おとの境遇 | |
おとの場合は、新居(賃貸2LDK)を持ちました。妊娠中お世話になった近く(自転車で5分以内)の病院で出産をする事に決めます。両実家は、ここからかなり離れている(300kmと1000kmくらい)ので、すぐに助っ人(バーバ)を頼むわけには行かない状況です。おとと配偶者さんだけで頑張るか。とまあ、こんな境遇でももが誕生したわけです。 | |
おとの場合 | |
バラ色の数ヶ月間が約束されていたはずですが、配偶者さんが仕事を辞めてすぐ入院して(3月2日、配偶者さんの場合は、色々あって予定日の1ヶ月前から入院した)、予定日は3月24日だったはずなのに、3月6日に出て来ちゃた。3月5日、病院から「少し破水しました。でもすぐ生まれるわけではないので」との連絡を受け、仕事を早めに切り上げ病院へ。配偶者さんは、いつもの病室ではなく分娩室の手前の陣痛室にいて、点滴を受けていました。 |
出産の時の状況 | |
3月5日、病院から「少し破水しました。でもすぐ生まれるわけではないので」との連絡を受け、仕事を早めに切り上げ病院へ。配偶者さんは、いつもの病室ではなく分娩室の手前の陣痛室にいて、点滴を受けていた。元気そう。看護婦さんの話では、全く陣痛の気配はないので「今晩と言うことはないですが、明日、明後日には生まれる」とのこと。うちに帰り、両実家に電話を入れて、いつものお好み焼き屋へ軽く食事。と思っていたら飲み過ぎて、気が付いたら12時を回っていた。家に帰って、どうやって寝たんだろうか。枕元で配偶者さんの声が聞こえる。なんか言ってる。「プープープー」留守電が鳴ってるんだ。「生まれました。午前1時43分、体重は2,416g、女の子です」確か配偶者さんの声で留守電はそう言っていた。午前3時少し前、今日は飲み過ぎたかな。でも確か「生まれました」と言ったよな。留守電を見る。1件入ってる。生まれたんだ。外はみぞれ混じりの雪で、うっすらと積もり始めていた。病院へ向かう。 何だか、小説みたいな書き方ですね。 |
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ご対面 | |
ご対面と言っても、本人(おと)はほんの2時間前までしこたま飲んでいた、只の酔っぱらいであった。新しい我が家の家族は、ガラス越しの向こうの保育器に入っていた。配偶者さんにあって少し話が出来たが、「ご苦労様」と声をかけ、戻ってきた言葉は「お酒臭い」であった。 まだ名前もない新しい我が家の家族が、一生懸命生きようとしている。ちょっと出てくるのが早かったのか、ちっちゃくて頼りない感じだった。4時くらいまで配偶者さんのそばにいて家に帰ったのかなあ。よくは覚えていない。帰ってすぐ、朝6時に目覚ましをセットして寝た。 |
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何故6時に"目覚まし"をかけたか | |
我々にとっては、"赤ちゃんの誕生"ですが、この瞬間ジジ・ババになる人にとっては、かわいい孫の誕生です。ジジ・ババは、それはそれは丹頂鶴のごとく、キリンのごとく首を長くして待っていました。誰よりも早く、「生まれました」の報告が欲しいはずです。あらかじめ、自分の実家と配偶者さんの実家のご両親の行動パターンを、調査しておくことが大切です。電話を入れたらもう仕事にいった後で、連絡がとれたのが一番最後だった、と言うのでは困ります。まず1番は、実家の両親に連絡を。内容は、泥酔していたおとに配偶者さんが留守電で伝えた、「生まれました。午前1時43分、体重は2,416g、女の子です」がベストです。あとは、「赤ちゃんも配偶者さんも元気です」と連絡しましょう。何らかのトラブルがあった場合は、その状況も伝えてください。何故か、赤ちゃんの体重を伝えると、納得するみたいですよ。 | |
体重は2416gこれだけは覚えておきましょう。「赤ちゃん生まれたんですって」と聞かれたとき、「ええ、女の子で、体重は2416gでした」と答えましょう。特に出産経験のある近所の方や親戚のおばさんは、体重を聞きたがります。 |