符計算の思想と歴史

今回からいよいよ符計算に触れていく。麻雀初心者にとって難しい部分ではあるんじゃが、ゆっくりと覚えていけばわかる。ぶっちゃけ暗記の項目もあって、なかなか1日でというわけにもいかんが、考え方さえマスターすれば、あとはやってれば自然と覚えてくるじゃろう。

符計算を覚えると点数が正確に出せるし、接戦にも対応できる。それから「点数計算できないよ…」という変な負い目もなくなるじゃろう。

麻雀アニメの咲も、主人公の宮永咲とライバルの原村和の初対決は、符計算が物語の重要な要素になってたわよね。

先に伝えておくが、疲れてきたら遠慮なくブラウザを閉じてもらっても、2chまとめサイトを見に行ってもらってもかまわん。自分のペースで無理なく覚えてほしい。

ちなみに麻雀歴20年のベテランで雀荘の店長を経験した強者でも「たまに間違える…」というぐらいなんで、初心者がいきなり完璧に覚える必要はないよ。1年ぐらいかけてプレーしながらゆっくり覚えてもらってかまわん。

間違っても今日、この場ですべて覚えて帰ってほしいとかではない。

いきなり「思想と歴史」とか威勢のいいタイトルきましたね。

本題に入る前に「符計算」とは何か? という部分を説明しておこう。いままで教えたのは「役」を作って「飜」を積み上げて点数があがっていく方式じゃったが、「符計算」は別の次元での点数評価になる。

例えば以下のあがりのケースを見比べてみよう。

例1    ツモ   (ポン)

例2     ロン

例3    ロン  (カン)

どれも役はタンヤオ(1飜)のみですよね?子の1000点ですよね?

セン/ニセン/ザンク/ナナナナ(チッチ)って覚えたわよね。

確かにどちらのあがりも「役」はタンヤオのみの1飜で正解になる。ただし牌の構成などが少し違うわな。集め方としては、下に行くほど少しだけ難しくなっとる。

役は同じでも、この難易度の差を「符」という単位で評価して、点数に少し反映しようというのが符計算なんじゃな。

簡単な問題なんで次の質問を考えてほしい。


【どちらの方が集めるのが難しい?】

と数字の連番を集める順子 と同じ数字を集める刻子


えーとと集める刻子のほうが難しいわよね。同じ麻雀牌は4枚しかなくて、そのうち3枚を集めるわけだから…。

正解じゃよな。刻子を集めるほうが難しい。同じ牌は4枚しかないわけじゃし。


【どちらの方が集めるのが難しい?】

と自分で集めた刻子(暗刻) とポンして集めた刻子(明刻)


自力で3枚集めるのが難しいですよね。ポンは相手の力を借りているようなもんですし。

正解じゃよな。相手から1枚もらえる分、ポンしたほうが簡単じゃな。次はどうじゃろうか?


【どちらの方が集めるのが難しい?】

と同じ数字を集める刻子 と4枚集める槓子(カンツ)


じじい、くどいだろ。4枚集めるほうが難しいに決まってる。

まあ、そういうわけで「役」は同じタンヤオでも牌の構成によって微妙に難易度の差があるわけじゃよ。

こういう細かい部分の難易度の差を「符」という単位で評価してあげて、少し点数に反映させてあげようというのが「符計算」の基本的な考えなんじゃな。

他にもツモなのかロンなのか? あるいは最後の待ちが両面待ちなのか? カンチャン待ちなのか? ペンチャン待ちなのか? など「待ち」によっても完成しやすさが違うので難易度の差がでる。

表現としては「30符1飜」「40符1飜」「50符1飜」みたいな感じで、同じ1飜でも符という単位で分けるという話じゃよ。

同じタンヤオでも、難しい集め方のほうが少し点数が高くなるってことかしら?

まあ、ざっくりいえばそういう話になる。ひとまず、ここまでにして次に進もう。

「思想と歴史」はどこにいったんです…。

それは次に話す!いきなり詰め込んでもしかたないじゃろう。





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