最高位戦日本プロ麻雀協会

麻雀プロ団体もいっぱいあるんだな。

最後にご紹介するのは「最高位戦日本プロ麻雀協会」という、麻雀プロ団体の中では最も古い集まりになります。1976年の創立なので、けっこうな歴史があるといってもいいかもしれませぬ。麻雀そのものが日本に伝わってまだ100年少しなので。

正確に「最も古い」という話になると「日本麻雀連盟」という団体があり、こちらは国語の教科書にのっている作家の菊池寛が1928年に創設しました。ただ今、すごく表立って活動しているかといえばちょっと微妙になりそうなので割愛します。

そうなると、この「最高位戦日本プロ麻雀協会」が最も古い団体といってもいいかもしれません。元々は竹書房主催の「最高位戦」というタイトルマッチを競うための大会が母体で、そこから選出が自主運営する形で今の運営形式になったみたいです。

日本プロ麻雀協会と名前が似てて、ちょっと混乱するな。最高位戦がつくほうが古いんだな。わかった。

他の麻雀団体は源流をたどれば、この最高位戦日本プロ麻雀協会から独立したり喧嘩別れした団体になるので、ある意味でプロ団体の源流といってもそう間違ってはないでしょう。

出版物やメディアにわりと露出している有名雀士という意味では、女流の渡辺洋香、代表の新津潔、長考が有名な金子正輝といった選手が所属しています。

渡辺洋香の関連作品

最高位戦の中でというだけでなく、女流プロというカテゴリーの中でも最も有名な雀士の一人といっても間違いないのが渡辺 洋香(わたなべ ようこ)さんではないでしょうか。写真集の発売や倉田真由美の作品『だめんず・うぉ〜か〜』に登場したり、Vシネマに出演したりと、けっこう多岐にわたって活動しておられました。メディアの露出も比較的多かった人です。

最近は見ないよな。

アイドルっぽい感じで第一線で活躍されていたのが10年ぐらい前になる。最近は新宿に自分の雀荘をオープンされて、そこでの活動に専念されておるような感じなので、メディアの露出が減っているような気がする。

麻雀の入門書を書いていたりもするし、タイトルの経験もある。なにより、麻雀が強いって話も聞くので実力もあったんだろうと思う。今はさすがに「現役のアイドル」って感じではないが、それでも知名度がある女流雀士という点では間違いないと思う。

やさしくわかる麻雀入門―楽しみながら覚えよう!

くらたま&ヨーコの恋愛道場~教えて!10人の達人たち~

新津潔と金子正輝

最高位戦を代表する麻雀プロというと誰か迷う部分はありますが、代表を努められている新津潔(にいつきよし)さんもその一人でしょう。よくMONDOの名人戦とかにも出場されているベテランプロみたいなポジションになります。

写真見る限り、やしきたかじんに似てない?

確かにネットではそういった声も聞きます…。数年前に本を出版されました。最高位戦は最近「Maru-jan」と提携したので、Maru-janにいけば最高位戦の選出と打てると思います。

金子正輝(かねこてるまさ)さんも代表的なベテラン麻雀プロといってもいいかもしれません。金子さんは打牌の「長考」が有名な人で、テレビ中継なのに2分くらい考えたりして、解説だった来賀友志さんから「静止画像」とか言われたのは、わりとネタになっています。あと麻雀マナー的な部分でどうかなと思うようなことが多々あったり…

2分の長考とかされたらキレていいだろ?

ネット麻雀は時間制限あるが、麻雀のルールとして「1打は○分まで」というルールは普通はない。4人のプレイヤーの常識的な感覚が基準になる。だからルール違反ではないが、どうなのかといえば、これはさすがに微妙と言わざるをえない…。

麻雀押し引きの戦術(新津潔)

金子正輝の麻雀 会心の一打

その他の最高位戦関連の商品

他のプロ団体がアーケードゲームと提携する中で、最高位戦は歴史はあるけどそういったメディア露出が積極的ではないといった印象もありましたが、最近は先に書いたようにMaru-janと提携をしたり、若手・中堅のプロが本を出版したりといった感じで老練ながらも時代に対応をはじめているといった感じです。

老練ながらもコスプレのペアマッチイベントをやったり華やかな部分も多いです。すさまじい狂ったような長時間のDVDを発売したり、たまにはじけてる感じもいいですね。

関連のホームページや書籍をピックアップしてみましょう。

最高位戦日本プロ麻雀協会 公式ホームページ

数年前まではフルFlashの見難いページだったがリニューアル。所属選手などが見れる。

Maru-jan プロリーグ

ネット麻雀のMARU-JANと提携して始まった最高位戦のプロリーグです。

マイナビ麻雀BOOKS 最強麻雀 リーチの絶対感覚

最高位戦の所属雀士、村上淳プロが手がけた書籍。最近出版されました。


Check

このエントリーをはてなブックマークに追加


このページの先頭へ