ルネサンス・フルート・コンソート
ソフィオ・アルモニコ

ルネサンス・フルート・コンソートで奏でる

ヴェネチアのクリスマス

 ルネサンス時代を通じてイタリアには小さな独立国家がたくさん存在し、お互いにしのぎを削りあっていました。 中でも地中海貿易でいち早く海外の最先端技術を取り入れ、繁栄を謳歌していたヴェネチア共和国はルネサンスの中でも独特な地位を築いています。当時流行っていた歌を集めて、世界で最初に活版印刷の楽譜の出版を始めたのも1501年のヴェネチアで、手軽に買える楽譜の出現によって音楽の在り方はその後大きく変わっていくことになります。また、ルネサンスを通じて音楽の中心は声楽でしたが、ヴェネチアでは他国に先駆けて 16世紀半ばから大規模な器楽曲が盛んに演奏され、フルートを含む管楽器の製作も行われていました。自由な気風にあふれ、イスラム圏を含む他国の文化を柔軟に取り入れながら多様な文化を築きあげていたヴェネチアは、今も昔も異国情緒あふれる魅力的な街です。そんなヴェネチアで楽しまれていた恋やクリスマスの歌を、歌手の辻康介さんをお迎えしてフルート・コンソートと共にお楽しみいただきたいと思っております。おいしいお茶菓 子やワインをご用意してお待ちしておりますので、どうぞお気楽においで下さい。

3F音楽室
渋谷区千駄ヶ谷 2-10-1 木島 ANNEX 3F(JR千駄ヶ谷駅より徒歩)
2012年12月22日〜23日 3回公演
(お茶菓子またはワイン付/各回25席限定)
12/22(土) 開場17時30分   開演18時
12/23(日) 開場13時30分   開演14時
12/23(日) 開場17時30分   開演18時

ソフィオ・アルモニコ(ルネサンス・フルート)
菊池香苗・菅きよみ・前田りり子・国枝俊太郎
ゲスト 歌・語り 辻康介
ルネサンス・リュート 佐藤亜紀子

G.デュファイ 「すべての者の救い主なるキリストよ」
 Guillaume Dufay (c.1400-1474) 'Christe, redemptor omium'

ペトルッチ編集「オデカトン」より H.ヒーゼヘム 「あらゆる良いものに満ち」
 Hayne van Ghizeghem(c.1445-1472/1497)'De tous biens playne'
作者不詳 「ラ・スタンジェッタ」 Anonymous 'La stangetta'
ジョスカン・デ・プレ(c.1440-1521) 「最高の中でも最高の人」
 Josquin de Pres 'La plus des plus'
A.ブリュメル(c.1460-1515) 「ノエル・ノエル」 Antoine Brumel  'Noe noe'

作者不詳 パヴァーヌ 「理性の死」 Anonymous  Pavana  'La morte de la ragione'
作者不詳 ガイヤルド 「浮気者」 Anonymous  Gagliarda (La traditora)
J.A.ダルツァ(生没年不詳)  ピーヴァ Joan Ambrosio Dalza Piva 
作者不詳 パッサ・メッツォ Anonymous Passo e mezzo
G.マイネリオ(c.1530/40-1582) サルタレッロ Giorgio Mainerio  Saltarello

作者不詳 /Anonymous(オリジナル) 「絶望的な運命の女神」'Fortuna desperate'
J.オブレヒト(c.1457-1505) 「キリエ」  Jacob Obrecht  'Kirie'
A.アグリコラ (c.1446-1506) Alexander Agricola

          休  憩

G.バッサーノ(c.1558-1617) 「ファンタジア 14」 Giovanni Bassano 'Fantasie 14'
M.ペゼンティ(c.1470-1524以降) 「ご主人様に起こされたら」  
 Michael Pesenti 'Dal lecto me levava'
B.トロンボンチーノ(1470-1535以降) 「光を与えてくれるのは」
 Bartoromeo Tromboncino   'Chi vi dar? pi? luce'
M.カーラ(c.1470-1525?) 「待っている場合ではない」
 Marchetto Cara 'Non e tempo daspectare'

C.デ・ローレ(? -1565) 「主の生誕の第二晩課:詩編V」
 Cipriano de Rore 'In Navitate Domoni ad Vesperas Secundas Psalmi V'

C.デ・ローレ/Cipriano de Rore (オリジナル)  「別れの時」'Ancor che col partire'
P.デ・モンテ(1521-1603) 「キリエ」 Philipo de Monte  'Kirie'
G.B.ボヴィチェッリ(c.1550-c.1594) Giovanni Battista Bovicelli 
 
A,ヴィラールト(1490-1562)  「奥方、美しき欲望が」
 Adriani Willaert  'Madonna, il bel desire'
C.デ・ローレ 「眠りよ、夜の息子よ」 Cipriano de Rore 'O sonno'
A.モルターロ(c.1587-1610) 「城門」 Antonio Mortaro  'La Portia'
A.ガブリエッリ(c.1510-1586) 「歌じゃ祭じゃ」
 Andrea Gabrieli  'Canto Canto festa festa'

  
クリックで拡大
ゲスト出演者

辻康介(Kosuke Tsuji 歌手)
1600 年頃のイタリア音楽を中心に様々なジャンルの音楽を歌う。「ビスメロ VisMelodica」「ネーモー・コンチェルタートnemo concertato」「南蛮ムジカ」「ジョングルール・ボン・ミュジシャン」「都市楽師プロジェクト」で活躍。「中世の移動ド」講座を行なう。声楽を牧野正人、C. カヴィーナらに師事。国際ロータリー財団奨学金でイタリアに留学、 声楽や古楽理論を学んだ。国立音楽大学楽理科卒。

佐藤亜紀子(Akiko Sato ルネサンス・リュート、ギター)
東京芸術大学音楽学部楽理科卒。国立ケルン音楽大学、バーゼル・スコラ・カントールムにてリュート専攻。左近径介、 水戸茂雄、コンラート・ユングヘーネル、ホブキンソン・スミスの各氏に師事。「アンサンブル室町」「ラ・ストラヴァガンツァ東京」「Seven Tears Consort」メンバー。現在、 アイザナハ音楽院リュートクラス講師。アトリエ楽古主宰。千葉県市川市在住。

主催  ソフィオ・アルモニコ Tel. 042-677-7027
           E-mail: soffio.armonico@gmail.com