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初期の頃、シンセサイザーの音色パラメータに、コントロール番号を割り当てるという楽器が現れた。実際、音色パラメータとエフェクト・パラメータの違いなど区別が有ってないようなものである。それに、エクスクルーシブ・メッセージでは、チャンネルごとのコントロールが出来ないし、何よりエクスクルーシブは難しくリアルタイム・コントロールに向かない。また、各メーカーが同じ事をやり始めたら互換性が取れなくなる。 <<データ・エントリー>> <<インクリメント>> <<デクリメント>> |
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![]() Bn 64<MSB> Bn 65<LSB> |
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<<ピッチ・ベンド・センシティビティ>> <<マスター・チューニング>> |
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![]() Bn 62<MSB> Bn 63<LSB> |
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RPNと違って、NRPNは自由にコントローラーを決めて使えるため、互換性は期待できない。NRPNは、音色パラメータといったメーカー固有のものを、リアルタイムで簡単にコントロールする目的で使われる。NRPNでは、コントロール番号の100("62")でMSB、101("63")でLSBをセットすることにより、音色等のパラメータ番号を指定する。データ・エントリーでパラメータの値をセットするか、インクリメント/デクリメント・メッセージを使ってデータを増減させる。 |
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