初心者向けMIDI打ち込み講座

始めるに当たって

もしも時間があれば
アンケートにご協力を
お願い致します。

 せっかくMIDIソフトを買った、音符が読めない、鍵盤楽器が弾けないので打ち込みで音楽をやろう。これで自分にも運が向いてきた。最近では、スキャナーで取り込んでMIDIファイルにしてくれる。それで、打ち込んだ音楽は?というと何かのっぺりしていて、ノリも味もない。さてどうしようか?。
 そうです、そんな人のためにこの講座は始めました。おとのホームページ”楽器別MIDI打ち込み講座”にも、色々と書いてありますが、この講座では、「取りあえず短い曲を仕上げてしまおうと」そんな企画です。
 この講座は、初心者向けに書いてあります。プロや将来は絶対プロ!!何て方には「何だこんな事」なんて内容ばかりです。本当に、ちょっとした内容ばかりですが読者の方の手助けに少しでも成れるよう努力します。
見るに当たって
 スタンダードMIDIファイル(SMF)のフォーマット0を使用しています。使用コンピュータはPower Mac G3、シーケンサーはオルティナ・ライトウエート、音源はローランドのバーチャル音源VSC-88を使って作りました。
タイム・ベース
 いろいろなMIDIシーケンサーに対応するため、タイムベースは「48」(四分音符=48)で入力してあります。もっと、タイム・ベースは細かく設定できるのですが、打ち込みの最初は「48」位が無難です。リアルタイム・入力では、もっと細かい方が良いと思いますが。

チャンネル
 今回のSAMPLE曲は以下のように使用しています。

2ch   ベース・トラック:PROGRAM 33,VOLUME 100,EXPRESS 127,PANPOT 64
3ch   ピアノ・トラック:PROGRAM 0,VOLUME 100,EXPRESS 127,PANPOT 64
4ch   ストリングス・トラック:PROGRAM 48,VOLUME 100,EXPRESS 127,PANPOT 64
5ch   チャイム・トラック:PROGRAM 10,VOLUME 100,EXPRESS 127,PANPOT 64
8ch   メロディー・トラック:PROGRAM 73,VOLUME 100,EXPRESS 127,PANPOT 64
10ch   ドラム・トラック:標準的なドラム・セット

GT・ST方式とMBT方式

 おとは、GT・ST方式に慣れていますが、MIDI検定の問題を見るとMBT方式で記述されていました。巷では、MBT方式が主流なのでしょうか。このサイトでは、慣れているGT・ST方式で記述しますが、GT・ST方式とMBT方式の見方についてチョイト説明しておきます。

 これは第4回MIDI検定3級の問題で出題された譜面です。これをGT・ST方式とMBT方式で記述すると以下のようになります。ちなみに、MIDI検定では、タイムベース四分音符=480で中央のCをC3としていますので、ちょっと問題・解答とは違いますが、このサイトを見るための(MBT方式しか知らない人は特に)参考にしてください。なお、最後(4小節目)休符は書いていません。

GT・ST方式

MBT方式

解説
 STが音符を表します。全音符=192、二部音符=96、四分音符=48、八分音符=24・・・・と言う具合です。GTはその音符で実際音の鳴っている長さ、つまりノート・オフの位置を表します。普通の音符はSTの70〜80%位の値で入力し、スタッカートなどはSTの半分くらいの値を入力します。レガートはその逆で、GTと同じくらいの値を入力します。
解説
 MEAS、BEAT、TICKの位置がノート・オンで、GTがその長さを表します。MEAS=1、BEAT=2、TICK=24は1小節目の2拍目の裏からノートオンが始まる事を示しています。
 4小節目はMEAS=4、BEAT=1、TICK=0なので4小節の1拍の頭から音が鳴り(ノート・オン)、GT=2:38なので2拍目と38まで音が鳴ることを表しています。
そのほか注意事項
サンプルを聞くためには ←このボタンを押してみる
 取りあえず、押してみてください。サンプル曲が聞けるはずです。もし聞けかかった方がいたらMacの方はここをご覧下さい。Windowsはパソコンを持っていないので、正確なことが分かりません。Quick Timeを入れたり、VectorDownLoad ASCIIのサイトで探してみてください。
自分の音源で聞きたい人は ←このボタンを押してみる
 
DOWNLOADファイルを準備する予定です。上のボタンは、押してもなにもダウンロードされません。これから本編で作る予定です。ダウンロードされたら自分の音源で聞いてみてください。"*.sit"ファイル形式です。Windowsの方は、解凍出来ないかも知れませんので別に"*.lzh"ファイルも準備します。



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