符計算の確認

今までやってきたように「牌の構成」「待ちの形(テンパイの形)」「あがり方」の3つの要素からなる符を合計する。1の位を切り上げて符が確定する。

さんざん取り上げてきた例題2をサンプルに考えてみる。

例2     ロン

で4符がつくのよね。

カンチャン待ちだから2符が付くのか。

門前でのロンなんで10符ですね。

どんなあがりでも付く基本符20符を足します。
4符+2符+10符+20符=合計36符

1の位はすべて切り上げるので40符となる。つまりこの手は40符の手になる。

同時に役を計算する必要がある。役は「タンヤオ」の1飜のみじゃな。つまり、この手は40符1飜で確定じゃよ!!

ここからどうするかといえば、点数早見表に対応させる。今は子だったとしようか。

子の点数早見表

1飜 2飜 3飜 4飜 5飜
30符 1000 2000 3900 7700 満貫
40符 1300 2600 5200 満貫 満貫
50符 1600 3200 6400 満貫 満貫

子の40符1飜だから1300点ってことかしら?

親だった場合はもちろん親の点数になります

親の点数早見表

1飜 2飜 3飜 4飜 5飜
30符 1500 2900 5800 11600 満貫
40符 2000 3900 7700 満貫 満貫
50符 2400 4800 9600 満貫 満貫

符計算の理屈はわかったんだが、この点数表を覚えないといけないのか? 親と子の二種類あるしめんどくせーよな。

自力で計算する方法があるにはあるんじゃが、そっちはもっとややこしいことになっとる。機会があれば紹介したいが、今はこの点数表を覚えるやり方でやるしかないわな。

点数計算ができるってのは、今までやった符の計算ができるってのが要素としてある。それから、符の計算が完了した後に、パパっと点数が暗記している頭の中から出てくるってのがあるわな。

むしろ、今までやってきた符の足し算は、単なる足し算でそんなに覚えることも少ないので、そこまで難しくない。

それから以前にやった「端数の切り上げ」の関係で、さらに覚えることが増えるんですよね…。

確かにそれも問題としてある。

子の40符1飜はロンなら今回のように1300点でいいし問題はない。

しかしツモの場合は1300点は親700点+子400点+子400点で合計1500点になる。

これは1300点を純粋に割ると
650点(親)+325点(子)+325点(子)となるので、数字を切り上げると
700点(親)+400点(子)+400点(子)となってしまうんじゃよな…。

なんか覚えることが多くて嫌になりますね…。親と子の点数の違い。ロンとツモの切り上げが原因の違い。それが30符40符50符と全部バラバラになってるし…。

理屈はわかっても暗記の要素が多いのも事実じゃよな。それはどうしようもないが、全部覚えろというわけでもない。とりあえず、次からはより実戦的に考えてみよう。





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