初心者向けMIDI打ち込み講座

ピッチ・ベンドの入力編2

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メロディーの仕上げだ(その3)
 今回は、ピッチ・ベンドの本来的な使い方です。と言っても相変わらずギターは無いので、チョーキングでは無いのですが。


SAMPLE71.MID

 ロング・トーンの箇所にベンド・データを入れました。ある程度妥協が肝心です。

 メロディーであるフルートの音、その長めの音(ロング・トーン)に抑揚をつけてあげる方法です。木管や金管楽器などの吹奏楽器がロングトーンを演奏する場合は、アタックを強くしてしゃくり上げるように音を伸ばしていく奏法をよく使用します。これを、ピッチ・ベンド・データーで表現しようと思います。まず、シーケンサーのピッチ・ベンド入力機能を使って入力します。

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  NOTE K# ST GT VEL     シーケンサーのピッチ・ベンド入力機能を使って、音が下がって
  C5   72   189 110   上がるデータを入力してみました。ここで、何度もやり直して気に
  PITCH   4     0   入るデータまで修正しても良いのですが、なかなか思うようにはい
  PITCH   4   -730   きません。ある程度のところで妥協します。左が曲の最後の小節の
  PITCH   4   -1461   データがこれです。
  PITCH   4   -2193   
  PITCH   4   -2921    少し解説をしておきますと、このトラックの最初には、ピッチ・
  PITCH   4   -3070   ベンド・センシティビティのDATA(M)=2、つまりベンダーを目一
  PITCH   4   -2750   杯動かした時に、1音変化するように設定されてます。詳しくは、
  PITCH   4   -2430   「MIDIメッセージの使い方」を見て欲しいのですが、音が出てほ
  PITCH   4   -2110   ぼ一拍位にかけて半音弱(-3070)下がり、一拍半かけてゆっく
  PITCH   4   -1790   りと元の音程に戻るというデーターです。
  PITCH   4   -1471    ちょっと大げさ?臭い?感じですね。これをいかに、聞ける
  PITCH   4   -1151   データーにするかです。やはり1つの方法として、何度も何度も
  PITCH   4   -831   聞きながら、入力していくのも悪くはないのですが、おとの経験
  PITCH   4   -511   では、「何度やっても上手くいかない」と感じることが多いみた
  PITCH   5   -191   いです。 そこで、データを修正する方法で対応したいと思いま
  PITCH   128    0   す。
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SAMPLE72.MID

 タイミングの修正を試みました。

 SAMPLE71は、何が悪いのか?考えてみてください。おとはこのように感じました。「もっと早くピッチが下がり、ゆっくり上がった方がいいかな?」とか「あまり、音程が下がらない方がいいかも。下がり過ぎかな?」とか。これを、同時に修正しようとすると訳が分からなくなってしまいます。まずは、「もっと早く」の修正です。
 ピッチ・ベンドの修正は、普通ピッチ・ベンド・データを修正するのですが、おとはほとんどピッチ・ベンド・データをいじりません。データの入力タイミングで修正していきます。ピッチ・ダウンしている箇所、最初の5つのデータの発音タイミングを1ステップずつ削ります。削った分をピッチ・ベンドの最後のデータから5つ前のデータまで1ステップずつ追加していきます。ここで、全体を聞いてみて、もっと早くしたいなら、またベンド・ダウンの箇所から1ステップずつ削って、ベンド・アップの箇所に1ステップずつ追加します。おとが最終的にこのくらいかなと思ったのが、ベンド・ダウンの最初の5ステップのデーターが、ステップ=2で入力し、ベンド・アップの箇所がステップ=5で入力したSAMPLE72の感じです。
 なぜ、「もっと早く」の修正を最初に行ったのか?。大袈裟にピッチが動いているデータの方が、タイミングの修正は行いやすいのです。


SAMPLE73.MID

 ベンド・データを修正して、音程を聞き易くします。

 お持ちのシーケンサーに、ベンド・データーを一括何%大きくするとか小さくするとか、そんな機能が付いていればそれを使います。無ければ計算機ですね。Windowsには計算機は付いているのでしょうか?。Macには計算機が付いていますから、データー値を2で割るとか、3で割るとか、5で割って2倍するとか色々計算してみてピッチ・ベンド・データーを修正します。Excelなどの表計算ソフトを使った方が便利かも知れません。
 おとは、MIDIを使うとき何故かデスクトップに計算機の画面がでています。SAMPLE73でかなり抑揚がでたと思います。

 MIDIGraphyなどのスタンダードMIDIファイル(SMF)のフォーマット0で入力している方は、ごめんなさい。ピッチ・ベンドを発音タイミングで修正するのは至難の業になります。頭のなかで、整理しながら行うか、ピッチ・ベンド・データを直接修正する方法しかないようですね。

 
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