京王電鉄京王線5000系

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1963(昭和38)年にデビューした「関東の名車」。アイボリーに赤帯という塗色も関東初の通勤形冷房車も、全てはこの車両から始まっている。
クーラーの種類もそうだが、台車も車体の製造メーカーが製作したため、編成内で違う台車なのはもちろん、ユニット間でも台車が違うこともあった。
4両の基本編成が5000系(狭義)、2両・3両の付属編成が5100系と実際は別形式なのだが、5000系というときはこの2形式を合わせた広義の意味で使用される。
1996(平成8)年にさよなら運転を行い、京王線上からは営業用車は姿を消したが、事業用に改造されたデワ5100系が3両在籍。また、京王の研修センターにはクハ5723が保存されている。

 

現役時代    種別板・方向幕のバラエティ   譲渡先の5000系

 

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