xDSLへの道・その後(速度改善とセキュリティー)

xDSLへの

 ADSLは高速で、ISDNの何倍とか書いてあります。
おとのISPであるODNのJ-DSLのページにはADSLの大きな特徴として3つあげています。

速い 常時接続 定額料金

 定額料金については、これまでのページで説明しました。このページでは、”速い”と
”常時接続”について説明と言うか困ったときの対応策などについて、
他の方のサイトの紹介(リンク集)の形で書いてみます。

ADSLにしたのに全然早くない。なぜ?

 

 

 まず、ADSLにして本当に速くなったのだろうか。JDSLのページで「とにかく速い」と書いてある所に小さく「※ADSLは、使用するメタリックケーブルの品質、 距離、ISDNなどの干渉などによって回線速度が変化します。したがって、速度保証などはいたしかねます。(G.Lite Annex C準拠の場合)」と書いてある。他の接続業者にもほとんど同じ様な文面が、どれも小さく書いてある。ADSLは博打だ!と言っている人もいるくらいで、全員が速くなるわけではない。まずは、己を知ろう。つまり、どの位の速さでつながっているのか(実効速度)を確認しようと言うわけである。

 

 実行速度を確認できるサイト
ブロードバンドスピードテスト  多くの掲示板等で”速度が遅い。改善策はありませんか?”などと質問されているのはこのサイトのデーターが多いみたい。フラッシュが必要、Mac版IE5.0は動くが5.1はダメみたい。ネスケはok。
 
ブロードランド  観測所が選べ比較できる。ダウンロードサイズは2.4Mとでかい。おとはこのサイトの初心者掲示板を良く利用(閲覧)している。
 

 http://homepage1.nifty.com/takuo/speed/avg3M.htmlhttp://www.oak.dti.ne.jp/~flash/speedeye.htmlも面白いサイトです。これらは、速度のばらつきなどが評価できる。グラフがあまりにもガタガタ凸凹しているようだと、何か速度を遅くするような障害の可能性がある。

 

 実行速度を測定すると

 例えば、1.5MbpsのADSLに加入しているのに、あなたのスループットは1.2Mbpsとか700kbpsとかの結果が出る。詳しくは、ブロードバンドスピードテストさんのサイトを参考にして欲しいのだが、おおむね1.5Mでも8Mでもその半分くらいの実行速度であれば良いのではないだろうか。また、1回の測定で実効速度を確かめるのではなく、数回測定する事をお勧めする。また、昼と夜では回線の混み方が違うし、もちろん計測サイトによっても数値に違いが出る。

 

 1.5Mは局からの距離に強いが8Mは局から遠いと遅くなる
 これもブロードバンドスピードテストさんのサイトを参考にしてもらいたいのだが、1.5Mでは局からの距離が実効速度にそれほど影響を与えないが、8Mのサービスだと3kmを超えると極端に速度が低下する。また、伝送損失が40dBを越えた場合も回線距離と同様に遅くなるだろう。線路長と伝送損失はNTTで情報を開示してくれる。
  NTT東日本
  NTT西日本

 ここで調べた線路長と伝送損失をもとにブロードバンドスピードテストさんのサイトを参考にこれ以上速度が速くならないかどうか調べる。1.5Mサービスで線路長が4km、8Mでは3kmを超えている場合、伝送損失が40dBを越えている場合は速度改善は厳しいものとなるかもしれない。

 

 リンク速度を調べてみる

 リンク速度というのは‘NTT局舎からモデムまで’の回線速度で、局からモデムまでに繋がっている回線の質・環境によって決まる。これまで測定してきた実効速度は、モデムからインターネットまでの回線速度になる。こちらは、リンク速度が局にある端末までの速度に対し、実効速度は局にある端末から、さらにインターネットに繋がっている回線の状況にも左右される(バックボーンというヤツ)。リンク速度を確認しよう。
 J-DSLの場合、モデムの設定画面で確かめられる。モデムに入って、機器状態・ログをクリックすると上下のリンク速度が見られる。他のモデムの方は、インターネット等で調べて頑張ってみて。ちなみに、リンク速度を測るサイトは、ここここはおとの記憶にあったので、紹介しておく。
 実効速度はリンク速度の8割程度出るはず。リンク速度が線路長や伝送損失に関係あるのだが、予想よりも極端に遅い場合、お約束的な書き方では「電話線にドアホン、ガス自動検針、ホームテレホン、親子電話、ある種のBS放送やCATV、電話会社のアダプター、マンションの場合だとマンション全体で加入している何か、一戸建て場合のだと家が古くて配線が古い、複雑になっている(増築をくりかえした)など、思い当たるものはないでしょうか。」となる。こんなものが、速度を遅くする原因となるのだ。とにかく原因を排除しよう。ガス検知器などはガス屋に「ADSLを使っているので、何とかならないか?」と相談すると取り替えてくれる事もあるようだ。

 

 ビットマップを調べてみる

 ビットマップを調べることで、回線速度を遅くしている原因の内、ISDNやラジオなどの干渉がよく分かる。J-DSLのモデムの場合、アドレスにhttp://192.168.1.1/cgi-bin/debugcmd.cgi?cmd=toneと入力するとビットマップが測定される。ビットマップの解説は、清水理史さんのサイトを参考にしていただくとして、とにかく綺麗な山になっていなくガタガタしているとか極端な落ち込みがあるようなら干渉アリと見た方がよい。こんな場合は、プロバイダーに連絡して線路調査を依頼し、帯域調整や収容替えを行うと良くなる可能性があるかも。

 

 おっと忘れていた。Windows95と98の話

 WindowsMeより前のOS(95と98)、MacならOS9.Xより前のOSは元々が高速回線用に調整されていない。簡単に言えば、ADSLは高速なので一度に多くの(大きな)データを運べるのだが、これらのちょっと古い?OSではちまちまと送ってしまう設定になっている。リンク速度は十分なのに何故か実効速度が出ないのはこのためだ。まずはこの設定、MTU(Max Transfer Unit)とRWIN(Receive Window Size)を調べてみよう。調べるにはここをクリック。全部、英語のサイトだが、必要なのはMTUとRWIN数字だけなので大丈夫。
 MTUが1500くらいでRWIN=(MTU-40)X 8〜200だとokである。あるソフト(例えばリアルダウンロード)の中には、勝手にMTU書き換えてしまうものもあるようなので、MeやXPを使っている場合も要注意である。MTUとRWINが変だなと思ったら調整が必要である。フリーで色々なソフトが入手できる。

 Edit MTU
 Net Tune

 MTU,RWINの調整方法 詳しい説明はJANISネットワークホームページに書いてある。ここではMac用の調整ソフトも入手できる。ただし、接続業者がpingを許容していないと出来ないが。

 

 電源の入り切り

 何もいじってないのに段々速度が遅くなったような気がする。そんな時には、モデムの電源の入り切りをしてみよう。いつでもいいが、朝8時前くらいが良いみたい。テレホの時間が終わって回線が比較的空いているときの方が速くリンクする。なぜ、段々遅くなるかはおとは専門家ではないのでよくわからないが、モデムの電源を入れるとトレーニングに移り一番良い状況でリンクする。このまま、使っていると(使っていない時間が多い)徐々に他の人が入ってきて線が細くなるそうだ。おとは、使わない夜間はモデムの電源を切っておき、仕事が終わって家に帰ってから電源をオンするようにしている。その下に書いてあるセキュリティーの問題からも入れっぱなしは良くないので。

 

 どうやっても速くならない場合

 ADSLの速度改善についてのサイトがいっぱいあるので、そちらを参考にして挑戦して。また、それに関する掲示板もいっぱいある。掲示板に載せるときには以下のことをハッキリと書いておこう。

 マシーン,OS,ブラウザなどのハードとソフト、実効速度はどの位か、リンク速度と線路長などのデータ、MTUとRWINなどの値、ホームページ・サイトの持っているなら(ジオシティーズとかgooの無料サイトを使う手もある)そこにビットマップをアップしておくと言うこと無し。

おとの場合は:
 速度を改善したいのですが。J-DSLの1.5MでモデムはレンタルのTE4000です。回線速度は、
 測定時刻:2002/5/5(日) 16:56:21
 計測サイト:http://www.broadland.jp
 対象サーバー:BroadLand
 回線種類:ADSL1.5M
 計測結果:
   ■テストタイプN:1.056Mbps
   ■テストタイプB:1.221Mbps
 ※B値、N値のバランスがとれています。
です。Mac G3 350MHz(メモリー384MB),OS9.1,IE5.1を使用しています。リンク速度は、上り 512Kbps 下り 1536Kbpsでフルリンクしています。NTTで調べた線路長は1560mで伝送損失25dBでした。MTU=1500、RWIN=32768でした。ビットマップを見たのですが綺麗な山でした。何とか速度を速くしたいのですが。

 などと書きます。この例だと、「このバカ野郎!何考えてるんだ!これ以上の速度改善は出来ない。嫌がらせか?自慢か?」とレスが付くか無視されるかだ。それから、掲示板で助けを求めるときのエ(ネ)チケットとして、マルチポストは絶対にやめよう。

 マルチポスト:同じ質問を違う掲示板に載せる。困っているのは解るが「掲示板で答えてくれる人をテストしている」、さらには「掲示板の質を疑っている」と思われてしまうこともある。最近は、みなさんやさしいので「初心者か?」と思ってレスを付けてくれるが、完全に無視される場合もある。

 

常時接続。あなたのコンピュータが覗かれているかも?

 

 まずは、あなたのコンピュータがどのようにインターネットに接続されているか確認しよう。シマンテックのサイトでセキュリティー・リスク・スキャンをやってみよう。

 ここをクリック → Symantec Security Check

どうでしたか?。もう一つ、アップサイジングの解説を参考にShields Up!も確認しよう。

 ここをクリック → Shields Up!

そうそうShields Up!は英語なので解説が読めないが、全く読めないと諦めるのはまだ早い。解説の所の英語をコピーしてexcite 翻訳で訳してしまえ。へんてこな日本語になるが、雰囲気だけは解るかも。

 何だか、自分のコンピュータが見え見え状態の人いませんでしたか?。覗かれているだけならまだしも、知らない内にファイル盗まれていたり、トロイの木馬を仕掛けられていませんか?どうしよう。

 

 電源の入り切り

 常時接続と言っても別にモデムの電源を切ってはいけないわけではない。何故、ダイアルアップがハッキングとかのインターネット・セキュリティーを煩く言わないかというと、接続する度にグローバル・IP・アドレスが割り当てられるからだ。ハッカーがスキャン・ソフトを使って、セキュリティーの甘いコンピュータのIP・アドレスを見つけたとしても、次にまたダイアルアップでつなぐと別のIP・アドレスが割り当てられる。接続料金(回線使用料、電話代)がもったいないのでちょこちょこ、ダイアルアップをやり直すのでそのたびにIP・アドレスが変わりコンピュータを特定できない。ただし、テレホーダイとかで長時間使っている場合は、その間はIP・アドレスが変わらないので危険は大きい。
 ADSLでも同じ事が言える。モデムの電源を落とし(再起動でもOK)てIP・アドレスをマメに変えれば、その分だけハッカーの侵入を防げることになる。絶大なる効果は期待できないが、気休めくらいにはなるだろう。

 

 ウイルス対策ソフトは必須

 本来のセキュリティーではないが、ウイルス対策ソフトは必ず入れておこう。さらには「入れてない方はネットに繋がないでください」と言いたい。「自分のパソコンが、壊れるだけで誰にも迷惑かけないじゃない」と思っている方は、大間違い。あなたのパソコンにメールを出した、あなたがメールを出した、住所録を入れてるなどなど、多くの人に迷惑をかけることになる。ウイルスがいつまで経っても無くならない。こいつは、ネズミ算以上に増えますから。
 もしも、ウイルスやワームに感染してしまったら、即座にネットワーク・ケーブルを外してモデムの電源を切ってくれ。その後は、何とか自分で対応を。でもインターネットからの情報は拾えないから、どうするんだよ。

 

 モデムはLAN接続?それともUSB接続? 共有設定は切り!

 多くの方がLANボードやLANカードからLANケーブルをブロードバンド・モデムにつなげて楽しんでると思う。逆にUSBモデムを選択した方は、多分セキュリティーがスカスカだったかも。
 どちらにしても、セキュリティーの第一歩として、共有設定は切りにしておこう。Macの場合OS9.x以前は、自分で設定をしない限り共有設定は切りなので一応安心だ。OSXは?。使ったこと無いから。Windowsは、会社で見ている限りは、共有の設定をしている様ではないので最初から設定されているのでだろうか?多分コントロールパネルから自分の設定がどうなっているのか見れると思う。
 USBモデムの方は、スカスカなのでパーソナル・ファイアーウオールを入れて、セキュリティー・アップする以外に方法はないのでは。せっかくの高速回線なので、複数台のパソコンを家族みんなで使えるように、LANを構築するモデム+ルーターをおとは推奨する。この場合は、共有入れてもokの場合もある。

 

 ログイン・パスワードの設定

 J-DSLのモデムは、元々ルータ・モデムなのでログイン・パスワードの設定があるのかも知れない。インターネット・スキャンされて、グローバル・IP・アドレスが知られたとしても、モデムに入るパスワードを変更しておけば、なかなかモデムに入れなくなる。初期状態では、「誰でもご自由にどうぞ」状態ですね。
 TEモデムの場合は、http://192.168.1.1/でモデムの画面(最初にモデムを設定した画面)に入って、ログイン・パスワードの設定でパスワードを変更する。初期状態では、誰でもrootで入れてしまいますよね。

 

 ルーターを入れてみよう

 ルーターを入れることはセキュリティー・アップに効果のある方法である。元来、ルーターは複数のコンピュータを1つのモデムでインターネットにつなぐためのものだが。
 例えて言うと、モデムにコンピュータ直結は一軒家、モデム〜ルーター〜コンピュータはアパートとかマンションである。おとのホームページが見たい場合、コンピュータ(ブラウザ)はインターネットを介して、このWWWサーバーに「このページが見たいよ」と指示を出し、WWWサーバーはそれに答えてあなたのコンピュータにこのページを送る。一軒家から住人がピザーラに電話をかけて、ピザーラがピザを配達してくれるようなものだ。しかし、玄関から外はハッカーのたまり場かもしれない。うっかり鍵をかけ忘れると、勝手に入って住所録やパスワードなどを盗んでいかれる可能性がある。ではマンションは?。玄関から入れたが、目的とする部屋がどこのあるか分からない。これではハッカーもお手上げである。しかし、ピザーラの配達人は部屋番号を知っているので、部屋までピザを運んでくれる。
 モデムはグローバル・IP・アドレスをもらうが、その先のルーターが複数のコンピュータを使うために、ローカルなIP・アドレスをコンピュータに割り当てる。マンションの部屋番号のようなものだ。グローバル・IP・アドレスからモデムまでは入れるが、ルーターを越えてコンピュータまで入るのは至難の業である。
 J-DSLはルータ・モデムなので、おとの場合入れる必要は無かった。

 

 IPフィルタリング

 もう少しマンションの例えから、高級マンションの玄関先には管理人さんがいる。住人以外が入っていこうとすると「君!」と止められる。ピザーラの配達人は、あらかじめ管理人に「入れても良いよ」と連絡しておくか、管理人から自分に連絡が来て、入れるかまたは玄関まで取りに行く。ピザを食べられることには変わりはない。
 実際には、玄関(コンピュータの情報の出入り口)は1つではなくポートと呼ばれる穴がいくつも開いていて、それぞれの穴には決まった情報の出入りがある。このポートの内で悪用されそうなものを閉じてしまうのがIP・フィルタリングである。おとの場合、J-DSL全然公認じゃないホームページさんのサイトからIPフィルタ設定を参考に行った。

 

 これでもか!パーソナル・ファイアーウォール
 個人で使う場合は、パーソナル・ファイアーウォールまではどうかな?。IP・フィルタリングくらいで十分だと思う。どうしても気になる方、USBモデムの方は検討してみよう。

色々なサイトをリンクさせて頂きました。ありがとうございます。




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