トランポリン競技

HOMEPROFILE | TRAMPOLINE | NEWSMESSAGEBBSCHATブログ | 出演依頼LINK |

 トランポリン競技

 トランポリン競技は2000年よりオリンピック正式種目として採用され、近年注目を集めている競技です。しかし、トランポリン競技の歴史は古く、発祥は中世のヨーロッパと言われています。ある民族による『ケット上げ』と呼ばれる大勢でひとつの大きな布を手にし、その上に乗せた人形を上空高く放り上げるセレモニーが原形と言われています。しかし、その詳細は不明でサーカスの空中ブランコの安全ネットや、軍隊でのパラシュート訓練で使用された安全ネットがヒントになったとも言われています。現在のトランポリン競技で使用されているような器具を製作したのはアメリカ人のジョージ・ニッセン氏であり、彼は自らが選手として、創始者として活躍し、今日のトランポリン界において多くの選手、関係者に尊敬されています。トランポリン競技は高い跳躍によるダイナミックさと、美しさ、そして人間の『空を飛びたい』という永遠の夢を合わせ持つ素晴らしい競技です。ベッドと呼ばれる網状のネットを110本を超える金属製のスプリングで牽引し上空へ飛び出すことを可能にしたスポーツです。
 2000年シドニー大会よりオリンピック種目となったトランポリン競技ですが、出場枠の極少から『最もオリンピック出場が難しい競技』とも言われています。(2000年シドニー大会男女各12名・2004年アテネ大会男女各16名)過去2回開催されたオリンピックでは高い観客動員数を記録しており、今後の出場枠増大が期待されています。トランポリン競技は個人競技・シンクロナイズド競技・団体競技の3つの部門が確立されています。
 競技はストレートジャンプ(予備跳躍)から10種目の異なる技を連続で行ない、芸術性を評価する『演技点』と、技の難しさを評価する『難度点』で構成されます。演技点は技の姿勢欠点や跳躍の高さなどを採点対象に、5人の審判員による10点満点からの減点法で成り立っています。その際に5人の審判員の最高点と最低点をカットした中間点の合計で演技点が決まります。(例:9.0・9.1・9.2・9.3・9.4=27.6)『難度点』はそれぞれの種目にあらかじめ定められているポイントの合計で決められます。ただし、5種目で失敗した場合は4種目までの点数しかもらえません。また10回の跳躍中同様の種目が反復された場合はそのポイントを獲得することは出来ません。ここで獲得した難度点と演技点の合計が得点となります。予選で第1自由演技(演技点+難度点は2種目分しか獲得できない)と、第2自由演技(演技点+難度点は10種目分獲得できる)を行ない、上位8名が決勝に進出することが出来る。決勝ではもう一度第2自由演技を行ない、決勝得点のみの点数で勝敗が決定します。※.全日本選手権(日本国内最高峰の大会)ではJTA(日本トランポリン協会)特別ルールとして、予選の点数と、決勝の点数の合計点で勝敗が決定する。
 シンクロナイズド競技は2人の選手が併用したトランポリンで同時に同様の演技を行ない、個人競技と同じく演技点と難度点を獲得します。シンクロナイズド競技はこの他に『同時性』というポイントをプラスした得点で構成されます。同時性とは2人の選手が上空からトランポリン上に着床した瞬間のズレを10点満点からの減点法で評価します。この際の得点は3人の審判(同時性審判)の最高点と最低点をカットした中間点の2倍で決定します。(例:9.2・9.3・9.4=9.3x2=18.6)

 団体競技は(1チーム最大4名)個人競技と同様の採点方法で行われ、第1自由演技の上位3名の点数と、第2自由演技の上位3名の得点を合計し、上位5チームが決勝進出となる。決勝では上位3名の合計点数(決勝点数のみ)で勝敗が決定する。