同巡(同順)のフリテン

前回やったのが第1のフリテンとも言うべきフリテンじゃな。

麻雀の大原則として「フリテン状態ではロンあがりは絶対にできない」というものがあることを勉強した。まだ見ていない人は先に見ておくといいぞぃ。

自分の捨てた牌ではロンできない+自分が捨てた牌を含んだ待ち牌すべてでロンできないだったわよね。この場合は直接は捨ててないけども、間接的にフリテンになってしまうって感じ。

今回教えるのは「第2のフリテン」で「同巡のフリテン」という。

漢字では同巡、同順で「ドウジュン」なんじゃが正しくは「同巡」じゃと思う。まあそれはあんまり気にせんでええよ。

今、右側の図のように座っておるとしよう。
矢印はツモする順番・方向を示したもんじゃ。
新しい用語もついでに紹介しておくとじゃな、

・自分の左側に座ってる人を上家/カミチャ
・正面に座ってる人を対面/トイメン
・自分の右側を下家/シモチャ

と呼ぶので覚えておくといいじゃろう。

わしからするとは上家なんじゃが、メルにしてみるとワシは下家なんで、あくまで相対的な位置関係なんで注意が必要なんじゃな。


ここから同巡のフリテンなんじゃが、こんな形で待っておった。

    

これもの両面待ちよね。

わしはリーチせずに、誰かが捨ててくれるのをじっとまっておったとする。

するとがひょっこりとを捨てよった!!ざまぁって感じじゃ。

しかし! ロンといえるんじゃが、あえてロンといわずに見逃したとする。

当たり牌が捨てられて、ロンって言えるのになんでロンしないの?

当たり牌が出てロンといえるのに、あえて言わないことを「見逃す」といったりするんじゃが、見逃すケースはいくつか考えられる。

「自分の意志であえて見逃す」場合は以下のようなケースじゃな。

例えばロンした相手が、あと1000点しか持っていなくて、ロンするとゲーム終了になってしまい、自分は3位のままになるとかは見逃すケースもあるわな。どうしても1位になる必要がある場合などじゃな。

他にも現在1位からロン直撃ならば逆転可能じゃが、2位3位からのロンでは1位になれない場合なども見逃すケースもあるかもしれん。どちらに言えるのも何らかの「条件」が入ったしばりプレー状態なんで、条件を満たさない場合は見逃すこともある。

あと上のような手持ちの牌じゃと、もう少しねばれば役満の「字一色」も見えている。こういう場合とかは、見逃してもいいかもしれん。

あと、本当にボーっとしてて見逃したとか、自分の当たり牌を気付いていなかったとか、そういう勘違いもある。

ここで「同巡のフリテン」が発生する!


直後に次の順番のがまたを捨てた。

ああ、2回も当たり牌でたのかー。やっぱりロンしよう!

ってのが無理なんじゃな。これを「同巡のフリテン」のフリテンと言う。結論としては、もう一度自分の番が回ってくるまではロンができないんじゃよ。

これができるなら「好きなあの子からはロンしなくて、嫌いなあいつからロンしよう!」みたいなひいきができるわよねー。

そして、次の順番のが今度はを捨てた。

これもロンはできない。フリテンの状態になるんじゃよ。

そして、一周して自分の番になった時にフリテン解消!となるわけじゃよ。

再びを捨てた。これはロンができる。
自分の順番が来た時点で「同巡のフリテン」は解消されるわけじゃな。


特定の誰かを狙い打つような行為は禁止なのね?

いや、そういうわけでもないぞぃ。

同じ順番内で「あいつが嫌いだから、あの子の当たりは見逃そう」というのが禁止(=同巡のフリテン)であって、同じ巡じゃなければ特定の誰かを狙い撃ちすることはできる。自分の順番を通過してしまえばOKなんじゃな。


同巡のフリテンでよく見かけるのは、役とのからみで同巡のフリテンになってしまうケースじゃな。先に紹介したのはあくまで「自分の意志で見逃した」という感じじゃが、次のケースはルール上、見逃すしかないパターンじゃよ。

    

こういうケースの場合、役が「白」の「役牌」しかないので、では役がないのでロンできない。もちろんリーチはしてない。

 の方じゃないとあがれないのね…

誰かがを捨てたが、役がないのでロンできない。これはしかたない。この時点で避けられない「同巡のフリテン」が発生してしまう。

すると直後にが捨てられた。

この同じ順番のタイミングでを捨てられると、同巡のフリテンのせいでロンができなくなってしまうわけじゃよ。こういうケースはわりとあるので覚えておくといいかもしれん。まあ、覚えておいても、どうにもできない部分はあるんじゃが…。


最後に実戦でよく見かけるパターンをもう1つ紹介しておこう。上のパターンもそうじゃし、三色同順や一気通貫などの役でたまに見かける。

    チー!

この場合はいちおうで完成になるが、あがれるのは三色同順が成立するしかない。

役が三色同順しかないから、それしかあがる役がないのね…

非常に不安定な形になるわな。ここでフリテンについて重要な項目がある。

誰かが先にを捨ててしまった場合、1つ前の項目で説明したように役がないのでロンができない。

その直後に次の人がを捨てても、同巡のフリテンが発生しているからロンできないのよね?

そのとおりじゃな。一周して自分の順番が回って同巡のフリテンが解消されるのを待つしかない。これはさっき言った通りじゃな。一周した後で誰かがを捨ててくれるのを待つしかない。

ここで最悪のケースになるのは自分で先にをツモしてしまった場合じゃな。

をツモしても三色同順にはならない。しかたないので捨てるしかない…

ただしを捨ててしまうと、今度は前のページで説明した「第1のフリテン」にひっかかってしまうようになる。

自分でを捨ててしまったら、今度はでもロンができなくなっちゃうのね…

ちょっとややこしいが、混乱する人は前のページをもう一度見てほしい。実戦ではまれにこういうケースがある。

片方の牌でしか役がつかない、それしかあがれない場合は不安定な状態を生み出すので嫌う人も多いんじゃな。

こういう状態になったらどうしたらいいのかしら?

こうなってしまったら、ほぼ自分がをツモするのを待つしかない。ロンもできないし、ここから別の役をつけるとかも厳しいじゃろう。実戦でもたまに見かけるので覚えておくといいかもしれん。こういうのを「片がありのフリテン」と呼んだりするんじゃが、普通のフリテンと同巡のフリテンが合体したような状況じゃな。





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