AUSTRALIA
REPORT NUMBER5   オーフィアスアイランドリゾートグレートバリアリーフ
リゾートデータ:
 オーフィアスアイランドリゾート (改装をして部屋もかなり変りました。また経営も変ったため
 オーダーできる朝食などのサービスも無くなったようで残念です。 DEC08

 行き方:ケアンズから水上飛行機で約1時間
 リコメンドシーズン:4月〜5月、10〜12月がおすすめ。
 リコメンドポイント:本当は誰にも教えたくない私だけの秘密のリゾート。この一言が
            リコメンドポイントです。
  訪れた時期:1998年2月 


ゲストルームやレストランなどの施設は素朴で、こぎれいな造りではあるのですが、お金をかけた
高級感のあるリゾートではありません。が、それとは対照的にサービスや食事などは信じられない
くらい贅沢なオーフィアスアイランド。実はここはあまり人に教えたくないリゾートなのです。
心の奥底にしまっておきたいような、隠れ家リゾート。実際にお客様にもここのリゾートの良さを  
わかってもらえるような方以外にはお勧めしていないんです。
水上飛行機

オーフィアス島へはケアンズから飛行機で

約1時間。左の写真のリゾート専用機で
出発です。そしてこれは、何と水上飛行機。
水陸両用なのです。
オーフィアス島では海の上に着陸し、
慣れない私は内心ドキドキしていましたが、
飛行中は揺れもなく快適でした。
島についてからウエルカムドリンクを
いただきながら一緒に飛行機に乗っていた
お客様と一緒にリゾートに関するガイダンスが
行われます。


そこで、3時から4時までロビーの冷蔵庫にアイスクリームが入っているからご自由にどうぞ、

という説明を私は聞き逃しませんでした。(無料のサービスって結構うれしいんですよね!)
それ以外にも24時間ロビーではコーヒー、紅茶、オレンジジュース、そして自家製ケーキなどが
置かれていて、好きなときに来て食べてくださいとのこと。わーい!と喜んでみたものの、
結局一度もその味を楽しむことはできませんでした。
というのも、3食の食事がとてもおいしく食べすぎたのはもちろん、部屋にはあふれんばかりの
チョコレートとフルーツが置いてあるので、それを食べたりしていると胃袋に余裕が全くなくなって
しまうのです


さて、部屋にチェックインすると、前述の
チョコレート&フルーツの他にオーフィアス島
オリジナルのスパークリングワインが
待っていました。そして、驚いたことに飛行機は
2時頃到着したのですが、お昼
食べてないからお腹すいたでしょう?と
ランチまでお部屋に用意しておいて
くれていたのです!
本当にこのホスピタリティには感動しました。
メニューがまた豪華で、シーフードの盛り合わせ
でした。生カキ、ゆでたエビ、カニ、ハムと
チーズ入りサンドイッチ。
とくに生カキが新鮮でおいしくて、この味は
今でも忘れられない最高のものでした。
ウエルカムシャンパンとフルーツ
ウエルカムシャンパンはホテルのロゴ入り

お部屋は素朴な平屋建てのコテージスタイル
ですがベッドやミニバーのある棚、そして
バスタブやシンクなどいたるところに、
ハイビスカスや南洋の花でデコレーション
されていて、とてもアットホームなホスピタリティ
を感じました。
こんなにたくさんの花で飾られたお部屋は
始めてです。ほんとうにリゾートに到着してから
感動しっぱなしで、ここに来て本当にリゾートの
価値観がすっかり変わってしまったといっても
過言ではないでしょう。

 
    
ベッドの上のウエルカムフラワーあちこちに飾られたウエルカムフラワー バスルームのウエルカムフラワー


オーフィアス島の素晴らしさはリゾートの良さだけではありません。
小さなエンジンのついたディンギーを借りて、島のちょっと左側へ海つたいに行って見ました。
珊瑚が発達していて、魚もたくさん見られるとのこと。船を運転するのは始めてでちょっと
とまどいましたが、まあなんとかなるでしょう。(いつも最後はこれです。”なんとかなるさ”)


やっぱり行って良かった。野生のイルカが
二匹鳴きながら泳いでいたのです。
静かに私達のボートの回りを2匹で
ゆっくりと回ってどこかへ去って行きました。
ホテルスタッフの話しだと、この2匹の
イルカはたまにやってくるそうで、
赤ちゃんイルカもぴったりくっついて
泳いでいるとのこと。
もちろんこのディンギーも料金のなかに
含まれています。

イルカとの出会い
そして、珊瑚の美しさも言葉に出来ないほどでした。真っ青な絵の具で書いたような色の大きな珊瑚
がごろごろあって、とても驚きました。
こんなきれいな色の珊瑚は今までどこの海でも見たことはありません。
なにしろ、ディンギーに乗るのは始めての経験だったので、あまり遠くへは行けなかったのですが
オーフィアス島の回りはぐるっと珊瑚礁に囲まれていて、ビーチもたくさんあるので、
ピクニックランチを手配して、二人だけのビーチ貸切という夢のような贅沢も可能ですね。



リゾートの反対側へは30分程の登山で
行くことができます。小山の上からは沖に
浮かぶ島々を眺められ、珊瑚礁で光る海が
とてもきれいに見えて、なかなか良かったです。
ディンギーから見るオーフィアス島のビーチも
きれいですが、山の頂上から見る海も
美しかったですよ。




オーフィアス島のプールサイドは
ビーチ沿いにあり、デッキチェアから
ビーチを眺められるようになっています。
ちょうどビーチに太陽が沈むので
プールサイドからは美しいサンセットを
眺めることができます。
サンセットタイムにはプールの中にある
プールバーで夕日を見ながら、くつろぎ
たいものです。






桟橋の上でロマンティックディナー また、左の写真のように、桟橋で二人だけの
ロマンティックディナーをすることもできるようで
私達が泊まった夜もだれかの為にスタッフが
せっせとテーブルセッティングをしていました。
わざわざ観葉植物まで持ってきてプライベート
感を演出しているのです。


ディナーで特記すべきことはなんといってもパンがおいしいこと。焼き立てのパンがまるごと

出てくるんです。 まるごとというのは正方形のままの食パンが、あたたかいままサービス
されるという意味。
これを各自好きな様に切って食べるのですが、 これが焼きたてで信じられないくらいおいしい!
  
そうそう、あと朝食ですが、メニューはありません。なんでも好きな様に作ってくれます。
食べたいものをスタッフに言うだけ。例えば、パンケーキの上にステーキを載せてね(朝から豪快!)
とかシリアルにミルクをかけてその上からレモンシャーベットをのっけてとか。
でもそうそう気がきいたことをいえるはずもなく、ベーコンだとかスクランブルエッグだとかを
注文してしまいました。次回までにシェフをうならせる朝食を考えておこうっと。