咲-saki-麻雀解説 第4話「翻弄」2/4

ネタバレしてるんで、放送を見ていない人は注意するよーに。

後半部分で麻雀の闘牌シーンがあるので、この場面を取り上げてみよう。

カツ丼さんね・・・。

カツ丼プロこと藤田プロと、咲ちゃん、原村さんに、知らないおっさんを加えた対戦じゃったよな。

いきなり南4局の場面からはじまっとるが、ここで少し戦術的な攻防がはいるので、ルール解説とあわせて解説していく。


東家のおっさん 22700 (親)
南家 咲 18500
西家 藤田 25700
北家 和 33100

ドラ


原村さんがトップの状況で、そのほかの3人が追いかける展開じゃな。ドラについては後で説明する。

終盤のトップとるための攻防で考えなきゃいけないのは、ツモでOKなのか? ロンで相手から直撃しないといけないのか? 他の誰かからのロンでもOKなのか? という点数の動きじゃな。

ツモの場合は、3人で分割した点数が入るのよね。

ロンの場合は、振り込んだ人とあがった人の間でだけ点数のやり取りがある。


親のツモとロンの画像


子のツモとロンの画像


この咲ちゃんの場合じゃと、仮に12000点の手をあがったとしよう。

自分が12000点増えるってのは単純に理解できると思う。

追加して考えるのは、相手の点数の減り具合じゃな。

親のツモ (12000点だった場合) → 子(4000点)×3人=12000点

子のツモ (12000点だった場合) → 親が半分(6000点)+子2人(3000点)×2人=12000点

親のツモの場合は残り3人で均等に割る。

子のツモの場合は親がまず半分払って、残りを子で二等分する。親はツモされた時の失点が大きい。

相手が減る点数を考慮に入れてみよう

咲ちゃんが例えばこの状況でツモして12000点をあがったとした場合じゃな

・咲 18500点 +12000点 =30500点
・原村 33100点 -3000点 =30100点

という感じで逆転トップが可能なんじゃな。

ただし、藤田プロからロンだった場合には

・咲 18500点 +12000点 =30500点
・原村 33100点 変動なし
・藤田プロ 25700点 -12000点 =13700点

という感じで、トップには届かない。

こういう感じで、誰からどう点数をあがれば、逆転トップになるのか? という部分の戦略が終盤の麻雀にはあるということを、覚えておくといいかもしれん。

ドラを考えてみよう

あと、ドラの説明してませんね。まだ。

それがまだじゃったな。

以前に赤いドラの話はしていたと思う。

これはもっているだけで1翻分の役になることは説明した。

こういう固定のドラとは別に、毎回毎回、ランダムで「持っているだけで1翻になる」ドラというものが麻雀にはあるんじゃな。本来は「ドラ」といえば、こっちのものを指す。

牌の山の中で1枚だけ表にめくれている牌がドラを示す牌になる。どんな麻雀ゲームでも絶対にドラの表示はどこかでされているので確認を忘れずに。

お約束通りいっておくが、上の場合のドラじゃとを持っていれば、1翻アップになるかのか? といえばそうではなくって、このドラ表示されている牌の次の牌がドラじゃから。

この場合はが表示されているので、ドラは。1枚持っているごとに、ドラになって1翻あがるって話じゃな。

    

こういう状態であがると「ドラ3」ということで、3翻相当の役になって点数がアップする。

のドラ表示の場合は、ドラはです。

がドラ表示されている場合は、ドラはです。一周しますね。

字牌の場合は

 →  →  →  で一周します。

 →  →  で一周します。

の場合はドラはです。

の場合は一周してがドラになります!

の場合はがドラになります。

が表示されている場合はドラはですねー。

カンをするとドラが増える

今回のカツ丼プロとの戦いの前に、この「ドラ」周辺の知識を付け加えておく。

まず、咲ちゃんがよくやる「カン」という動作がある。

4枚持っている時に、カンって言って、3枚1組のグループをつくっちゃうのよね。

    

こんな感じで持っている時に最後の4枚目のをツモしたので

              カン!

とする。このまま捨てると数があわなくなるので1枚補充するわけじゃが、これであがると咲ちゃんの必殺技ともいえる「リンシャンカイホウ」という役になるのは以前にも説明した。

カンは絶対にしないといけないわけではなく、状況を見てやる必要がある。

    

こういう状態からが4枚あるのでカンできるのは確かなんじゃが、

結局はが残ってしまう。これどうするよ? って話になるわな。

カンできるからって、何も考えずにやると、不利になるのよねー。

それともう1点、カンすると「ドラが増える」という特徴がある。

ドラが増えるってのは、自分だけに有利というわけではなく、全員に影響があるんじゃな。

じゃから、自分があがれる可能性がぜんぜんないような状態で、カンできるからといって無闇にカンをすると、大変なことになる場合がある。相手を有利にするだけのケースもあるわな。

これはぜひ覚えておいておくれよ。

あと最後に1点。

リーチをかけるてあがると、もう1個ドラが増える。

これは「裏ドラ」と呼ばれるもので、ドラの表示している牌の真下にある牌じゃな。これはリーチをかけてあがった時にはじめて見れるもので、何があるかは誰もわからない。

リーチだけの1翻の手が、あがってみたら裏ドラが3つものって思わぬ高得点になるケースもありますねー。

この場合、正規のドラ表示牌がなんで、ドラは

カンしていることによってカンドラの表示がで、つまりドラは

この2つに加えて、それぞれの真下にある裏ドラがリーチしてあがると見れる

カンはドラが増えるのと、増えたドラの裏ドラまで増やしちゃうのよね。

そう、咲ちゃんはカンをよくやるわけじゃが、いいタイミングでやらないと、ドラが増えるわ、そのドラの裏ドラは増えるわで、本当にやばいことになりかねん。

そういった知識を前提に藤田プロとの戦いを見ていこうか。


Check

このエントリーをはてなブックマークに追加


このページの先頭へ