初心者向けMIDI打ち込み講座

ベロシティーを変化させよう編

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ベロシティーの入力方法
 実はおとは鍵盤楽器が弾けません。音符も読めません。配偶者さんは、音符を見ると「ふふ〜ふ〜ん・・」何て唄えたり、ピアノで演奏できたり、おとには真似の出来ないすごい才能を発揮します。しかしMIDIでは出来ます。MIDIは、音符を見て、唄えない人に最高のツールです。
 「初心者向けMIDI打ち込み講座」では、楽譜を読めない、おとみたいな方がMIDIデーターを打ち込んだ後の修正のやり方について解説します。サンプル曲は、おとのシーケンス・ソフトの取扱説明書「基本的な入力のしかた」のページにあったサンプル譜を使いました。


SAMPLE01.MID

 発音タイミングは譜面どおり、ゲート・タイムは80%(注)、ベロシティーは105で一定に入力してあります。
  注)例えば四分音符は48なので、ゲートタイムは48×0.8=38となります。

 打ち込んですぐのMIDIデータは、ベロシティーが64で一定であるとか、ゲートタイムが音符の長さの80%であるとか、とにかく音楽的というか自然でないのが一般的です。そういう音楽は確かに存在し、それを目指すのならそのままでも良いと思います。しかし、ノリとか気持ちよさを少しでも出したいと思ったらこのデータを調節するしかありません。このページでは、ベロシティーの調節の解説をしましょう。


SAMPLE02.MID

 長い音はベロシティーを大きく、短い音はベロシティーを小さく修正しました。

 ベロシティーというパラメータは、音の大小を決定します。音の大小をイメージしてみてください。「大きい音=象の鳴き声」、「小さい音=ひよこの鳴き声」何て言うイメージはどうでしょう。「大きい音=大きい物」という発想の中に「長い音」というのも含まれてきます。逆に「小さい音=小さい物」という発想の中に「短い音」というのも含まれてきます。もし、大声大会に出たとして優勝賞金をゲットするために、「ア」なんて単純に終わりませんよね。大きい音を「ア・・・・」とやります。その逆に「小さい声を出しなさい」といわれたら、小声で音の長さも短くなるような気がしませんか。
 あと、低い音から高くなるところは、小さい音から大きい音へ。逆に、音が低く移動する箇所は、大きい音から小さい音へ。
 単純な発想ですが、機械的にまず「長い音はベロシティを大きく」、「短い音はベロシティーを小さく」修正しました。


SAMPLE03.MID

 びっくりベロシティーを入力しました。

 単純な発想でベロシティーを入力しましたが、おとの言葉で「びっくりベロシティー」っていうのがあります。これは、例えば人を脅かすときにやる「わ!」て言う奴です。音楽の決めの部分とかが、それに当たります。それだけではなくて、細かく言えば、今回のベース音も「タァン・タ・タン・タン」と言う基本的なフレーズですが、2拍目の裏の「タ」が「びっくりベロシティー」と捕らえても構わないわけです。


SAMPLE04.MID

 メロディーを修正しました。

 最後にメロディーは、どうしよう。自分の曲なら、イメージがありますから音の大小は自然に決まると思いますが、他人の曲や決まらないときには、取りあえず機械的に修正しましょう。SAMPLE01で長い音と短い音のベロシティー修正はしてあります。次に、音楽は、一概にそうとは言えませんが、「大きい・小さい、大きい・小さい」と音を並べるとすっきりします。裏から入る場合は、「小さい、大きい・小さい、大きい・小さい」と並べます。また、4拍子の場合は、小学校のカスタネットで習った、一小節を「強く、弱く、中くらい、弱く、と叩く」が参考になります。

 実際には、ノート・オンとオフのタイミングで最終調整をしなければいけませんが、ベロシティーだけでも結構ノリが変わってきます。

 自分の音源で聞いてみたいという方は左のボタンをクリックしてください。
 June.sit(4k)Norton AntiVirusでチェック済み。      June.lzh(8k)もあります。  

    

ベロシティーについて(ちょっと脱線)

 ベロシティーは、MIDIとしての特別なメッセージではなく、ノート・オンとノート・オフ・メッセージのデータの一部です。つまり、音を出すという基本的な行為に必然的にベロシティーという概念が必要になってきます。この解説は、別のページの「MIDIの基礎知識」に書いてあるので、必要ならばご覧下さい。
 ところで、シーケンス・ソフトなどの取扱説明書には、このような表などが載っている場合があります。MIDIの解説書などにもこんな風に書いてあります。

ベロシティー 1             64             127
       ┷━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━┷
音の強さ   ppp   pp    p   mp    mf   f   ff   fff

 ベロシティは、音の強さを0〜127の数字で表現するわけですが、この表では64付近の数値をよく使うと思われがちです。しかし、他の人の作品を色々見ていると、どうも100付近のベロシティーを中心に入力されている様です。実際に、リアル・タイム入力をしてもこの辺のベロシティーになるのではないでしょうか。おとは、鍵盤楽器が弾けないので、確認したことはないのですが。
 そこで、ベロシティーは、通常80〜100前後の値を使うと良いと思います。64位だと、聞いてもらう人にボリューム調整を強制しますし、そのままでは他の作品より小さい音で、インパクトが無くなります。
 おとの場合、100前後の数値を中心に、90前後が少し小さい、80前後小さい、50以下がほとんど聞こえない、また110前後が大きい、120がここぞと言う時に、と大まかに分類しています。なぜ、小さい方の分類が多いかは、大きい音は決してニュアンスを表現するとか、そんなことには向いていません。中くらい80〜100前後から下、つまり小さい音をどのように使うかによって、音楽的になるのではないでしょうか。



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