咲-saki-麻雀解説 第2話「勝負」2/3

ネタバレしているので閲覧にはご注意を!

さっそくなんじゃが、新しい役がでてきてるわけじゃが順番に説明しよう。

ダブリー・イッパツ・ツモ
2000・3900

ダブルリーチ

まず「ダブリー」とは「ダブルリーチ」の略でいきなり一巡目にリーチをかけることじゃな。理屈としては簡単なんじゃが、やるのは難しい。普通のリーチより1飜多い「2飜」の役になる。

ビンゴとかパチンコで2ラインでリーチがかかる「ダブルリーチ」とはちょっと意味が違うので勘違いしないように。

配られた時にすごい牌が良かったという感じで、実力どうこうの話ではないわな。

注意点としましては、自分の順番がくるまでに「ポン」や「チー」などがあると、それはダブルリーチにならないということですね。

役の出現頻度は19位のリンシャンカイホウの次の、第20位にランクインされています。見た目ほど、難しいってわけではないので、麻雀やってたらそれなりに見かけますね。

リーチすることを麻雀のスラングで「曲げる」というんじゃな。これは牌を捨てる時にリーチの宣言牌をわかりやすく横に曲げるからじゃよ。

 九萬でリーチが入ったという意味になる。

SEGAのMJなどでも実況が入るゲームでは「ここで曲げてきたぁぁぁ~」とかダブルリーチは「いきなり曲げてきたぁぁ~」とか言われたりする。ダブルリーチに関しては、これは麻雀が上手いとか下手とかそういう問題ではないので、ラッキーじゃよな。ダブリーかけたけど結局あがれなかったというケースもけっこうあるわな。

ダブルリーチ

それから「イッパツ/一発」これは関西では「ソク」とも言われる。

言葉で説明すると、リーチして1巡以内にロンかツモすれば一発になる。

ここでは

・まず咲ちゃんがリーチを宣言する

・次の原村さんが捨てた牌が咲ちゃんのロンだった場合 →一発

・その次の染谷さんの捨てた牌がロンだった場合も一発

・その次の片岡さんの捨てた牌がロンでも、もちろん一発

・一周して、ここで咲ちゃんがツモすれば一発(リーチイッパツツモ/リーソクツモ)

・これ以降はイッパツの権利はなしということになる。

これも注意点としては、途中に誰かのポン・チー・カンなどがあると一発の権利はなくなりますね。とりあえず、リーチ宣言後の1巡は注意してください。

それから「ツモ」よね。正確には「メンゼンツモ」

ポン・チーしていない状態で、自分で引いてあがりだったら1飜つくのよね。

メンゼンとは漢字で書くと「門前」となる。これはポン・チーなど、相手の力を借りていない、相手の捨てた牌を奪っていない状態を指す言葉なんじゃな。

だから「メンゼンツモ」は、ポン・チーしていない状態でツモすればつくので、別にリーチしているかどうかは問題じゃないんじゃよな。

カンの場合は

 自分で4枚とも集めるカン「暗カン」と呼ばれるものの場合はOKじゃよ。このカンはリーチもできるし、メンゼンツモもちゃんと付く。ちゃんと4枚自分で全部集めてるわけじゃし。

ただし、

 自分が3枚持っている時に、誰かが捨てた4枚目のをもらうカン、こっちは「明カン(ミンカン)」と呼ばれるが、これはリーチもできないし、相手の力を借りているので面前/メンゼンにもならんので注意が必要じゃよな。

復習もかねて点数の計算もしておこうか。

役のほうは

・ダブルリーチ(2飜)+イッパツ(1飜)+メンゼンツモ(1飜) =4飜

こんな感じのあがりですね。

         ツモ!

え~と、符の方は

があるから4符よね。漢字と1&9は「8符」になるけど、これは数字の2~8なんで。

あとは、どんな状況でもツモすれば2符つくのよね。

最後のからを引くのは当たり牌が1種類しかないので2符つく。

それから絶対にもらえる20符を足すと「28符」になる。1の位は切り上げるので30符になるわな。

つまり「30符/4飜」の点数になる。

7700点なんじゃが、ツモの場合は

・まず親が半分払う → 3850点

・子どもがその半分を二人で出す → 1925点×2人

10点単位はないので数字の切り上げを行うので2000/3900となる。

余談じゃがこのへんが麻雀の点数がいびつなんじゃよな。本来は親が子の倍の点数になるのに、2000と3900になってる。点数は早見表を使わずに出すことも可能なんじゃが、恐ろしく煩雑な計算になるので誰もそんなことやってないと思う。興味がある人はウェキペディアとかで調べてみたらいいじゃろう。

ダブルリーチが入ってツミコミか? って突っ込みを言われてるけど自動卓じゃ無理なのよね。

昭和の50年代に自分で山を積まなくても良い自動卓が登場して、最近はものすごくハイテクしとるわな。点数の表示はもちろん、牌を自動で配ってくれるようにまでなっておる。

近代麻雀漫画生活」さんでも指摘されてたが、この部室で使ってるやつは「アモス・マーテル」と呼ばれる機種じゃと思う。定価で198000円なんで、無茶な値段ではないわな。バイト2ヶ月分ぐらい?

町の雀荘で「セット」とか「貸し卓」とか書いているところは、1時間1000円以下で貸してくれるんで、友達連れていくのもいいかもしれんな。

ツミコミって自分の好きな牌をあらかじめ自分に来るように調整ってことよね。

漫画や映画ではできるのはわかるんだけど、本当にできるの?

youtubeにイカサマを実演している方の動画あったので紹介しておこう。

これは「元禄積み」と呼ばれる技で

を自分のツモする順番の場所に置いておくんじゃな。

http://www.youtube.com/watch?v=pBVUkunAO3g

何の牌かは、実際に目で確認するわけではなく、牌の表面を触って何かを当てる「盲牌(もうぱい)」と呼ばれる技を使うんじゃよ。いちいち目で確認してたら、さすがに怪しいじゃろ。

字牌はわかりにくいんじゃが、なんかは誰でもわかるんで、実際に牌を持っている方はやってみたらいいと思う。

ハイテク自動卓の登場でこういう技ができなくなったんじゃな。

これも麻雀ライターの福地君に教えてもらったんじゃが、自動卓はどれだけハイテクになっても、中央にあるサイコロだけはデジタル表示にならんみたいじゃよ。サイコロはどこからツモをはじめるか? などの場所を決めたりするのに使うんじゃが、自動卓でも昔ながらのサイコロが入っておる。咲のオープニングでもサイコロが踊ってるシーンが写っとるよ。

なんでデジタル表示にしないの?

なんでも、デジタル表示だと昔ながらの人は「本当にランダムなのか?」ってのを疑うらしいぞぃ。デジタル表示じゃと、誰かが操作しているとか、そういう疑惑を持つ人がいるので、アナログなサイコロを使ってる人が多いんじゃよ。

そんな疑惑持つ人もいるのねー。

この手の話の延長で、ネット麻雀は「牌を操作している」とかの疑惑があるわな。

「どこそこの麻雀で赤なし東南戦最強の俺様が、こっちの麻雀で最強になれないのは、作ってる奴が牌を操作して俺をおとしいれようとしてるからだー!ガッデム!」とか、そういう話はけっこう聞くわな。

まぁ、ことの真相はわからんが、さすがに特定の1ユーザーを監視して牌を操作するほど、作ってる人も暇はないじゃろうし、するメリットもいまいちよくわからんわな。

さて、今回も長くなったので次回に続く!

あいかわらず長いっすねー


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