ルーンクエスト

第2世代といわれるいわゆる技能(スキル)システムを利用した代表的なTRPG。
ジャンルはファンタジーですが、コミカルではなくむしろ歴史物をやったりするのを前提としたものです。

ルールはケイオシアム社のRPGシリーズで利用されているベーシックロールプレイといわれるルールをベースにしています。
したがって、同じベーシックロールプレイをベースとした「クトゥルフの呼び声」、「ストームブリンガー」などといったルールと基本は同じですが、これらのルールの中ではデータが非常に多く、詳細でリアルな表現ができるルールです。その為、ルール処理が頻繁に発生し、初心者には取っつきにくいルールになっています。

いわゆる技能毎に%で成功率が設定されていて、その成功率以下をダイスで出せばその行動に成功するという、本当にオーソドックスな第2世代RPGです。
ルーンクエストを印象つけているのは、その詳細な戦闘システムでしょう。
装備の重量が決められておりそれで成功率に修正がつき、さらに武器の長さによるイニシアティブ修正まであって、ちょっと戦闘には時間がかかります。
また、HPは体の各部位毎にきめられていて、ダメージを受けたときにどんどん修正が加算されていったり〜。
疲れてくると修正がついたり〜。
なれないと、さらにブランクがあいたりすると、処理にやたら時間がかかるゲームです。
1対1の戦闘にかたがつくまで1時間なんてことも…。

魔法システムも面倒です。
はい。
なんかしばらくやってないので、覚えてなかったりしますが…。
ルールには簡素的にしか実は書かれて無かったりしますが、これは魔法システムは舞台となる世界観を決定するものですのであえて明確になってないのかもしれません。ルーンクエストは特定の世界観戦用のルールではありません。
一般的な魔術としてのルールが付随している形になっています。
判定方法こそ、スキルシステムですので簡単で統一されたものですが、そも、魔術の修得に細かいルールが規定されており、それを満たさないと修得できないと言うことになっています。
ようは、何時間勉強しーの、修得できたか判定しーのと言う事を繰り返します。
また、D&Dの様な派手さのある魔法ではなく、さらにおいそれと使えるものでは無かったりします。

で、舞台となる世界ですが、特定の世界観は持っていません。
そのかわり、サプリメントとして世界観を記述したものが多数でています。
ルーンクエストと言えばグローランサという世界が代表的です。
グローランサは簡単に言うと、多数の神様がいる世界で、ルーン(いわゆる力をもった紋章)をもつ神様たちに支配されている世界です。
神様はとっても人間くさく(笑)、覇権をあらそっちゃったり、混沌と戦ったりしています。
この世界での主な冒険は混沌の怪物と戦うことになることが多いので、マイケル・ムアコックのエターナルチャンピオンシリーズをイメージしてもらえればわかりやすいかもしれません。
で、この神様たちの設定が世界各地で微妙に矛盾してたりします。これは現実世界の神話が微妙に矛盾してたりする事をイメージしてたりするのだとおもいます。
グローランサで冒険する場合はPCはほぼ確実にどれかの神様の信徒になり、旅をすると言うことになります。
これが困ったことに、一般的にPC向きとされる、風の神様たちの間でもあるきっかけがあると敵同士になったりして、パーティアタックとかが頻繁におこったりします。
でも、読み物とのしても緻密で面白い世界観といえるでしょう。

日本版はボックスタイプでホビージャパン社からでてました。(過去形)
基本ルールと上級ルールとして2セットです。
またグローランサのサプリメントが箱で数箱分、本で数冊分でていました。(過去形)
また、グリフィンアイランドというグローランサとは別の世界のサプリメントが出ていました。(過去形)
残念ながら、絶版されており、入手困難な状況です。英語版であれば、イエローサブマリン等の専門店に行けばまだうってます。
このルールも版権問題がからんで、もはやってかんじですが。
英語版のルールはケイオシアム社からアバロンヒル社へ版権が移動しています。
グローランサはケイオシアム社が版権を持っているようです。
なんか、第3版までは出てたらしい…。(日本版は何版だったかなぁ)

グローランサをやるのであれば、ヒーロー・ウォーズと言うルールが最近、ブックタイプで発売されています。
…むしろグローランサ用のルールだからそっちをおすすめします。f(^ー^;

総評
★★(5つが最高評価)
上級者向け。スキルシステムはキャラの個性を出すのになれが必要なので、初心者にはお勧めしない。
さらに、ルールが細かいのでその点でも初心者にはさらにおすすめできない。
シミュレーション的な戦闘が好きな方にはおすすめ。