鼻歌にコードを付けよう

コードと音程編

さらにコードとは

 前のページ(実は書き忘れていたので追加した)で、コードとは「1つの曲中で、きれいな響きや濁った響きを利用して、メロディーを人に伝えるために、伝えやすくするために強引に記号で表したものをコードと呼んでいる。」と書いた。そして、その曲の中で使われる音を順番に並べたもの(音階)から、メジャー(長調)とマイナー(短調)の説明をした。その代表格が、CメジャーとAマイナー・スケールだった。では、このスケールの主音、ド(C)とラ(A)の上に音を重ねるとどうなるだろうか。ここからが、本格的なコードの説明の始まり。

トライアドの考え方

楽譜をクリックしても音は出ません。

CメジャーとAマイナー

 取りあえず、シャープもフラットもつかない5線紙にド(C)とラ(A)を書き、その上に音を重ねてみた。CはCメジャー・スケールの主音でAはAマイナー・スケールの主音である。このふたつのコードの音を聞いてみると、Cから重ねてコードを作った場合は明るく、Aから重ねた場合は暗い響きになる。

図7

Cメジャー・コード
 特徴:響きが明るい
 ルート:C
 重ねた音:EとG

Aマイナー・コード
 特徴:響きが暗い
 ルート:A
 重ねた音:CとE

 このコードの違いを考えてみよう。まずは、基本となる一番下の音が違う。この音のことを根音(ルート)という。コード・ネームはこの音が基準となっている。しかし、ルートの違いだけで響きの明るさ暗さは、表現できないだろう。やはりその上に重ねた音に何か原因がありそうだ。

音程(インターバル)

 前回のスケールの説明では、音と音の間隔の違いが明るい曲、暗い曲を表現していることが何となくわかったと思う。コードの場合も全く同じだ。スケールは、ドレミファ・・・とかラシドレ・・・で書いたが、コードの場合には半音を含んだ12音を全部使うことになる。主音からの音の間隔を図8に示した。これは、見ていただけるとわかると思う。

図8

(完全8度までしか書かなかったが、9、11、13などもコードでは頻繁?に使用する。考え方は同じだ。)

再びCメジャーとAマイナー

 これをもとに、CメジャーとAマイナー・コードを見ていくと、ルートから3番目の音(一番高い音)はどちらも完全5度で一緒だが、ルートの次の音が少し違う。どちらもルートから数えて3番目の音で3度だが、Cメジャーでは長3度、Aマイナーでは短3度である。この違いがこの場合の響きの違いを表している。ちょっと脱線するが、ハモリを作る場合、5度のハモリは作りやすいが、3度は難しいのはそのためだ。しかし、長3度と短3度の組み合わせでハモルと、はまった時は非常にカッコイイ。
 

図9
CメジャーとA・マイナー・コードの違い
 ルートの音程も違うが、一番の違いは音と音の間隔である。

 このように、3つの音のみで構成されたコードを特に”トライアド”と呼ぶ。コードの中で最もシンプルなものである。トライアドのメジャー・コードは、ルートの1文字だけで表記することが多い。例えばCとかAとか。マイナー・コードは横に小文字のmを付けてCmとかAmとか書く。

やっと、コードの解説らしくなってきた。

  



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