やってみろできるはずだと人まかせ  小林十六茶 
揉み手上手にいいとこを取る    
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人に任せられる人は、無責任なぐらい太っ腹で立派です。
己の分をわきまえ、部下の実力を熟知しての決断です。
こんな上司に仕えたらチャンスです。
そんな上司が「やって見ろ」と言ったら2倍のチャンスです。

だいたい駄目な人間は小心者なので、人に任せる事すら出来ないか、
或いは任せ方すら知らないのです。
みんな自分で抱え込んで、人からは見えない様にして、
旅費でも交際費でも上乗せ請求し、小銭をへそくって
優越感を覚える類です。
報告しても、相談してもキチントシタ答えや指示が返って来ない。
情報のブラックホールになって、情報がそこで途切れてしまうのです
世の中は速いスピードで進んでいるのに、
そこだけが次の処理が出来ずに滞る。
周囲からは矢の催促が来るが進めない。

そんな訳で 彼は実情は何も知らないのだが
社長の所には用事を作って 豆にお伺いして 自分勝手な報告する
特に 上手に同僚のみならず部下の悪口も一緒に報告してくる
社長は「実に豆なやつだ」と評価する

社長に覚えの良いやつには 勝てないので し方無しに
ひそひそと愚痴が語られ、
やがて職場は白けて、無気力で暗い集団になるのです。
良く転がっている事例ですよ
 貴方の職場もですか?


こんな時に、誰からでも良い
「やって見ろ」と任せて貰えたら、チャンスです。
「やって見ろ」には2つのチャンスがあります。
一つは駄目な上司から開放されるチャンス
もう一つは自分が「上司」になれるチャンスです。

能力のある人には、大方の上司は駄目な奴なので、
自分が「上司」に成る以外に救われる道はありません。
そんな道が開けたのですから

「人生に大きな幸せあれ」と「乾杯」でしょう
潜在能力が発揮できるかも知れません。
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