MIDI基礎知識(エフェクト編1)

MIDIについての基礎知識

MIDIについての基礎知識(エフェクト編1)

エフェクトて何?
はじめに
 シンセサイザーなどを使ったDTMでは、エフェクト処理は欠くこのと出来ない物である。E.Guitarの打ち込み講座にも少し書いたが、エフェクト処理によって、音が厚くなったり様々なニュウアンスが産まれる。MIDIでは、コントロール・チェンジ・メッセージで3種類のエフェクトを操作できる。もちろん、エクスクルーシブ・メッセージを使えば、その音源や楽器固有のエフェクトの使いこなしも出来る。自分の打ち込んだ音楽を、ちょっとだけ良くするためにエフェクトをいじってみよう。MIDIキーボードや音源の内蔵エフェクターや外付けのエフェクターを持っている方は、ご覧あれ。ここは、エフェクトやエフェクターについての基礎知識です。
エフェクトの種類などなど
 MIDIでは、コントロール・チェンジ・メッセージで使えるエフェクトは、コントロール番号=91の「リバーブ」、コントロール番号=93の「コーラス」とコントロール番号=94の「ディレイ」だ。おとは、コントロール番号=92と95は使ったことがない(使ってみたけど何か良く解らなかった)。特に、キーボード奏者には必須のエフェクトだ。これらは、内蔵エフェクトなどに必ず入っているので後ほど詳しく?説明する。
 ギター弾きが好んで使うエフェクトの筆頭は、オーバー・ドライブかディストーションだろう。このエフェクトは、歪み系もしくはダイナミック系のエフェクトであり、音が歪む独特のエフェクトである。MIDIの音色のオーバー・ドライブ・ギターやディストーション・ギターの音と、他のギターの音を聞き比べれば納得すると思う。これを、オルガンにかければあなたもジョン・ロード!!。歪み系のエフェクトで最も過激なのがファッズで、これはもうかなり過激。パチンコ屋のアナウンスやカラオケでマイクの頭の部分を手の平で全部覆い隠すように持って、ソフトクリームを舐めるがごとく口を近づけて大声で歌ってる。あんな感じ。
 あと、コンプレッサーとかリミッターも使ってたな、おとのバンドの孝は。これは、アタック部分の音の粒を揃える働きがあり、独特のアタックになる。クライベイビーも持ってた。ワウワウとかクライベイビーも特殊だが、使うと面白うエフェクトである。使いすぎるとワウワウ・キャオンキャオン言い過ぎるが。オートワウ何てのもある。ピッチシフターやハーモナイザー、フェイザーやフランジャー、トレモロ、オートパン、何てのもある。イコライザーやギターアンプシミュレーターなどはエフェクターに加えていい物だろうか。トーキングモジュレータとかボコーダーのたぐいも。


ディレイ
まずはディレイ
 いきなり、リバーブの解説に行きたかったのだが、当時(←これは人生を乗り切るための必須単語)リバーブは、高くて買えなかったのでみんなディレイで頑張っていた。アナログ・ディレイが出来る前、クイーンもジミヘンも使っていたディレイの原始的?な構造が左の図である。実は、おとも使っていた。しまった、アウトプットを書くのを忘れた。いつもヘッドフォンでモニタしているもので。
 マイクなどからミキサーに入力した音は、アウトプットからアンプを通してスピーカーへ、それで音が出る。アウトプットの音をテープレコーダーで録音することもあるだろう。エフェクターをつなぐ場合は、sendと呼ばれる端子と使う。これで、ミキサーに入った音がテープに録音される。通常のテープレコーダーは、消去ヘッドと録音/再生ヘッドの2つしか無く、録音と再生を1つのヘッドで兼ねている。考えてみれば、録音と再生を同時に行う事なんて滅多にないから。しかし、オープンリール・デッキや一部の高級デッキには、図のように録音用と再生用の別々のヘッドを持つ物がある。これが、ディレイの原点である。
 話を元に戻そう。sendからデッキに送られた音は、録音ヘッドでテープに録音される。このままでは、普通の録音だが、録音ヘッドの次には再生ヘッドが控えている。今し方、録音した音は再生ヘッドを通るときに再生されることになる。これをモニターすれば、きちんと録音されたか確認できるが、これをもう一度ミキサーの入力に戻してあげる。エフェクターをつなぐ場合は、よくreturnと呼ばれる端子と使う。戻した音は、またsendからデッキに送られ録音、テープが移動して再生、リターンから戻って・・・・とくりかえす。テープをエンドレスにしておけば、録音ヘッドの前に消去ヘッドが在るので、永遠に使える。
ディレイのパラメータ
(YAMAHAのSPX90IIの取扱説明書を参考にしています。他のメーカーでは呼び方が少し違うかもしてません)

Delay Time
 テープを使ったアナログ・ディレイの図で、ダイレクト音とディレイ音の時間差は何だろう。録音ヘッドと再生ヘッドまでの距離とテープ速度である。テープ・ディレイの専用機械が有った時代は、再生ヘッドがいっぱい付いていたが、アナログ・ディレイや最近のデジタル・ディレイは電気的・デジタルでこの時間を決める。つまりダイレクト音とディレイ音までの時間、これがディレイ・タイムというパラメータである。この時間差を上手く使えば、リバーブに近い残響音から、1小節くらいの長さに設定して「一人かえるの合唱」まで演奏できる。

Feed Back Gain
 次にリターンからミキサーに帰ってきた音を、どの位sendに返すか。これがフィード・バック(ゲイン)などと呼ばれるパラメータである。フィード・バックをダイレクト音と同じだけに設定すると、ディレイ音はいつまで経っても無くならない。もちろんダイレクト音より大きくすると、発振してしまう。通常はダイレクト音より小さいゲインに設定する。この設定で、ディレイ音が何回出て消えるかが決まる。もちろんreturn音をsendに戻さなければ、1回のみのディレイになる。
 最後に、ダイレクト音にディレイ音をどの位の大きさで混ぜるか設定して完成である。音源や外部エフェクターを所有している人は試してみよう。
 最近のエフェクター(おとのYAMAHAのSPX90IIもそうですが)では、ディレイ・タイムとフィード・バック(ゲイン)のパラメータは、ステレオで左右のチャンネル別々に設定が可能である。

HIGH(Feed Back High)
 フィードバックの高音成分を調整する。これを設定することで、高音域のフィードバック量を少なくすることが出来る。


 MIDIパラメータではコントロール番号=94の「ディレイ」が使える。これは、ダイレクト音にディレイ音をどの位の大きさで混ぜるかの設定だが、効果がある。ただし、Web上でMIDIを発信している人では、ブラウザのプラグインなどの関係で期待したようなディレイ演奏が再現できないことがある。同時発音数が許すなら、ディレイ・トラックを設定する方法をお勧めする。

ディレイのフル(古)活用

 MIDIパラメータだけでは使えないが、エクスクルーシブ・メッセージでディレイ・タイムやフィード・バック(ゲイン)をコントロールできる方、コントロールできる内蔵エフェクトを持っているキーボードや音源、エフェクターを持っている人はご覧あれ。ディレイタイムをいろいろと設定するだけで、同じメロでも違った感じに出来る。
 上の「まずはディレイ」にも書いたが、当時(いつのこっちゃ)ホントにリバーブは高くて買えなかった。それで、ディレイを使って色々やってた時代がある。今でこそ、MIDIがあり、シーケンサーがあり、ギターリストが「一人かえるの合唱」何てやらないだろうが、当時(いつのこっちゃでも、つい最近)は、いろいろ研究熱心な人がいて(ギターリストは、ストイックで暗くて、研究熱心)ディレイを色々使っていた。残響音(リバーブ)の代わりに使う方法とこれをリズム演出に使う方法とある。リバーブの代わりに使うと、音が厚くなる。これは、MIDIの打ち込み講座(上述)を見ていただいて、ここでは、リズム演出について書こう。

リズム演出
 「8分音符のアルペジオ+付点8分音符のディレイ,比率5:5」これは結構いい。聞いてみる? → 
 このデータは、打ち込み講座A.Guitar編アルペジオに2フレーズ目から、ディレイトラックを追加したものです。

続きはリバーブだ!!



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