初心者向けMIDI打ち込み講座

ピッチベンド+エクスプレッションの入力編

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メロディーの仕上げだ(その4)
 今回は、ピッチ・ベンド+エクスプレッションの使い方です。


SAMPLE81.MID

 カウントを除いて2小節目です。ピッチ・ベンドを使って、ぽっぽっぽと言う感じにしました。

 ぽっぽっぽっを・・・。何のこっちゃ? これは、カウントを除いて2小節目です。今回のサンプル曲は、フルートがメロディですが、吹奏楽器とかもちろんボーカルのシミュレーションに役立つ方法です。他の楽器ではこのような演奏方法は多分出来ないと思います。
 その話はSAMPLE82に残して置いて。吹奏楽器とかボーカルなどは、音の立ち上がりは不安定ですが、音の終わりはもっと不安定です。先月は、ロング・トーンの場合、出した音のピッチが下がるのを意識的に合わせる、演奏者の方法を再現してみました。今回は、短い、途切れた音の並びです。
 8分音符とか16分音符とかでつながった、早いパッセージの時には、十分練習して?それほど音程は変動しないものです。先月の、ロング・トーンの場合には、音を出してしまってから音程を合わせる修正が効きます。中途半端な長さ、例えば2小節の「ぽっぽっぽっ」では恐らく、おとが演奏者なら手を抜きます。するとどうなるか?。音の終わりが若干フラットします。今回の場合、ピッチ・ベンドでノートの最後の部分を若干下げるような入力をしました。


SAMPLE82.MID

 音量の変化を使って、こんなアプローチもあります。ボリューム変化は、エクスプレッションを使います。

 エクスプレッションを使った試み
 「ぽっぽっぽっ」の説明の前に、実際歌う場合、実際の声を使って音楽を表現する場合には、音の消し方は大きく2種類あります。1つは他のほとんどの楽器と同様、音をスパッと切るやり方です。これは普通に入力すれば良いでしょう。もう一つのやり方は、音を切るとき歌っているなら口を閉じて完全に音を消してしまうのではなく、口や音の出る経路(何て表現すれば良いのやら?)はそのまま、音だけを消してしまうと言うやり方です。吹奏楽器の多くもこの2種類が使えます。タンギングなどで、完全に音を消す方法と、息を吹き込むことだけ止めてまたは息は出していても音だけやめてしまう方法です。森進一さん(ちょっと古すぎる?)など演歌歌手の歌唱法や尺八の演奏法はその典型的な例で、音が出ていないのに余韻が残り、何だか後を引いているような感じがします。
 こんな演奏法には、ノートオフの前に音量変化を使って、音を消してしまう方法が効果的です。「ぽっぽっぽっ」の箇所は、おとはこんな風に解釈しました。きっと、タンギングで音を消さず、短いんだけど何故か余韻が残って四分音符。
 音量変化の入力は、エクスプレッション(コントロール・ナンバー=11)で行います。くれぐれもボリューム(コントロール・ナンバー=7)でやらないように。
 ついでに、ロングトーンの箇所も打ち込んだパートをクレッシェンドさせたい。アタックをハッキリ聞かせ、音量を落としておいてから徐々にfffまでクレッシェンド。そんな風に表現してみました。どのタイミングでどの音量まで
下げて、何処まで音量をどういう速さで上げていくかは・・・。これは耳で確かめながら入力するしかありませんが、先月のピッチベンドのタイミングが目安となります。


SAMPLE83.MID

 SAMPLE81にSAMPLE82を混ぜたいと思います。がその前に、エクスプレッションを使うので、ゲート・タイムを目一杯伸ばします。

 音量を変化させると、吹奏楽器や人の声は、ほとんどの場合ピッチも変化します。しかし、音源では、音量変化とピッチの変化を別々に入力しなくてはなりません。どういった変化をするかというと、音量が下がるとほとんどの場合ピッチの下がります。試しに声を出して見てください。ロングトーンで音量を下げてピッチをあげるのはかなり難しいと思います。
 SAMPLE83は、SAMPLE81のデータにエクスプレッションを入力するため、ゲート・タイムを修正したデータです。


SAMPLE84.MID

  ピッチ・ベンド+エクスプレッションのアプローチです。定番の方法ですね。

 それでは、ピッチベンド+エクスプレッションをやってみましょう。SAMPLE82と83のメロディーパートを別々のトラックに入力してマージする方法と、1つ1つ手入力する方法とがあります。まず、マージする方法が全然楽ですが、シーケンサーによってはそのような機能がない場合のあるので・・・。
 ピッチベンドのデーターを全部一緒にせず少しだけ変えて、エクスプレッションも少しだけ変えてマージすると全部違った感じになって良いです。おとのサンプルはそこまでやっていませんが。

 今回は、ちょっとやりすぎ?の感じがしますが・・・。それからロング・トーンの入力の箇所は、ブルース・ハープなどで使うとかなり良いかも知れません。PROGRAM=23です。

 
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