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パン/リバーブの入力編 |
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簡単!ドラム・フィルインの打ち込み方法です。 | |
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ドラム・フィルインを直してみました。 |
今回のサンプル曲は8ビートです。フィルインの4〜5小節のドラム・パターンを模式的に表したのが下の図です。 この初心者MIDI打ち込み講座の、「ドラミングのノリを出す」で「基本的な8ビートは、オン・ビート(1拍と3拍)にボトムを支えるキック、バック・ビート(2拍4拍)にスネアがあって、その上に8分音符でハイハットが刻んでいるのです。」と書きました。それで、フィルイン以外のハイハットの発音タイミングを少し後ろにずらしてみました。これには2つの意図があります。 |
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自分の音源で聞いてみたいという方は左のボタンをクリックしてください。 February.sit(4k)Norton AntiVirusでチェック済み。 February.lzh(4k)もあります。 |
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さて、仕上げです。パンを振ってリバーブを設定して・・・。エフェクトの設定は、エフェクトの基礎知識も参考にしてくださいね。 | |
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まずは、余計な物を取り払って音を丸裸にしてみましょう。 |
まず、10チャンネル以外のトラックのパンを真ん中にしてエフェクトを全て外します。パン?エフェクト?何のこっちゃ?と思われた方、とりあえずパンについては「ボリューム系コントローラー」の下の方に書いてあります。要するに、コントロール番号10の設定値を64にするだけです。これで、ドラムを除く全ての音が真ん中から出ます。つまり、左右のスピーカー(おとの場合ヘッドフォン・・・悲しい)から同じ大きさの音が出ます。
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SAMPLE93.MID パンを設定します。好きなように。 |
リバーブを消すと音の像がハッキリしてきます。この状態で、パンを振り分けましょう。この辺は、自由だと思います。レッド・ツェッペリンが好きならギターは右とか、あれ、ギターは無いか。今回は、音数がそれほど無いので、ほとんど中心付近にしてみましたが、自分で納得いくように左右に広げてみましょう。 | |
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SAMPLE94.MID リバーブを設定します。これで完成です。下の最初のデータと聞き比べてみましょう。 |
最後に、定番のエフェクト!リバーブです。リバーブをいっぱいかけると、ゴージャスな雰囲気になりますが、かけすぎはお風呂音楽になってしまいます。お風呂でいい気分!とかカラオケでエコーが無いと歌えないとか。つまり、まだまだできの良い音楽ではないのですね。 リバーブのかけ方のコツは、「SAMPLE93でパンを左右に振りました。次に、リバーブで音を前後に振ります」です。後ろで鳴っている、鳴っている雰囲気、後ろで演奏したい音には音量を小さくしてリバーブを厚くかけます。前に出したい、重要な音には薄くかけます。これで前後左右のバランスが出来て完成です。 |
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最初の入力データと比較してみてください。まだまだ、プロの作品にはほど遠いですが、ずいぶん感じが変わったと思いませんか。打ち込んだだけの作品を、ほぼ機械的に修正しただけでこのくらいの感じになります。後は、自分の思い・感情を曲に注入してください。 みなさん、素敵な作品を作ってくださいね。 |
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自分の音源で聞いてみたいという方は左のボタンをクリックしてください。 March.sit(8k)Norton AntiVirusでチェック済み。 March.lzh(8k)もあります。 |
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