初心者向けMIDI打ち込み講座

ピッチ・ベンドの入力編

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メロディーの仕上げだ(その2)
 ピッチ・ベンド・データーは、ギターのチョーキングなどに使われますが、ここでは、これをノート・オン/オフのタイミングに使ってみましょう。「何でピッチ・ベンド・データーをノート・オン/オフのタイミングに?」と思っている方も、まあ、聞いてください。ギターのチョーキングは、フレットを押さえてあるノート(例えばド)を弾いて音を高音にずらし(ベンド・アップ)本当に演奏したい音(例えばレ)に持っていく奏法です。最初のドも大切ですが、実際にはレの音が演奏したいのです。最初のドがシであっても聞き手にはわからない場合もありますし、その演奏の方が良い場合もあります。しかし、チョーキングした演奏したいレがミだったら演奏は台無しです。
 チョーキングをするノートを、チョーキング後の音でベンド・データ無しで入力しても音楽としては、それほど変わらない場合が多いと思います。つまり、チョーキング前の音を先月の装飾音符だと思えばいいのです。その分だけ、演奏する音の発音タイミングが遅れ、タメが出来るという場合にも使えますという解説です。


SAMPLE61.MID

 ノート・オンのタイミングをピッチ・ベンド・データーで遅らせた例です。

 発音のタイミングをちょっと遅らせたいな?と思うとき、普通はノート・オンのタイミングで調整するのですが、微妙なときやどの位遅らせればよいか判らないとき、ベンド・データーで対応すると良い場合があります。特に、木管や金管などの吹奏楽器では力を発揮します。
 どんな場合に遅れるのか。吹奏楽器には、出しやすい音程と出しにくい音程があります。これは楽器によって違うのですが、一般的には高音に比べて低音はかなり出しにくいと思います。つまり、音楽の流れの中で徐々に低音へ向かっていく場合は比較的簡単ですが、出しやすい音程からいきなり低音を出すときは少し遅れ気味になります。
 逆に、非常に高い音も音程の変化が激しく、ピッチが安定しないのでベンド      --------------------- 
データーが有効になります。                            NOTE K# ST GT VEL
 今回はどんなデーターを入れたかというと、おとは、ベンドを下げた状態       G4   67   39  95
から(低音)からベンドを戻すようなデーターを入れました。場所は、2小        PITCH   1  -3364
節目の最後のソの四分音符などです。                        PITCH   1  -2336
 このデータは、上に凸のパターンで入力しています。今回は、これをコピー      PITCH   1  -1495
して、必要な箇所に張り付ける方法で行いました。音楽やテンポによっては、      PITCH   1   -841
もっと速くしたり、遅くしたりが考えられます。入力した、ピッチ・ベンド・      PITCH   1   -373
データの調節方法は、ここを参考にしてください。                  PITCH   1   -93
                                         PITCH   41    0
                                         ---------------------


SAMPLE62.MID

 SAMPLE61で全体的に遅れた感じになったので、装飾音符を2ステップ分早めに調整しました。

 SAMPLE61で全体がかなり遅れて重いように感じたので、ノート・オンのタイミングを調整しました。具体的には、先月入力した装飾音符を2ステップ分発音タイミングを早める調整をしています。これは、ピッチベンドには関係ありませんね。


SAMPLE63.MID

 スラー(レガート)の表現を、ピッチ・ベンド・データーで入力するとこのようになります。

 ピッチベンドは、ギターのチョーキングなどに主に使います。しかし、残念ながら今回のサンプル曲にはギターが入っていません。これは別の機会に解説予定ですが、もう一つの使い方は、ピッチ・ベンド・データーで音程が作れる事を応用した方法です。これは、例えばギターのハンマリング・オン、プリング・オフギターの早弾きなどに応用できます。また、吹奏楽器など息を出し
っぱなしで音程を変える場面(レガートの表現)なんかも同様です。つまり、極端に音が繋がった、スラーの表現をこの方法で入力すると良い場合があります。メロディーの最初の部分などです。このようなデーターになります。

  ---------------------  
  NOTE K# ST GT VEL
  D5  74  3  3  85 ← これは装飾音符です。
  PITCH       8191 ← ピッチベンダーを目一杯上げます。
  D5  74 22 41  85 ← D5を演奏しますが、E5が発音します。
  PITCH   24  -8192 ← ピッチベンダーを目一杯下げます。これで
                 E5の発音が途切れずにC5が発音します。
  PITCH         0 ← ベンダーを元に戻しておきます。
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 実は、ベンドレンジを設定すればこんな面倒なことは入らないのですが、その点についてはMIDIについての基礎知識で解説しています。

 
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