登場人物:フィツジェラルド社

名前: フランシス・S・F・ジェラルド
年齢:推定40歳  国籍:日本→アメリカ

博士の麻雀講座第1期生、第1回大会優勝者の谷崎宗一郎とは同期生・良きライバルであり、親友でもあった。麻雀の実力は第1回大会で優勝を狙えるほどだったが、「イカサマ」の技術を巡って博士と喧嘩になり、大会の前日に博士の講座を飛び出す。ジェラルドは世界最高の麻雀における「イカサマ技」の技術を持っていた。

日本を飛び出したジェラルドはシリコンバレーに渡り「フィツジェラルド社」を設立。世界ではじめてAI(人工知能)の実用化に成功し、巨万の富を築きあげる。時にその強引な手法は世間から非難を浴びることになる。

現在でも博士との不仲は続いているが、MIOの開発計画に協力するなど、意外に義理堅い一面を持ち合わせる。第2回大会へは独自に黄金牌を狙って参加することになる。その心中は誰も知ることができない、謎の多い人物。

「フィツジェラルド社」のチーフプログラマーにして、ジェラルドがもっとも信頼する秘書官。MIO開発プロジェクトを担当し、成功を収めたことにより秘書官に抜擢される。自分自身の性格データをベースにした人工知能は画期的な成果をあげる。

ジェラルドの強引とも思える手法には反感を抱きながらも、ジェラルドを心から尊敬する、献身的な性格。麻雀を楽しむための知的なゲームととらえ、ギャンブルとして扱う人間を嫌悪する傾向がある。

ジョー・サトリアーニとは古くからの友人であり、結婚を約束した仲ではあったが、第1回世界最強麻雀大会後の混乱期に、ジョー・サトリアーニは消息をたった。今でも、サトリアーニに一途な思いを抱き続ける。



黄金牌を巡る物語序章

登場人物 その1 谷町九丁目麻雀教室

登場人物 その2 九龍麻雀会

登場人物 その3 フィツジェラルド社

登場人物 その4 ゲスト/現実世界の人々
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