初心者のための咲-saki-麻雀解説 第9話 「開眼」

決勝戦がはじまっちゃたわねー。
決勝戦は半荘(ハンチャン)2回×5人ってことなんで、けっこうな長丁場じゃよな。それに、麻雀大会は個人戦が多い中で、団体戦ってのは、特有の難しさがあるんでないかと思う。
食べ物や飲み物は別にいいんですが、卓の上に置いたりするのはマナー違反ですねー。

ネットマージャンの場合は、ジュースをキーボードにぶっかけたりすると、本当に大変なことになります。牌は捨てないいけないわ、キーボードは拭かないといけないわ。
タコスを食べると強くなるのは、いわゆる「ゲンかつぎ」の一種なんじゃと思う。ギャンブルや勝負事の場合は、こういうのを気にする人も多いわな。逆にまったく気にしない人もいる。

ネット麻雀とかプレステのゲームとかでも、ディスプレイの向きとか、座るポジションなどがかわると「なんか気になる」ってことで、雑念が入ったりするので、運がどうこうとは別に、自分が一番集中できる環境を作るってのは、わりと重要なんじゃないかと思う。
タコスを食べられちゃったのね・・・。
悪意はないと思うが、こういう「卓外戦術」麻雀以外の部分で、相手に精神的なゆさぶりをかけるのは、わりと対人戦のゲームでは常套手段じゃないかと思う。しかし、これを麻雀勝負の範疇に含めるのかどうかは、以前にも話したとおり、麻雀観みたいなところでわかれるわな。

ボーリングとかのメンタルなゲームじゃと、こういうのも大事じゃよな。

えー、さっそく解説に入るが「イーシャンテン」という言葉が登場するわな。漢字で書くと一向聴になる。
「東場無敵の私がようやく一向聴・・・
麻雀では、あがりの一歩手前を「テンパイ/聴牌」というんじゃが、そのテンパイのさらに1歩手前が「イーシャンテン」になる。つまり、あがりの2個手前のことじゃな。

一向聴のさらに一歩手前は「二向聴(リャンシンテン)」というし、その手前は「三向聴(サンシャンテン)」というので、覚えておくといいかもしれん。

咲のエンディングの歌の歌詞にも登場するし、古くは高橋留美子の「らんま1/2」の歌の歌詞にも登場する。「イーシャンテン」が言いにくいので「イシャテン」といったりもするわな。
片岡さんの手を実際に見てみましょうか。

    

上の状態が「二向聴(リャンシャンテン)/テンパイの2歩手前/あがりの3歩手前」です。

ここでツモ。を捨てて「一向聴/テンパイの一歩手前/あがりの2歩手前」です。

    一向聴
「東場無敵の私がようやく一向聴
この場合、を次にツモしてくると「テンパイ/聴牌」ですね。リーチもかけることができます!テンパイ/聴牌の1つ手前なんで、一向聴ですー。

仮にをツモしてくると待ちのテンパイです。
リーチするかしないかはおまかせします。

     テンパイ/聴牌
麻雀のスタート時点、牌が配られた時点では、平均すると「3.5向聴」前後といわれてるんじゃな。

つまり、3〜4回ぐらい有効な牌を引くと、聴牌(てんぱい)になる。4〜5回ぐらいであがれるという感じ。その間に当然、無駄な牌を引いたりするので、時間がかかるわな。
「チーチャ、タコス女の手が進んだ。この流れは絶っておきたい」
ってセリフがあるけど、なんでそんなのわかるの?
チーチャ(起家)ってのは、そのゲームのスタート時に親の人じゃな。「出親(でおや)」という。最後に親が回ってくる人を「ラス親」とか言う。

なんで手が進んだかわかるかってのはを捨てたからじゃと思う。

麻雀では456あたりの数字は、周辺の3〜7あたりの数字とくっつきやすいので、序盤にいきなり捨てるってことは理由がない限りは、あんまりないんじゃなー。

を捨てるってことは、ほぼその他の部分が完成しかかっているというサインにもなる。ゲーム中でも相手がド真ん中の部分を捨て始めたら危険サインってことじゃろう。

しかも、片岡さんは、たまたまツモしてきたがいらなかったというケース(=ツモギリ)ではなくって、自分の手の中にあったを選んで捨てている(=手出し) なんで、なんらかの変化が手の中であったと見るのが妥当かもしれん。そろそろテンパイに向かって煮詰まってきている感じかな。
井上さんのをポンするのは? これいいのかしら?
そう、そこは面白いので次回に検証してみよう。
けっこう長くなりそうなんで次回に続く!

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