音を厚くする方法(1) |
E. Guitar(チョーキング)編のデータにバックを付けてみましょう。 |
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まずはこのデータを聞いてみてください。かなりバックに埋もれてしまいますね。 |
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コーラス(コントロール番号 93)を60かけてみました。
ディレイ、コーラス、リバーブなどがわからない方はこちらへ → →
注 ブラウザと音源(プラグイン)の関係かわかりませんが、コーラスがかからない場合があります。 |
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さらにディレイ(コントロール番号 94)を30かけてみましょう。これで、ほぼ完成です。
注 ブラウザと音源(プラグイン)の関係かわかりませんが、ディレイがかからない場合があります。 |
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ディレイの別法です。トラックと音源(同時発音数)が許すのなら、こちらの方をお勧めします。 |
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ディレイトラックの方にディレイ(コントロール番号 94)を30をかけて完成です。 |
GM/GS音源もXG音源も、オーバードライブやディストーション系のギターの音色は薄くて、このままではバックに埋もれてしまう。今回のサンプル曲のような、どちらかというと艶っぽい音色(オーバー・ドライブ系のギター)の場合は、コントロール番号 93のコーラスをかけてあげると、音が前に出る。もっと、厚くしたいならコントロール番号 94のディレイをかけると良いだろう。
ただし、このデータをQuick Timeで聞いた人は、効果を感じられただろうか。作っている時、聞いてみたらディレイの効果が思ったほど感じられなかった。そこで、ディレイの別法をおとはお勧めする。作ったトラックを別のトラックにコピーして、曲の一番頭に休符を挿入。これで、元のトラックから休符分だけ発音が遅れるディレイ・トラックが出来る。ディレイ・トラックに挿入する休符の長さは、その曲やテンポによって様々なので色々工夫してみるしかない。
最終的に、ディレイ・トラックにディレイ(コントロール番号 94)をかけて完成。この方法だと、ディレイをかけただけより、音が厚くなる。ただし、同時発音数が許す場合のみ。 |
サンプル曲紹介 |
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WONDERFUL
TONIGHT
ERIC CRAPTON
WORD & MUSIC by Eric Clapton
「SLOW HAND」 ポリドール1977
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ヤードバーズ時代のあだ名を、そのままアルバムのタイトルにした作品。この曲の他、コカインやレイ・ダウン・サリーなどの名曲もある。何故、ジャケットがないか?それはベスト・アルバムしか持っていないのと、ベストアルバムが何処かに行っちゃったから。
この曲は、今ではカラオケに入っているが、実は(誰かの結婚式の時に)自分で歌おうと思ってMIDIで打ち込んだもの。打ち込み講座のために、ギターのフレーズをきっちり打ち込み直したので、少し(かなり)ギクシャクした仕上がりになってしまった。もう少し、チョーキング・アップの頂点を早めにして、音程を修正すると良くなると思う。Eric
Claptonは、最近のライブでも良く演奏しており、この頃よりももっとスロー・ハンドになったような気がする。素敵な曲です。 |