咲-Saki-

咲は面白いな。けどなんでこんな人気になっとるん? 知らない人もいるだろうから、時系列に沿って説明してみろ。

わかりました。麻雀漫画はいわゆる「ジャンル漫画」なので、ルールや麻雀プレイヤー以外にヒットするのはハードルがあるのですが、そんな中でも「麻雀マニア」の層を越えてヒットしアニメ化される作品もあります。

近年のヒット作品でいえば週間少年マガジンで連載されていた「哲也」のシリーズや、福本伸行の「アカギ」などです。ネットでは「ムダヅモなき改革」なども映像化されました。場合によっては地上波で放送されるケースもあります。麻雀という特殊なゲームを扱うので、どうしても作品を楽しもう思えば知識がいる、一般人には受けないみたいので視聴率もとれなさそうって感じで敬遠されるんですな。

「ヒカルの碁」みたいなもんか。

ヒカルの碁もそんな感じ。囲碁のルール知らない人の間にもヒットした作品といえる。麻雀というジャンルの中で近年の最高ヒットが「咲-Saki-」になるという話です。スポーツ漫画でも「野球」「サッカー」ぐらいまでは普通に理解できるが、それ以外でヒットを飛ばそうとなると難しさがよくわかる。

なんでヒットしたの?

一般層にヒットする麻雀アニメに共通するのは、やっぱりキャラクターの魅力でしょうか。アカギにしろ、哲也にしろ、咲にしろ主人公の魅力はもちろんですが、周辺を彩るキャラクターの個性などが、麻雀という部分を抜きにしても立っているみたいな部分が必須でしょう。これは映画でも小説でもなんでも必須ですが。

それから「麻雀」の見せ方が工夫されている点も重要でしょう。基本的に普通の視聴者は麻雀のルールなどわからないわけです。それなのに「麻雀での攻防」が物語の重要なファクターになるので、これをいかに表現するのか? 哲也の場合はイカサマやトリック部分など実際の麻雀ではできないようなディフォルメされた麻雀の技術・能力で魅せる、アカギは麻雀の複雑な要素に触れつつもキャラクターの個性で押し切るような部分でしょうか。咲も含めてこういった要素をバランス取りながら、一般視聴者に見せています。

ルールを知っている読者層や、場合によっては純粋な麻雀の技術が求められる専門誌での麻雀漫画とは、ちょっと毛色が違うものが求められるという点です。

美少女の要素は違うのか?

美少女キャラという特にネットで受けそうな要素も確かにヒットの要因としてはある。萌えとかそういった部分や、ネタにされているパンツをはいていないような描写なども確かに要素としてはある。だけど、ではキャラクターを全員美少女でやれば麻雀漫画がヒットするのかといえばそうではないので、やはりそれ以外の要素も大きのだと思う。

ヤングガンガン連載の咲-Saki-

作者は小林立(こばやしりつ)という方で、これが謎の多い方なので性別が男性なのか女性なのか、非公開になっているので論争にたまになります。連載は2004年頃からヤングガンガンという雑誌で連載されています。これがオリジナルに当たるといっていいでしょう。

何巻まで出てるんだ?

2012年の春現在で9巻まで出ている。他にも外伝や番外編みたいなものはあるが、どれから手をつけようか迷っている人はこれから読むといいかも。

咲の人気を支えている部分としては、麻雀初心者は別に何気ないシーンでも麻雀上級者や知識があって見ると丁寧な描写もあってそういった部分で玄人受けもしているみたいな部分もある。長野県あたりを舞台のベースとしているので、聖地巡礼みたいなことも盛んに行われている。

まさに近年を代表する麻雀漫画といって間違いないと思う。

咲-Saki 1 (ヤングガンガンコミックス)

地上波でも放送された咲-Saki-のアニメ(第1期)

2009年に深夜番組として放送されたものがDVDで発売されています。高校の麻雀部で全国大会を目指すという話なんですが、その地方予選にあたる部分が描かれているのがこのシリーズです。原作に忠実な感じなので、アニメから見始めても別に悪くはないと思います。

このサイトでも解説をやったよな!

このアニメ放送にあわせて麻雀初心者のために咲の解説をやりました。ネットでもけっこう評判よかったのは喜ばしいこと…。

初心者のための咲-Saki-麻雀解説

別に麻雀のルールを知らなくても「点数が動いてるなー」とか「窮地に立たされてるなー」とかはなんとなくわかるので、別に楽しめないってことはないです。ただルール覚えておいたほうがいいかもみたいな。わがサイトの解説とあわせて視聴すると面白さも倍増です!

咲-Saki- 1 初回限定版 [DVD]

咲-Saki-阿知賀編(アニメ第2期)

2012年の春にアニメ放送なのが、咲の外伝、番外編みたいな感じの「咲-Saki-阿知賀編」です。原作の漫画「-Saki-阿知賀編 episode of side-A」があって、それがアニメ化されるという具合です。続編ではないですし、いきなりこれを読んだり見たりする前に本編のオリジナルを見ておいたほうが良さ気ですな。

どう違うのか?

本編オリジナルの準主役、ライバル役でもある原村和(はらむらのどか)は清澄高校というところに所属しているのですが、転校する前にいた阿知賀女子学院の旧友達が活躍するという意味で時系列的にも続編ではないですし、番外編と呼ぶのがふさわしいのではないでしょうか。

咲-Saki-関連の商品

人気作品の例にもれなく、非常に多くのグッズや商品が発売されています。麻雀牌やゲームもあれば、抱きまくらやフィギュアといった商品も充実しています。作品中でメイドの格好をするシーンもあるので、そういったバリエーションも多いです。さすがに全部は紹介しきれませんが、代表的なものをご紹介しましょう。あとは同人誌の世界でも非常に人気のキャラクターなので、二次創作も活発に行われているのが現状です。

咲-Saki- Portable BEST

PSPで発売された咲のキャラクターを使った麻雀ゲーム。本格的な麻雀ゲームというよりもキャラを全面に出したゲームです。

咲-saki- 麻雀牌Ver.3.0

咲の図柄を使った麻雀牌。もちろんちゃんとした麻雀牌です。いくつかバーションがありデザインが異なる。

咲-Saki- ラブじゃん マホちゃんの必殺技完成!

咲を題材にした初心者向けの麻雀ルール解説本&ファンブック


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