「ラ・フェート・ギャラント」プロフィール

 「ラ・フェート・ギャラント」は、イギリス・オランダに在住していた新進気鋭の若き古楽器奏者たちを中心に1996年に結成されたアンサンブルである。もともとは、女性メンバーを中心としたアンサンブル「グラース」を母胎とし、1998年にはドイツ在住のヴァイオリニスト桐山が新たに加わった。そして、2000年の5月の東京公演を期に、はじめてこの名前がついた。
 「ラ・フェート・ギャラント」の意は、日本風に言えば「雅なる宴」。ヴェルサイユ宮を舞台に日夜繰り広げられていた貴族の優雅な饗宴を描いた、ワトーやブーシェ流のフランスロココ絵画をさす美術用語である。古楽器のもつ軽やかで優雅な音色、こまやかなニュアンスなどを最大限に生かしながらもそれだけに留まらず、奏者間の音による洒脱な会話、そして聞き手を巻き込んでの「雅なる音楽の宴」を描き出すことを目指しての改名である。
 このアンサンブルには特定のリーダーはいない。真のアンサンブルは個人の自発性と個性のぶつかり合いの中から生まれてくるというのが、「ラ・フェート・ギャラント」のポリシーだからだ。異文化の中での生活という共有の経験によって結ばれた4名の若い奏者が、活発な意見を交わしながら切磋琢磨し続けるこのアンサンブル。2001年にファースト・アルバムをリリースし好評を得る。2006年8月に待望のセカンド・アルバム「パリの悦楽」をリリースし、10月に記念コンサートを行った。

ラ・フェート・ギャラント クリスマスコンサート
ラ・フェート・ギャラント 雅なる宴 vol.6
バロック音楽で綴る
クリスマス

2007年12月25日(火)
昼の部 開演 14:00 (開場13:30)
夜の部 開演 19:00 (開場18:30)
東京オペラシティ「近江楽堂」

M.コレット クリスマスのシンフォニー 第1番 ニ短調
L.クープラン      プレリュード
A.フォルクレ      パーシンの鐘
L.クープラン      ブランクロッシュ氏のトンボー
M.モンテクレー ル   ムーティエの鐘
M.マレ        サン・ジェルマン教会の鐘
J.M.ルクレール     ヴァイオリンソナタ
M.ブラウン      フルート・ソロのための組曲
G.P.テレマン      パリ四重奏曲 第6番 ホ短調

フルート:前田りり子、ヴァイオリン:桐山建志
ガンバ:市瀬礼子、チェンバロ:平井み帆


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ラ・フェート・ギャラント2nd CD

ALM records ALCD-1083 製造発売 コジマ録音

パリの悦楽
18世紀フランスの室内楽
Les plaisirs de Paris
ラ・フェート・ギャラント
La fete galante

発売中!
2800円(送料無料)
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ヴェルサイユを舞台に花開いた芸術。ルイ王朝に仕えた音楽家たちもまた、その文化の重要な担い手となった。ヴァイオリンの名手として宮廷で活躍したギユマンのソナタ、テレマンが仏滞在中に書いた「パリ四重奏曲」の他、モンテクレールのソロ・カンタータ、リュリの義父として知られるランベールの甘美な宮廷歌曲(エール・ド・クール)など、声楽作品も収録しました。

テレマン パリ四重奏曲 第2番 
ボワモルティエ フルートとガンバのためのトリオ ホ短調
ギユマン カルテットによるソナタ、
      あるいは優雅で楽しい会話 第4番 イ長調 作品12の4
ルベル ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ホ短調
モンテクレール カンタータ「ディドンの死」
ランベール あなたの蔑みはいつも

 ■ラ・フェート・ギャラント
  フルート 前田りり子       ヴァイオリン 桐山建志
  ヴィオラ・ダ・ガンバ 市瀬礼子  チェンバロ  平井み帆
 ■ゲスト
  ソプラノ 原 雅巳
  
2004年8月11-13日に相模湖交流センターで録音
朝岡聡さんが古楽情報誌「アントレ」に書かれたCD評を掲載しました。全文掲載
「レコード芸術」新譜月評で「準推薦」をいただきました。全文掲載
セカンドCDリリース記念演奏会 雅なる宴 vol.5
パリの悦楽
18世紀フランスの室内楽

福岡 あいれふホール 2006年 10月27日(金)
東京 近江楽堂 2006年 10月29日(日)昼夜2公演

■ラ・フェート・ギャラント
  フルート 前田りり子       ヴァイオリン 桐山建志
  ヴィオラ・ダ・ガンバ 市瀬礼子  チェンバロ  平井み帆    
 ■ゲスト
  ソプラノ 原 雅巳(東京のみ)

【福岡公演プログラム】
  テレマン パリ四重奏曲 第5番 イ長調
  ボワモルティエ トリオ ホ短調
  ルベル ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ホ短調
  ギユマン カルテットによるソナタ
       あるいは優雅で楽しい会話 第4番 イ長調 作品12の4
  L.クープラン 組曲 ト短調より 
  テレマン パリ四重奏曲 第2番 イ短調

東京公演プログラム
 
 テレマン パリ四重奏曲 第5番 イ長調
  マレ 組曲集 第3巻より 組曲 ト長調 
  ベルニエ カンタータ「コーヒー」
  ルベル ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ホ短調
  ギユマン カルテットによるソナタ
       あるいは優雅で楽しい会話 第4番 イ長調 作品12の4
  L.クープラン 組曲 ト短調より
  モンテクレール カンタータ「ディドンの死」

あいれふホールでの福岡公演(2006/10/27)

 

演奏会チラシ クリックすると拡大します

【芸術交流宅配便】2006年10月28日 福岡市警固公民館
バロック音楽による「フルート&チェンバロ演奏とお話し」

 芸術交流宅配便というのは福岡市の主催で、公民館や小学校に演奏家を送り込む無料のコンサートです。警固公民館は前田りり子さんの生家のすぐ脇にあります。上記のラ・フェート・ギャラント福岡公演の翌日、平井さんと2人で福岡に残り、C.P.E.バッハやブラヴェのソナタなどを演奏しました。中でも小学生に人気があったのはりり子さんのお話「世界の笛」。ルネサンスからモダンフルートまで吹き比べというのはよくある趣向ですが、さらに、ペットボトルを並べた笛(?)から始まり、インド、中国、ネパール、日本の篠笛までを迷演して、喝采を博しました。

小学生も入れて約100名が詰めかけた警固公民館。出演は前田りり子(Fl)と平井み帆(Cem)

 

ペットボトル笛(?)の迷演               インドの横笛

 

日本の篠笛                  ルネサンスフルート

■バロックアンサンブル「グラース」リサイタル
 1996年10月4日 黒部市国際文化センターコラーレ
 小林木綿(ソプラノ)前田りり子(フルート)市瀬礼子(ガンバ)平井み帆(チェンバロ)

■GRACE/ベルサイユ宮の室内楽 (詳しくはこちら
 1998年8月26日 富山市市民プラザ
 8月31日 小国町桜尾山荘
 9月2日 福岡市あいれふホール
 9月6日 東京都 国分寺いずみホール
 前田りり子(フルート)市瀬礼子(ガンバ)平井み帆(チェンバロ)

■オリジナル楽器によるバロック室内楽の饗宴 (詳しくはこちら
 1999年4月20日 富山鹿島町教会
 4月22日 東京オペラシティ 近江楽堂
 前田りり子(フルート)桐山建志(ヴァイオリン)市瀬礼子(ガンバ)平井み帆(チェンバロ)

■ベルサイユ宮の室内楽
 1999年4月23日 宇都宮美術館
 前田りり子(フルート)市瀬礼子(ガンバ)平井み帆(チェンバロ)

■バロック室内楽「雅なる宴」 (詳しくはこちら
 ラ・フェート・ギャラント結成記念

 2000年5月28日 2回公演 東京オペラシティ 近江楽堂
 前田りり子(フルート)桐山建志(ヴァイオリン)市瀬礼子(ガンバ)平井み帆(チェンバロ)

■カルテット・ゼフィール/モーツアルトの贈り物 (詳しくはこちら
 2000年12月24日 北九州市響ホール研修室
 12月25日    福岡市大名MKホール
 12月26日    唐津市唐津ルーテル教会
 前田りり子(フルート)桐山建志(ヴァイオリン)ステファン・ジーベン(ヴィオラ)山廣みめ(チェロ)

■ラ・フェート・ギャラント「雅なる宴」Vol.2 (詳しくはこちら
 CD初リリース記念コンサートツァー

 2001年4月7日 富山市市民プラザアンサンブルホール
 4月13日 福岡市あいれふホール
 4月14日 佐賀・きらら館
 4月16日 長野・信州国際音楽ホールこだま
 4月18日 東京・日本ルーテル東京教会
 前田りり子(フルート)桐山建志(ヴァイオリン)市瀬礼子(ガンバ)平井み帆(チェンバロ)

■ラ・フェート・ギャラント「雅なる宴」Vol.3 (詳しくはこちら
 テレマンで綴るドイツ・バロックの精華

 2002年11月12日 山口公演 クリエイティブ・スペース 赤れんが
 2002年11月13日 唐津公演 ふれあい会館 りふれ
 2002年11月14日 福岡公演 あいれふホール
 2002年11月16日 黒部公演 前沢ガーデンハウス
 2002年11月17日 東京公演(昼夜2回公演) 東京オペラシティ近江楽堂
 前田りり子(フルート)桐山建志(ヴァイオリン)市瀬礼子(ガンバ)平井み帆(チェンバロ)

■レクチャーコンサート「音楽と絵画 」 (詳しくはこちら
 バロック・・・光と陰のスペクタクル(ラ・フェート・ギャラント公演)

 2003年9月26日 東京文化会館小ホール
 前田りり子(ナビゲーターとフルート)原 雅巳(ソプラノ)桐山健志(ヴァイオリン)平尾雅子(ガンバ)平井み帆(チェンバロ)

■ラ・フェート・ギャラント「雅なる宴」Vol.4 (詳しくはこちら
 パリの愉悦  18世紀フランスバロックの室内楽

 2004年8月7日 東京 近江楽堂 昼夜2回公演
 前田りり子(フルート)桐山建志(ヴァイオリン)市瀬礼子(ガンバ)平井み帆(チェンバロ)

■レクチャーコンサート「音楽と絵画」 (詳しくはこちら
 バロック・・光と陰のスペクタクル
 2005年7月23日 福岡市あいれふホール
 
前田りり子(ナビゲーター、フルート)原 雅巳(ソプラノ)
 桐山建志(ヴァイオリン)平尾雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)平井み帆(チェンバロ)

 初録音CD 発売中! Y2800(詳しくはこちら
アントレ古楽コレクションズ第4集
雅なる宴 〜フランス・バロックの精華〜
発売元:アントレ編集部 Tel&Fax 042-378-7603
製造・受託販売:ブレーンミュージック EBM-200005

〜〜 メンバーのご紹介 〜〜

前田りり子 (バロック・フルート)
福岡市出身。9才よりモダンフルートを始める。小出信也氏に師事。高校2年の時、全日本学生 音楽コンクール西日本大会フルート部門1位入賞。その後バロックフルートに転向して有田正広氏に師事し、桐朋学園大学音楽学部古楽器科に進学する。1993年にオランダのデン・ハーグ王立音楽院に留学し2000年に同大学院修了、バロックフルートをウィルバート・ハーゼルゼット、バルトルド・クイケンの両氏に師事。1996年、山梨古楽コンクールにて第1位入賞、1999年、ブルージュ国際古楽コンクールで2位入賞(フルートでは最高位)。リサイタルやアンサンブルをラ・フェート・ギャラント、バッハ・コレギウム・ジャパン、リベラ・クラシカなどの各種演奏団体と各地で行っている。現在音楽教室「ダ・カーポ」、東京芸術大学の非常勤講師を勤める。
桐山 建志 (バロック・ヴァイオリン)
東京芸術大学を経て同大学院修了。1992年第2回日本室内楽コンクール入選。1995年フランクフルト音楽大学に留学、ラ・スタジオーネ・フランクフルトなどでも活躍。1998年フランクフルト音楽大学卒業、第12回古楽コンクール「山梨」第1位、第10回栃木「蔵の街」音楽祭賞受賞。1999年ブルージュ国際古楽コンクール第1位。現在「オーケストラシンポシオン」コンサートマスター、エルデーディ弦楽四重奏団ヴィオラ奏者、「コンヴェルスム・ムジクム」のメンバーを務めるなど、室内楽を中心に活動中。これまでにヴァイオリンを鳥羽尋子、天満敦子、岡山潔、W.フォルヒェルト、A.レーリヒ、M.ウティガーの各氏に師事。フェリス女学院大学講師。
市瀬 礼子 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
東京都出身。国立音楽大学楽理学科卒業。同大学在学中に、ガンバに出会い、神戸愉樹美、中野哲也の両氏に師事。91年英国王立音楽大学の奨学金を得て渡英、ガンバをリチャード・ブースビーに師事。在学中よりパーセルクアルテット、フレットワーク、ガブリエリコンソート、イングリッシュバロックソロイすと等、イギリスの古楽界を代表するグループと共演し、多くのラジオ、CD録音を行う。またガンバコンソートコンコーディア、アンサンブルフロリレジウム、パサカリアのメンバーとしても、アイルランド、フィンランド、スペインなど数多くの音楽祭にも招かれている。現在ロンドンに在住し、室内楽を中心に活発な演奏、録音活動を行っている。
平井 み帆 (チェンバロ)
富山県出身。桐朋学園大学音楽学部ピアノ科、同大学研究科(チェンバロ専攻)修了。ピアノを川島伸達氏、チェンバロを有田千代子氏、室内楽を有田正広氏らに師事。94年より、オランダ、デン・ハーグ王立音楽院に留学、チェンバロをジャック・オッホ氏、室内楽をクイケン兄弟らに師事。98年からは拠点を日本に移し、各地でコンサート、レコーディング、テレビ、ラジオへの出演等、活発な演奏活動を行っている。第8回富山県新人演奏会最優秀賞、県知事賞、北日本新聞音楽奨励賞を受賞。04年発売のソロCD「アフェッティ・カンタービレ」は高い評価を得た。リコーダーとのデュオによるシリーズ「イタリアバロック音楽の変遷」の企画、演奏もしている。富山市民文化事業団古楽セミナー・チェンバロ講師。
平尾 雅子 (ヴィオラ・ダ・ガンバ、市瀬さんはヨーロッパ在住なので、来られない時は「助っ人」で加わってもらってます)
京都に生まれる。国立音楽大学楽理科卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバを大橋敏成、音楽学を高野紀子の各氏に師事。スイスのハーゼル・スコラ・カントルムにてヴィオラ・ダ・ガンバをジョルディ・サヴァル、室内楽をジャネット・ファン・ヴィンゲルデンの各氏に師事、ソリストディプロマを得て卒業後、オランダのハーグ王立音楽院にてヴィーラント・クイケン氏に師事。ソロ、室内楽でヨーロッパ各地において活発な演奏活動を行うとともに、サヴァル率いる合奏団「エスペリオン」のメンバーとしても活躍。帰国後は、多数のリサイタル、室内楽コンサート、レコーディングで内外の名手と共演。最近ではパオロ・バンドルフォとのガンバ・ディユオで好評を得た。また、フランスのサンフロラン、イタリアのウルビーノをはじめとする国際古楽フェスティバルの出演。ALM(コジマ録音)よりCD「マラン・マレの横顔1,2,3」(いずれもレコード芸術特選盤)、「J. S.バッハ ヴィオラ・ダ・ガンバソナタ全3曲他」、マイスターミュージックより「ダニューブ河のこだま」(レコード芸術特選盤)をリリース。現在、京都市立芸術大学非常勤講師。
原 雅巳 (ゲスト歌手、ソプラノ)
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院独唱科修了。93年渡仏、オルレアン・コンセルヴァトワール声楽家課程を一等賞を取得し修了。ジュネーヴ・コンセルヴァトワール(古楽センター)で声楽家課程を最優秀の成績を取得し修了。声楽を嶺貞子、佐竹由美、J・ボナルドーの各氏に師事。バロック歌唱法、およびバロック・ジェスチャーをB・クラモア、解釈をY・ルペランの各氏に師事。97年帰国。以後、フランス・ルネッサンス、バロック音楽を中心に演奏活動を続けている。カンプラ、モンテクレール、クレランボーのソロ・カンタータ、ゲドロン、ボエセ、ランベールなどのエール・ド・クールを多数演奏。日本ヘンデル協会に所属し、バロックジェスチャーの講師を務め、協会主催のオペラ公演の演出、および演技・歌唱指導を行う。これまでに「オレステ物語」「ジュリオ・チェーザレ」「アレッサンドロ」「リナルド」「セルセ」を演出。