エンディング

最後なので、再び話を前向きに考えてみたい。

津田くんがいった理想の未来、カジノが合法化されて、麻雀から不当なギャンブルという偏見が消えて誰でも堂々と麻雀がプレーできて、雀荘もちゃんと看板を出して営業ができる。そんな未来を目指した時に、今の時点で我々には何かできることがあるんじゃろうか? 

我々とは、サイトを見ている麻雀愛好家であり、麻雀ブロガーであり、雀荘の経営者や従業員、業界団体、それから麻雀プロ団体の関係者、麻雀ゲーム開発者など、ジャンルも幅広いとは思う。もし何か輝かしい麻雀の未来に向かってできるようなこと、小さなことでもいいのであれば教えてほしい。

うーん、人に説くようなことはガラじゃないので苦手なんですが…。あえて言うなら、「色々な人と仲良くなること」「麻雀に興味のない人とも仲良くなること」ですかね…。

麻雀好きや麻雀業界人だけで「麻雀への法規制は不当だ」とうったえても限界があるような気がするんですね。「お前らそんなこと言って、結局は自分たちが賭け麻雀したいだけだろう」なんてうがった見方をされがちです。

僕はニコニコ動画で賭博罪と麻雀への法規制の不当さをうったえた事があるんですけど、そのときも、「結局はこのオサーンが麻雀したいだけだろww」なんて書き込みされましたし(笑)。

オサーン(笑)

まあ、そのへんは2chやニコニコの煽りの文化で割り切るが、確かに村社会というか外部、麻雀をやらない層との接点は1つの課題でもあるわな。

咲がアニメ化された時に解説をやったけど、すごい人数がこのサイトにもアクセスしてくれたわよね。そういうのが大切よね。普段、麻雀やらない人がいっぱい来てくれたわけだしねぇ。

だから、「自分自身は麻雀に全く興味はないけど、麻雀への法規制は不当すぎるので変えるべきだ!」みたいな、純粋な正義感(?)から我々の味方をしてくれる人がほしいんです。

そのためには、われわれ麻雀好きが、麻雀好きでない人とも交流をもって、麻雀はこんなに迫害されているんだという話を地道にしていくのが必要じゃないかと。麻雀好きは、どうしても麻雀好き同士で集まってしまいがちですが、そうじゃないと人たちと交流するのも大事だと思います。

極論をして理想をいえば、誰に動いてもらえると理想に手っ取り早くたどり着くんだ? 内閣総理大臣や国会議員のレベルとか、アメリカ政府とかの海外からの圧力とか、あるいは世論みたいな数のパワーが重要なのか?

法律を変えるのですから、やはり政治家(国会議員)の力は絶対必要でしょうね。現時点では、麻雀のイメージが悪いので、麻雀界に協力することを政治家は渋るんです。政治家はイメージが大事ですから。

なんかわかるよ。どうでもいい言葉尻をとらえて糾弾されてる政治家がいるぐらいだから、麻雀に関わったらそれこそ敵に攻撃してくれって言ってるようなもんだよな。

ただ、麻雀のイメージは少しずつ良くなってきているので、そろそろ、協力してくれる政治家が出てきてくれるといいのですが…。

手っ取り早いのは、麻雀好きが政治家になってくれることですね。このサイトを見ている人には、若い人が多いと聞きました。もし麻雀好きの若い人がいれば、ぜひ政治家になってもらいたいです(笑)。

誰かこのサイトを見て政治家になってくれるような人があらわれんもんかのうぉ…。

麻雀好きの弁護士がここに来たってことは、麻雀好きの政治家が来てもぜんぜん不思議じゃねえよ。そのうち来ることもあるだろうよ。

著書には今日、伺った話をもっと掘り下げたような内容がコミカルな文章でかかれておる。あらためて著者として、これから購入を考えている読者にアピールするようなことがあればお願いしたい。

本をブログで取り上げてくださった方の感想とかを読んでみると「ギャグが寒い」なんて批評されているのが多かったんですね。そんなことはないだろうと改めて自分の本を読み直してみたんですが、言われてみれば確かに“寒い”ことを書いているところがあるんですね。

徹マンしているときに、ハイになって、オヤジギャクを連発してしまうときとかあるじゃないですか(笑)。あの本は、好きなギャンブルのことを一生懸命書いたので、ハイになって寒いギャグも書いちゃったかのかなーと反省しました(笑)。

夜に手紙書いちゃダメみたいな話なのかしらねぇ…

ギャグ寒いというよりも、正直に申し上げるとギャグや欄外の注釈のネタが30歳前後を狙い撃ちじゃね?って感じはした…。世代がずれた時にあのネタがどこまでわかるのかってのは少し謎じゃった。

でも、主張内容は、著者としては大真面目です。

「寒いギャグを散りばめつつ、熱いギャンブル論を語った本」と宣伝しておきます(笑)

それもおっしゃる通りじゃな。法律で硬くなりがちな話を、実話や例え話をうまく使ってわかりやすく解説されておられる。なにより、実例や資料が豊富なので、読んでいて随分と取材されたんじゃろうなと驚かされた。そういった熱意が伝わってくる本であることは間違いない。

書店で「法律」関係のコーナーにおかれる傾向があるみたいなんじゃが、本屋さん勤務の人はぜひ麻雀コーナーにおいてあげてほしい。

時間もないのでそろそろ最後の質問です。

では、最後に1つお聞きしたい。

10年に一度、1勝負の間だけ金色の輝きを放つ麻雀牌がある。この勝負を制した人間には、どんな願い事でも叶うという伝説があるんじゃな。もし津田くんがこの勝負に勝った時、黄金の麻雀牌に何を願うかね?

「賭博罪が撤廃されて、麻雀が合法化されること」「庶民の娯楽が最大限確保される世の中になること」ですね。

あとは、僕にも面前の緑一色をアガらせてほしいですね(笑)

なんか、どっちも難易度高いですよね…

どちらが先に実現するか楽しみじゃな。メンゼンの緑一色が不可能ではないのと同じように、賭博罪の撤廃もまた不可能ではないのだと信じたい。

本日はお忙しいなか、どうもありがとう。これからの素晴らしいご活躍を期待しておるよ。

ありがとうございます。

まあ、健闘を祈ってるよ。どんなことをやっても反対意見ってのはあるんだよな。

こちらこそ長時間付き合っていただきありがとうございました。分かりにくい話もあったかもしれませんが、その点はお許し下さい。

そんなことはないわよねぇ。こっちの横槍が多くて逆に心配しちゃうわよ。

最後に津田センセの本をご紹介します。本屋さんやAMAZONなどで買ってくださいね。

これが今回のテーマになっている「賭けマージャンはいくらから捕まるのか?―賭博罪から見えてくる法の考え方と問題点」です。

賭けマージャンはいくらから捕まるのか?
―賭博罪から見えてくる法の考え方と問題点
賭けマージャンはいくらから捕まるのか?―賭博罪から見えてくる法の考え方と問題点津田 岳宏

遊タイム出版 2010-08
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随所に散りばめられたユーモアと、綿密な資料と取材に基づいた本ですね。法律を勉強されている方に向けた本ではなく、一般の麻雀ファンにこそ読んでいただきたいと思いますよ。

ぜひご購入くださいませ!!


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