルアラブと共にランドマーク
的存在になっています。
リッツカールトンやロイヤルミラージュの
ような静かなホテルでゆっくり過ごすのが、いつもの
パターンですが、ドバイらしく派手でゴージャスな
ホテルに泊まるのもたまにはおもしろいかと思い
このホテルに決めました。全室オーシャンビューで
別名アラビアンタワーと呼ばれるバージアルアラブ
が目の前にそびえたつ部屋からの景色は、完全に
非日常で、ここに決めて本当に良かったと思います。

部屋数が600室で、しかも子供連れの
ファミリーが多く、ロビーやプールはいつも
賑やかすぎて落ち着かないという評判を
ネットで見ていたので、ホテルでの滞在
には正直あまり期待していませんでした。
が、レセプションに待機しているベルボーイ
やコンシェルジュ、プール、レストラン
スタッフなど想像を超える数のスタッフが
各所で働いていて、ゲストが多いことによる
ストレスはまったく感じられません。
それどころか、ロビーでバスを待っていると
すっとつめたい水のボトルを差し出して
くれたり、エレベータに乗ろうとするとさっと
ボタンを押してくれたり、普通のホテル以上
のサービスが受けられました。


ロビーにおいてあるナツメヤシ。いつでも食べられます。




エミレーツ航空の直行便でドバイへ到着するのは
早朝なので、ホテルへも朝6時頃到着しました。
あいにく満室のため部屋には入れないが、部屋が
用意できるまで「ホスピタリティ・スイート」で
休んでいて下さいという説明があり、用意できたら
連絡すると、携帯電話まで貸してくれました。
アーリーチェックインを申し込んでいるわけでもない
のに、かなり親切なサービスです。ということは
部屋が空いていれば早朝からお部屋に入れて
くれるということですよね。
ホスピタリティ・スイートでは、フルーツや飲み物、
パンなどのコンチネンタルブレックファーストがあり、
女性には化粧品の入ったオリジナルポーチを
プレゼントしてくれます。全く予期しないこういった
サービスは結構嬉しかったりします♪

チェックインした部屋は10階で、26階建て
の半分以下の低層階ですが、部屋からの
眺めは、水平線が高い位置にあり
目の前にはバージアルアラブがそびえて
います。はるか彼方左側には遠くイランの
ある大陸が見渡せ、右側には建設中の
人工島「ザ・パーム」が浮かんでいます。
「ザ・パーム」には約40のホテルやコンド
ミニアム、別荘などが建てられていて、
かなり完成されているようでした。
この部屋の眺めの素晴らしさを堪能できる
のは、夜。巨大なホテルバージアルアラブ



の夜景を見ることができるからです。このホテル、何と30分おきにライトアップの色が変わり、
そのパターンも何十種類もあるそう。黄色になったり、紫色になったり、はたまた2色の
ツートンカラーになったりいつ見ても全く飽きることがありません。さらに1時間おきに1分間の
光のショーのようなものが行われます。ホテルのてっぺんから光が出て空に向かって延びたり、
無数の光が点滅したり。このショーが良く見られるのは、やはり正面に建っているジュメイラ
ビーチホテルからが一番です。この光のショーも何種類もパターンがあるようで、前のものとの違い
を見つけるのもまた面白いものでした。
せっかくバージアルアラブに泊まっても、自分のホテルのライトアップは見れませんし、同じ系列の
マディナジュメイラでは左半分しか見られないので、やはりジュメイラビーチホテルの客室からの
眺めがイチオシと言えるでしょう。
(”バージアルアラブとワイルドワディ”のページに写真載せてますので、こちらをご覧下さい。)




部屋は茶色を基調としながらもビビットな色使い
のある、おしゃれで落ち着いた雰囲気です。
パンフレット等で見かける写真は青を基調とした
ものが多いので、そのつもりでいたのですが、
茶色の部屋のほうが、アラビックなイメージで
良かったと思います。部屋の階によって、青、茶色
赤と分かれているようでした。
部屋は50uと広く、部屋の設備も足りないものは
1つもありません。お茶のセットは日本人用に緑茶
が用意され、バスローブやスリッパ、アイロン、
電化製品用のアダプターまでありました。
ウエルカムフルーツは毎日補充されます。






バスルームも広く、バスタブとシャワーが
別になっています。部屋の落ち着いた
雰囲気とは異なり、白いタイルを使った
明るい感じです。丸い鏡など、どことなく
船の中のイメージがありました。
アメニティも豊富で、シャンプーやバスジェル
の他に日焼け止め(SPF15)やトワレなど
もあったのには驚きました。
普通外国のホテルには置いていない
歯ブラシセットまでありました。






夜毎のターンダウンサービスではゴディバ
のチョコレートが枕元に置かれます。良く見ると
パッケージはジュメイラオリジナル!
その他にも水のボトル(緑のリストバンド付き)
や本に挟むしおりが置かれ、眠る為の細やかな
気配りが感じられました。
もう1つ、驚いたのがタオルアレンジ。部屋から
戻ると、誰かが部屋に居てテレビを見てるような
気が。。。。?良く見るとそれはタオルで出来た
ペンギンでした。ペットボトルで重心をつくり
ご丁寧に目のシールまで貼られています。
アレンジには数種類あるようで、部屋に帰る1つ
の楽しみでもありました。

部屋に戻ると、テレビを
見ているペンギンが居てビックリ。

犬のアレンジもかわいい。ラクダの栞もプレゼントです。


ジュメイラホテルのプレゼント攻勢(?)は
これで終わりではありません。
初日に部屋に戻ったとき、ベットの枕元
にクマのぬいぐるみがちょこんと座って
いたのです。最初は意味が全くわからな
かったのですが、ヘルメットをかぶり、
赤いベストを着ているところが道路工事
のおじさんスタイルであることと、
背中に「WORK IN PROGRESS」と
書かれてあることから、改装中であることの
お詫びのしるしだということが判明。
ちょうど私達が泊まった8月はオフシーズンで
レストランやプールサイドなどあちこちで
改装が行われていたのです。


とはいえ、不満に思ったのは、プールサイドにあるプールバーが改装中で白い布の覆われて
いたので、プールの景色が良くなかったことくらい。日中も音が気になることもなかったし、こんな
粋なプレゼントがあるならば、帳消しどころか、改装中に感謝したいくらいでした。
     
次はジュメイラビーチホテルの施設のレポートです。