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![]() これを通常ギターで演奏する場合、赤の矢印で書いたように、ストロークする。ただし、ギターの弦は、上が低くしたに高い音の弦が張ってあるので、実際の音の出方は譜面の矢印と逆になる。松崎しげるさん以外は! ここでは、この小節の最後のアップ ダウン アップの箇所を解説しよう。 |
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最後のアップ ダウン アップの解説の前に、この小節の全般的な解説だ。最初の2つのダウン・ストロークは、6弦全部を弾く。2つ目の8分音符の次のアップ・ストロークから、高音弦のみ弾くような感じにすると良い感じになるだろう。 左の表は、最後のアップ ダウン アップだが、このように1〜4弦を弾いた音を入力する。また、物足りなくてもう少し、ガツガツジャンジャン鳴らしたいときは、5弦をプラス。逆に、うるさすぎるときは4弦の音を抜いてやると良い。でもこのままでは、ストロークの感じが出ない。そこで、発音のタイミングをずらしてやる。 |
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この打ち込み講座は、タイムベース四分音符=48を使用しているので、余り微妙なずらしは出来ない。 取りあえず上の表を使って解説しよう。まず、Step5のD3、A3、D4のSTに1を入力する。ここまでを8分音符にするために、Step5の最後のF#4のSTに22を入力して調節する。Step6、7も同様、他の小節、他の音も同様、和音で入力してあるところのSTを1ずつずらして最後の音で、音符の調節をする。全部終わったら1回聞いてみる。どうですか? 打ち込んだ音数がまちまちなので、6弦全部を弾く箇所では遅れて聞こえたりしている。また、テンポによっても聞いた感じは変わってくる。ジャラ〜ン ジャガジャガと聞かしたいとか表現したい感じからほど遠いこともある。 そこで、左の表のようにST=1を入力したところを少しずつ消していく。または、テンポや表現によっては、2とか3を入力していく。まずは、1小節変更してみて聞いてみる。だいたいこんな感じかなと言うのが掴めてくる。同じ感じで、他の小節も入力する。ここで余り深入りしないように。 |
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だいたいいい感じになったら、アップ・ダウン・ストロークを表現しよう。ここは、アップ ダウン アップなので、最初のアップは高音から低音へ、次のダウンはそのまま、最後のアップは高音から低音へノートを並べ替える。これで左の表のようになる。 実際は、上のずらしよりこちらを最初にやった方が効率がよい。一度、聞いてみてずらしを修正する。これでほぼできあがり。 |
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最後に、まず必要ならば音抜きを行う。アップ・ストロークは、ダウン・ストロークより少な目の音数にすると良い。この時、左表のように例えば最初のアップの最低音D3を抜くと軽い感じになり、高音のF#4を抜くと少し重く暗い感じに出来る。色々試してみると良い。 次に、ミュート奏法でない場合は、ゲート・タイムGTを次のノート・オンまで目一杯延ばす。次のノートが出る寸前まで延ばすと良い。左手ミュートを表現したい場合もGTで調節する。 最後に、ベロシティで表現を付ける。おとは、アップ・ストロークの最初の高音のベロシティを少し大きくしてアクセントを付けている。 如何かな? |