鼻歌にコードを付けよう

ダイアトニック・コードからの脱出編(2)

コードの回転

楽譜をクリックすると音がでます。

転回形

図18

 このコードは何だろう。まさかEm(b13)なんて考えていませんか?

  図18に示したコードはいったい何だろう?ルートがEでその上にGとBだからダイアトニック・コードのEm。それで上のCの音だからb6thてのは今までの解説になかったので、テンションのb13thだ。前のページにb13thも場合によってはよく使われると書いてあった。なんて思っていませんよね。正解は、Cを下に持ってくると何のこっちゃ無いCmaj7でした。チャンチャン。
 こんな風に、コードをひっくり返して、ルートを一番下(最低音、ベース音)に持ってこないのを、コードの「転回」と言う。順番にひっくり返せばいい訳なので、例えばCmaj7ならば図19のように3回ひっくり返せる。それぞれを基本形から第1、第2、第3転回形と呼ぶ。転回したコード・ネームは基本形のコードとベース音を(on〜)のように記載するとわかりやすい。分数を使うときもあるが、それは次のページをお楽しみに。

転回形の種類

図19

 なぜ、転回形を使うかというと色々理由がある。Cmaj7の音を聞いてみると転回によって若干響きが違うと思う。また、例えば図20のようなコード進行を鍵盤楽器で弾くと押さえる位置があちこちに飛び回って押さえづらい(おとは鍵盤弾けないので平気でこんな譜面を書いたりする)。また、コードの流れや音楽の流れ自体が、途切れてしまうこともある。図21のようにするとどうだろう。
 また、図22のような進行では、2小節目を転回させることによって滑らかに聞こえる。

基本のコード進行から転回形を使ったコード進行

図20

図21

ベースを滑らかに下行させたコード進行

図22


 その他、トップ・ノートをメロディーに合わせたり、ストリングスやオルガン等では動かないノート(図22ではGを3小節タイで伸ばして)を数小節鳴らし放しにして他を揺らしていくなんて、お洒落な転回もある。

  



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