ドラ

入門編もあと少しじゃよ。今回は「ドラ」について解説する。聞いたことぐらいあるかもしれん。

簡単にいえば「ドラ」とは、あがった時に「ドラ牌」を持っているだけで「1ハン」がつくわけじゃ!「ドラ」は「懸賞牌」ともよばれとるから、いわば「プレゼント牌」じゃな!ドラは毎回変わるので、麻雀の戦略に大きく影響を与えている要素かもしれん。

ドラは毎回(毎局)変わるので、新しい牌が配られてゲームがスタートしたら「今回のドラが何か?」を確認するクセをつけておくのがいいじゃろう。

画面の右上部分に、牌が裏返しに積まれているわけじゃが、
最後から3つ目のひっくり返ってるじゃな。この場合は。

このがドラなのか?

いや、ちがうぞぃ。ドラになるのは表示されている牌の次のじゃ

画面に出ている指標牌がならば、
持っているだけで1ハンの役になるドラは次のじゃな。

指標牌がならば、ドラは次のじゃな。

指標牌ががならば、ドラはになる。

指標牌がの場合はグルっとまわってになる。

今の状態はが指標牌なので、ドラはになるわけじゃよ。

字牌の場合はどうなるんですか?

字牌の場合じゃな。


みたいな感じでサイクルしとる。


三元牌はこういうサイクルじゃな。

つまり、画面に見える指標牌がの場合ならば、ドラはになる。

が指標牌ならばドラはじゃな。

当然が見えているならば、ドラはじゃよ。

同じカテゴリーの牌の中で、ぐるぐると循環してるんだな。

まだ配られる前じゃが、この場合じゃとがドラと表示されてるわけじゃから、ドラはじゃな。

仮に自分の手がこんな感じじゃったとしようか。

    

役はなにかわかるかなぁ?

リーチをしていたら
リーチ(1ハン)+役牌(1ハン)で 合計2ハンの手ね。

だが、今回はドラであるを3枚もってるな。

だからドラ1枚につき1ハン、この場合は3枚もってるいるから(3ハン)プラスされるぞ。

つまりわぁぁぁ~

リーチ(1ハン)+役牌(1ハン)
+ドラ(1ハン)+ドラ(1ハン)+ドラ(1ハン)
=合計5ハンの手に跳ね上がるのじゃ!

おお!なんか、簡単ですげえじゃねえかよ?

確かに簡単ですごいが、相手があがったら同じことやられるからね。

注意点はドラはあくまで「プレゼント牌」であって「役」ではないぞ。あがって初めて1枚につき1ハンがプレゼントされるわけじゃよ。ドラ牌を1枚もっているからといって「麻雀は最低1ハンの役がないとあがれない」という条件をクリアーしたことにならないのじゃ!ドラだけであがるとかは不可能なんじゃな。

じゃあドラ牌をいくら持っていても意味がないってことよね。他になにか、リーチでも、役牌でも、ホンイツでもいいから、役を作った上での「ドラ」って感じかしら。


ま、そういうことじゃ。あと「リーチ」との関連じゃが「リーチ」をした上であがると、「裏ドラ」というものを見ることができる。これは「リーチ」をかけてあがった人だけの特権じゃ。

ドラは全員に見えているが、裏ドラはリーチをした人だけしか見れないぞ!何が裏ドラかはゲーム中は最後まで全員がわからないんじゃな。画面で見ると裏ドラはこんな感じ。

裏ドラの画像

裏ドラはドラを示す牌の真下にある牌じゃから「裏ドラ」という。リーチかけてあがってみないと誰もわからないんじゃよ。

さっきもいったように、この役は

    

リーチ(1ハン)+役牌(1ハン)
+ドラ(1ハン)+ドラ(1ハン)+ドラ(1ハン)
=合計5ハン じゃな。

この場合、「リーチ」をしていると、さらに「裏ドラ」が見れる。何度もいうが「裏ドラ」はリーチをかけてあがらないと見ることができないので、最後の最後まで何かわからん。

裏ドラをあけてみたらじゃな、が裏ドラの指標牌じゃったとしよう。

が表示されてるってことは、裏ドラはですね。

リーチ(1ハン)+役牌(1ハン)
+ドラ(1ハン)+ドラ(1ハン)+ドラ(1ハン)
裏ドラ(1ハン)+裏ドラ(1ハン)+裏ドラ(1ハン)
=合計8ハン に一気に跳ね上がるぞ! ひゃっほう!

まるで、椎名林檎ちゃんのライブチケットがヤフーオークションに出品された時のような跳ね上がりぶりじゃ!高すぎてライブにいけんぞ!

けっこう運まかせだが、簡単に点数があがってくんだな。裏ドラがのるかどうかは運だろうし、ドラを持っているかも実力あんまり関係ないみたいだしよ。

まあ、ドラと裏ドラはプレゼントみたいなもんであって、欲しいと思っても手に入れられるもんではないしな。

裏ドラを見る条件はリーチじゃ!と覚えておいてくれ。

1つ前の「ポンとチー」項目で説明したように「ポン」「チー」すると「リーチ」ができなくなる。その時点で裏ドラを見る権利も失う。

この意味で、大きな手を狙いたい時はやっぱりポン・チーといった「鳴く」ことをせず、メンゼン状態で攻めることをすすめるぞぃ。そして「リーチ」をかけて裏ドラなども含めて高得点を狙う。

何度もいうが、他の役があって初めて価値のあるドラじゃから。間違ってもドラのみであがることはできんので注意が必要じゃよ。


たまにこういう赤い牌が混じっているじゃない? これも点数があがるの?

いいところに気がついた。

近年は「赤ドラ」と呼ばれるが混じったゲームも増えているわな。

これもドラと一緒の扱いで、あがった時に1ハンの扱いになる。ただし赤ドラは「役」ではないので、赤ドラだけであがるとかは無理なんじゃな。普通のドラは毎回ランダムに変わるが、こっちは「固定ドラ」と思っていいじゃろう。

ちょっと変な感じがするわね。こういうは何枚入っているのかしら?

何枚入っているかは、その場のルールによる取り決めじゃな。

4枚あるうち2枚だけ赤とか、1枚だけ赤とか。あとは、ピンズのみ3枚赤色とか、そういった変則的なものもあるよ。

赤い牌が多いほうがゲームとしては面白いんですかね?

面白いかどうかは好みじゃろうな。ドラは日本式麻雀独自のルールで、戦後になって登場した歴史の浅いルールではあるんじゃ。

「ドラ」「裏ドラ」「赤ドラ」を批判的にいえば、運まかせの要素で点数が簡単にあがっていく。結果的に苦労して作る「ホンイツ」や「イーペーコー」などの役の価値を落としているんじゃな。ちまちまと役を作るより、ドラを抱えてあがればいいじゃんみたいな。実力のない人でも、運よくドラさえ持っていたら上手い人を点数でガンガン追い込んでしまう場合もある。

肯定的にいえば、ダイナミックな点数変動の激しいエキサイティングな麻雀が楽しめる。弱い人でも強い人に勝つチャンスも生まれるし、ゲームとしては楽しめる人も多いんじゃろう。赤牌を4枚全部入れたルールや、合計で12枚の赤牌が入った麻雀も、やってみたら楽しいかもしれんし。

結局は好みや得意不得意の問題になるかもしれん。上手い人でも「赤牌入りの麻雀はちょっと苦手だ」って人もおるし、「今時、赤なしはつまらない」って人もおる。「ドラなし」ルールはさすがにないが「裏ドラなし・赤ドラなし」のルールは打つ機会があるかもしれん。運の比率が低い麻雀じゃな。

ドラについては絶対に画面上にあるので、牌が配られたらまずはドラを確認するように。

アーケードのSEGA MJなどは、ドラになっている牌を光沢で光らせて知らせてくれる親切な設計になってたりするわな。

とりあえず、ゲームが始まるたびに今回のドラが何であるのか確認するクセはつけておいたほうがいいじゃろう。





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