インターネット上の六法全書・判例集
2010年5月25日更新
国会情報もご覧下さい。
法制執務・立法技術関係。
インターネット法律協議会
リンク集
総合的なもの
- 法なび法令検索(リーガルメディア株式会社)…これはすごい。
「法令データ提供システム」「制定法律一覧」「日本法令索引」が一体化!
「法なび法令検索は、日本で現在施行されている全法令(憲法・法律・政令・勅令・
府令・省令)の7000本以上を、分野別・50音別・公布年別・キーワード・府省別
省令で分類(一覧表示)、また、法令名使用用語・法令番号・条文中使用用語・
サイト内検索などから検索、見たい法令の現行の条文・制定時の法律条文
(※現行憲法下で成立したもののみ)、法律の改正履歴等を表示することができる
サイトです。利用料は無料。」とのこと。
法律後との改正履歴一覧画面から,改正法律の原文に直接リンクされているのも便利。
-
法令データ提供システム
(総務省行政管理局)…従来は国立情報学研究所など
一部の有料データベースでしか利用できなかった総務省の法令データベースが,
ついにインターネット上で無料公開!
憲法,法律,政令,勅令,府令,省令,人事院規則及び会計検査院規則の
あわせて6836法令を収録。「平成13年6月15日までの官報掲載法令のうち、
平成13年7月1日時点で 施行されている法令を提供しております。」とのこと。
検索方法は,
- 法令名中の用語,五十音索引,法令番号から,目的の法令をさがす索引検索
- 法令の中で使われている用語から,目的の法令をさがす用語検索
の2種類。月1回更新。
なお,一部改正法令は改正対象法令に溶け込ませた形で提供される。
従って,例えば,地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に
関する法律(いわゆる地方分権一括法,平成11年法律第87号)の本文を見る
ことはできない。
-
制定法律の一覧(衆議院法制局)…しばらく第142国会以降に限られていたが,
ついに第1回国会まで遡及変換終了!!
今のところ, 昭和22年7月18日法律第89号「昭和二十二年法律第六十三号下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律」がもっとも古いようだ。
こちらは官報に掲載された形式に基づいているので,改正は溶け込ませておらず,
一部改正法令そのものも読むことができる。例えば,「地方分権の推進を図るための
関係法律の整備等に関する法律」はここにある。(1.5MBほどあるので注意)
あとはこれで各条文ごとの改廃経過さえわかれば,戦後のほぼ全法律の条文の
歴史をたどることができる。データベースはどこかにあるはずなので,一日も
早くアクセスできるようになることが望まれる。
-
日本法令索引
(国立国会図書館)…その改廃経過の分かるデータベースが
ついに公開されました! しかも,戦後に限らず,明治19年(公文式施行)以後の
すべての法令(現行法令・廃止法令・制定法令)と,第1回国会(昭和22年)以後の
すべての法案(法律案・条約承認案件)を検索することができる索引です。
ただし,あくまで「索引」なので,残念ながら法令の本文はここでは読めません。
分かるのは改廃の経過や,どの法律の施行によってどの法律が改正されたか
という事実関係などに限られます。とはいえ,これだけ分かれば,(戦後に関しては)
上記のサイトの「制定法律の一覧」などを利用して,個々の法律の原文を
見ることができますし,また官報に当たる場合は,それぞれの法律が掲載
されている官報の日付や,本紙・号外の別がここで分かるので便利です。
また法律案・条約承認案件については,法案審議段階の国会会議録の検索も
可能です(会議録のページへのリンクが張られている)。
あとはこれで,官報に掲載された法令の原文が全部見られるようになると
よいのですが。(2006.5.6)
官報ではありませんが,2010年5月10日から法令の原文へのリンクが
実現しました!
総務省_法令データ提供システムへのリンクを
クリックすると最新版のページに飛びます。また,
衆議院_制定法律をクリックすると初出時の本文が読めます。これらにデータがないときでも,国立公文書館デジタルアーカイブに保存されている法令原本の
画像データや,国立国会図書館_近代デジタルライブラリー
に収められている『法令全書』の画像データを読むことができます。
なお,一部改正法の本文を読みたいときは,
法令沿革一覧の「被改正法令」をクリックした上で,その先にある
「衆議院_制定法律」へのリンクを選びます。
- 日本法令索引〔明治前期編〕…上記「日本法令索引」以前の法令も検索
できるようになりました! 慶応3年10月大政奉還から明治19年2月公文式公布に
至るまでに制定された法令が対象です。近代デジタルライブラリーへリンクが
貼られているので,原文が法令全書などに収録されている場合は,本文の画像も
読めます。
たとえば,太陽暦と現在の時刻表記を定めた明治5年太政官337号布告は,
こちらにあり,法令名をクリックすると法令全書に収められた
原文の画像が表示されます。
-
RONの六法全書On Line
編集ポリシー
市販の六法全書によくある見出しは付加しない。
(当然,条文として存在するものまでは省略しない)
原文での有無に関わらず項番号を付加する。
漢数字を算用数字に変換しない。省略形の数値は採用しない。
(原文に忠実にする。)(「七十七」は「七七」としない。)
- 愛大六法
愛知大学法学部のホームページ作成プロジェクトが作成したもの。
検索コーナーでは,他のサイトに掲載されている条文も登録されている。
- 愛大判例も便利。
- 法林
河原一敏氏(富山県立大学)作成。ジャンル別の目次は,
(データの有無に関わらず)法令名を列挙したうえで,データが存在
すればリンクを貼る,という形式なので,全体の体系が分かりやすい。
また,他サイトの法令へのリンクもある。なお,「河原版2」と
表示されているのはここと同一内容のミラーサイトのこと。「河原版1」
でうまく接続できなかったり反応が遅いときに使うとよい。
- 最近の法律・条約(件名)(内閣法制局 [top])…
「件名」とはタイトルのことです。図書館用語の件名ではありません。
-
日本電脳法律集(金沢大学法学部)
-
日本の法律関係サイトリスト(総合的なところだけでなく,
特定の分野に限ったところも掲載されています)
- 法庫
99年2月14日現在,法律852本,条約42本,政令152本,省令257本,
規則93本を掲載。本文中に他の条文が引用されている場合は
その条文へのリンクが貼られている。
また,95年以降の改正については(本文に織り込む
と同時に)改正する法律そのものも掲載している。さらに,
改正する法律を読んだだけでは改正前の条文が
復元できない場合は,改正前の条文も欄外に
表示される。これにより,どこがどのように改正されたか
よくわかるようになっている。
1999年9月1日より一部(1997年以降に公布された法律,政令,条約;
および省令・規則・告示の全部)有料化。
-
Cyber Station of Law
法律の専門学校として著名なLEC(レック)が作成した,
インターネット上の法律情報資源を検索するページ。
- 法律遊びの部屋
『法殿』…法令データベース,法令雑学資料室など。データベースは
必ずしも網羅的ではないが,一方で関連する政令や一部改正法律なども
掲載されており,作者の個性が感じられる。ただ2002年4月を最後に
更新されていないようだ。(2003.3.27追加)
-
韓国WEB六法(日本語訳)
ゆくゆくは,韓国の六法全書に掲載されている法律は
全部網羅したいとの意気込みです。
-
北朝鮮WEB六法(日本語訳)
分野を限ったもの
-
憲法
日本国憲法,英語版,マッカーサー草案から始まり,
憲法に関連のある関連法令・条約(だけでも100以上ある)
を始めとして,海外の憲法,国連憲章,各種の宣言,歴史上の文書
(ハンムラビ法典からクリントン大統領就任演説まで!)など
膨大な種類のテキストやそれらへのリンクがある。
吉崎暢洋(YOSHIZAKI Nobuhiro)さん作成。
-
学校教育関連法規研究会(仮称)
いわばオンライン学校教育六法。本文中に引用
されている条文のみならず,「学校」をクリックすると
当該法律の中にある学校の定義に飛ぶなど,リンクが
充実。
-
道路交通法のページ
道路標識(一部)などもある。
- 図書館法
(日本図書館協会)制定以来の改正経過もわかるようになっている。
-
学校図書館法
-
建築関連法規集(文字化け多し)
-
議案の一覧…第142回国会('97.1.20〜)以降の議案について、
審議経過情報を参照する
ことができます。法律案(衆法、参法、閣法)および決議案は、
提出時の本文についても参照することができます。
-
参議院法制局
第1〜161国会の,参議院議員が提出した法案の
全文および要項(ただし提出時のもの)が見られます。
- 国会会議録検索システム
(国立国会図書館)
第1回国会(1947年)以降の
全ての本会議,委員会が検索可能。
検索条件として,期間,衆参の別,会議名,発言者名,肩書き,所属会派,
キーワードが使える。また,会議終了後2〜3週間ほどで掲載されるが,
予算委員会などは遅め。
- 最高裁判所ホームページ
「最近の最高裁判決」に,97年11月28日〜99年10月26日の
主な判決の要旨,主文,理由が掲載されている。ただ,目次が
事件番号と判決日,法廷名,判決・決定の別しかないのは
(正確ではあるが)見にくい。99年3月分からは事件の種別
(損害賠償請求事件など)も入り,若干見やすくなったが,
著名な事件についてはさらに一般の判例集のように「(いわゆる○○事件)」
と一言加わると分かりやすいと思う。この種の事件名は客観的でないとして
退けられているのだろうか。(確かに民集・刑集などには出ていないが…)
その後,判決関係はさらに充実し,「最近の最高裁判決」はおおむね
最近半年分を掲載。また,過去の判決についても,
民集・刑集登載事件については
おそらくすべて検索可能になったようだ。ただし冊子体と異なり,
原審の判決等は省略されているため,事実関係がつかみにくい場合もある。
その他,高裁判例集,下級裁主要判決情報,労働関係裁判例集,知的財産権
判決速報・裁判例集の閲覧・検索が出来る。
なお,2006.3.22にリニューアルされ,判決文は従来のHTML形式ではなく
PDFファイルとして提供されるようになった。
その他,各種国会関係情報についてはこちらを
参照のこと。
日本ユニ著作権センター…著作権に関する主要判例の全文が読める。
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