8000系細部分類 

メーカー別の違い
余り知られていないことだが、8000系は東急製と日車製で微妙な違いがある。

1.M1車の配管

 
ヒューズボックスからの配管に注目。左が東急製で、パンタ側ヒューズボックスの配管が束ねられている。右が日車製だが、こちらは束ねられていない。例外としてデハ8207は右タイプ。
ちなみに、7020'系も同様な特徴を持っている。

2.パンタなしM2車の配管押さえ

 日車製は穴があいていない

 東急製のうち、8027Fまでは配管押さえに穴があいている 

 こちらも同じく東急製。8028F以降は配管準備済みで新製

3.メーカーズプレート

 東急製はオレンジで製造年は元号

 日車製。8001F、2F、4F、6Fは製造年が元号表記

 日車製。8009F以降は製造年が西暦表記

 同じ日車製だが、配色が逆転

製造時からのもの
1.室内の号車表示

 8028Fまでは札差あり

 8029F以降は直に取付

交換によるバラエティ
1.正面の日除け 

 オリジナルはサンバイザー

 9000系と同様のロールカーテンに変更されたもの

2.優先席のブラインド


マーク入りのブラインド。検査入場時などに交換されたものだが、前述のロールカーテンになった日除けといい、個人的にどことなく東急の電車っぽい感じがしてしまう。

3.遮光フィルム


8033Fとクハ8751、8801で試験的に採用されていた正面扉窓の遮光フィルム貼付。
車外からは気をつけないと分からないが、車内から見るとかなり目立つ。

今後も少しづつ追加していきます。

 

京王8000系概要

 

 作成日:2002年11月12日