前田りり子 ディスコグラフィ

Liliko's Discography

 
【独奏曲CD】J.S.バッハと同時代の作曲家達によるフルート音楽

ムジカ・リリカから再版しました。

このサイトから注文できます。(2500円、送料無料)

レコード芸術準推薦盤

朝日新聞クラシック試聴室推薦盤

発売元:ムジカ・リリカ ML-002 販売元:キング・インターナショナル
G.F. ヘンデル : フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 HWV359b op.1-1b
G.P.テレマン : 「12のファンタジア集」より第1番 イ長調、第2番 イ短調
J.S.バッハ : フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV 1030
C.P.E.バッハ : フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Wtq.124
J.G.ミューテル : フルートと通奏低音のためのソナタ ニ長調
Total time  59'31
前田りり子(トラヴェルソ)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロベール・コーネン Robert Kohnen(チェンバロ)

 ベルギーの教会で録音した、初めてのソロのCDです。録音の前はとても緊張していたのですが、チェンバロのロベール・コーネン氏とそのご家族、ガンバの市瀬さん、録音スタッフたちの暖かいサポートのおかげで、心安らぐCDが出来上がりました。その様子時の録音の様子は、こちらあります。このCDではバッハを取り巻く人々、息子や弟子、友人、ライバルたちの作品を集めてみました。バッハが生きた18世紀半ばのドイツには、バッハ以外にもすばらしい作曲家がたくさんいました。そんな中でバッハも切磋琢磨して成長を続け、あのすばらしい作品の数々を世に残すこととなったわけです。バッハが同時代の作曲からどのような影響を受け、そして与えたのか、「J.S.バッハと同時代の作曲家達によるフルート音楽」を通じて、感じ、楽しんでいただければと思います。詳しくはこちら

2002年5月11日〜12日  Lienne de Bra (ベルギー)の教会での録音
レコーディング・ディレクター  リコー・イェンテマ Rico Yntema
レコーディング・アシスタント  濱瀬 祥

【独奏曲CD】パリのフルート音楽 〜 華麗なるロココの饗宴 〜

このサイトから注文できます。(2500円、送料無料)

レコード芸術準推薦盤

日本経済新聞ディスクレビュー掲載

発売元:アルケミスタ・レコード ALQ-0012 販売元:キング・インターナショナル
J.M.ルクレール:ソナタ集第4巻 第7番 ト長調 op.9の7
M.ブラヴェ:ソナタ ロ短調 第2番 op.3の2
J.D.ブラウン編集:無伴奏組曲 ホ短調 op.12
M.ブラヴェ:組曲集 第1巻 より 無伴奏ジーグ
J.B.ボワモルティエ:フルートとオブリガートチェンバロのためのソナタ 1番 ニ長調 op.91の1
M.ブラヴェ:ソナタ 第2番 二短調 op.2の3
J.P.ラモー:クラブサン・コンセール 第5番 ニ短調
Total time 75'23
前田りり子(トラヴェルソ)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロベール・コーネン Robert Kohnen(チェンバロ)

 2枚目のソロCDです。メンバー、スタッフ、録音会場すべて1枚目と同じです。2回目ということもあり、終始リラックスして、私自身演奏を心から楽しみながら録音することができました。その時の録音の様子は、こちらにあります。2枚目では天才フルーティストブラヴェ、フランス・ヴァイオリンスクールの祖ルクレール、オペラの大家ラモーなど、バロック・フルートがもっとも繁栄を極めた爛熟期のパリ、ロココ様式の最盛期である1730〜50年ごろの曲を集めて見ました。サロンで気軽に楽しめる、軽快で華やかな曲に見えながらも、どこかほろ苦さや物悲しさを包括し、イアタリア様式とフランス様式が微妙にせめぎあうパリの一時代を楽しんでいただければと思います。詳しくはこちら

2005年6月27日〜29日 ベルギー、ブラ・シュール・リエンヌ教会での録音
レコーディング・エンジニア  リコー・イェンテマ Rico Yntema
レコーディング・ディレクター  濱瀬 祥

【独奏曲CD】J.M.オトテール フルート組曲集

このサイトから注文できます。(2500円、送料無料)

レコード芸術特選盤

発売元:ムジカ・リリカ ML-001 販売元:キング・インターナショナル
J.M.オトテール [ル・ロマン]
第1巻 組曲 第3番 ト長調 作品2-3
第1巻 組曲 第4番 ホ短調 作品2-4
第1巻 組曲 第1番 ニ長調 作品2-1
第2巻 組曲 第1番 ト短調 作品5-1
第1巻 無伴奏フルートのためのエコー 作品2
第2巻 組曲(ソナタ) 第4番 ロ短調 作品5-4
Total time 80'41
前田りり子(トラヴェルソ)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロベール・コーネン Robert Kohnen(チェンバロ)

 3枚目のソロCDです。メンバー、スタッフ、録音会場すべて1・2枚目と同じです。今までと違うのは、a'≒390Hzの低いピッチのフルートと、修復が完成したばかりの17世紀のオリジナルチェンバロを使用したことです。1枚目の録音をした2003年の少し前にロベールがフランスの田舎で眠っていたのをみつけ、手に入れたチェンバロで、その時のすごい楽器が見つかったんだとロベール氏が興奮していたのを私もよく覚えています。修復が終わったらぜひ一緒にオトテールを録音をしようと言ってはや5年。外側の絵は間に合いませんでしたが、今回の録音の直前にようやく修復が終わり、この録音がこのオリジナルチェンバロのお披露目となります。輝かしいながらも品があるすばらしい楽器ですので是非聞いてみてください。フルートも今回の録音の為に杉原広一さんと有田正広先生が共同でオトテールタイプの楽器を作ってくださいました。a'≒415Hzの楽器にはない、太く豊かで憂いを帯びた音色をお楽しみいただけると思います。詳しくはこちら

2008年5月11日〜13日 ベルギー、ブラ・シュール・リエンヌ教会での録音
レコーディング・エンジニア  リコー・イェンテマ Rico Yntema
レコーディング・ディレクター  濱瀬 祥

【室内楽曲CD】アンサンブル「アルバ・ムジカ・きょう」
シェークスピアの音楽
Channel Classics Records CCS 11497
T. Morley:O Mistrss mine/M. Byrd:O Mistrss mine/T.Morley:It was a lover and his lass/Willow song/Walshingham/W.Byrd:Walshingham/R.Jones:Farewell, dear love/J.Wilson:Take, O take those tips away/Robin/Greensleeves/F.Cutting:Greensleeves/Greensleeves to a Ground 1 & 2/R.Johnson:Hark, hark, the lark/R.Johnson:Full fathom five/R.Johnson:Where the bee sucks (total 58'05)
佐藤豊彦(ルネサンス・リュート)、山田千代美(ソプラノ)、前田りり子(ルネッサンス・フルート)、鈴木俊哉(リコーダー)、福沢 宏(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

 初めて経験したCD録音。オランダ留学時代、佐藤豊彦さんに誘われて、ルネサンスフルートを吹きました。気温10度の寒い教会での録音で、楽器のピッチがどうしても上がらず、果物ナイフで楽器を削ってしまうというハプニングも起きましたが、面白いCDになったと思います。世界的にみても、ルネッサンス・フルートの録音はまだあまりなく、聞いたことのない方も多いのでは?ルネッサンス・フルートの開放的な暖かい音をぜひ、体験してみて下さい。

1997年7月 オランダのProtestant Church, Renswoudeで録音
録音プロデューサー・エンジニア:C.Jared Sacks

【室内楽曲CD】ラ・フェート・ギャラント「雅なる宴」
〜 フランス・バロックの精華 〜

このサイトから注文できます。(2800円、送料無料)

レコード芸術準推薦盤

音楽現代推薦盤

発売元:アントレ  制作:ブレーンミュージック EBM-200005
G.P.テレマン:パリ四重奏曲 第1番 ニ長調
M.マレ:聖ジュヌヴィエーヴ丘教会の鐘
J.P.ラモー:コンセール 第1番 ハ短調   
G.P.テレマン:パリ四重奏曲 第6番ホ短調 (Total:55'00)
ラ・フェート・ギャラント  前田りり子(トラヴェルソ)桐山建志(ヴァイオリン)市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)平井み帆(チェンバロ)

 古楽四重奏団「ラ・フェート・ギャラント」の初めてのCDです。今になって聞き返してみると、「ああ、あそこの音程が・・・」とか「あのタイミングが・・・」など本人的には反省点がいろいろなのですが、なんと言っても若さとやる気にあふれた元気一杯の録音です。ちょっと落ち込んだときなんかも、これを聞けば、スカッとさわやかな気分になれるはず。一緒に演奏するのがただ、ただうれしくって仕方がないという気持ちがにじみ出て、若いっていいなぁと感じる、私にとっては思い出深い録音の一つです。といっても、そんな昔の録音じゃないんですけどね。私たちのライフワークとなっているテレマンのパリ四重奏曲やラモーのコンセールなどを聴きながら、雅な気分に浸っていただければと思います。

2000年5月31日〜6月2日 埼玉県田園ホール・エローラ
レコーディング・エンジニア 藤井寿典

【室内楽曲CD】ラ・フェート・ギャラント「雅なる宴」
パリの悦楽 〜18世紀フランスの室内楽〜

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レコード芸術準推薦盤

発売元:ALMレコード ALCD-1083
テレマン パリ四重奏曲 第2番 
ボワモルティエ フルートとガンバのためのトリオ ホ短調
ギユマン カルテットによるソナタ、
あるいは優雅で楽しい会話 第4番 イ長調 作品12の4
ルベル ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ホ短調
モンテクレール カンタータ「ディドンの死」
ランベール あなたの蔑みはいつも
ラ・フェート・ギャラント  前田りり子(トラヴェルソ)桐山建志(ヴァイオリン)市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)平井み帆(チェンバロ) ゲスト:原 雅巳(ソプラノ)

 「ラ・フェート・ギャラント」の2枚目のCDです。前作と比べると、アンサンブルの充実度が増して、「ちょっとは成熟してきるんじゃない?」と本人は勝手に思っています。巨匠の録音と比べれば、まだまだ青臭いところがたくさんですが、奏者それぞれが音楽での会話をこれほど楽しんでいる録音はなかなかないぞと自負しています。気負わず、今の私たちを素直に形にしたCDとなりました。前作同様テレマンのパリ四重奏曲のほか、より華やかでギャラントな様式で書かれたギユマンの四重奏曲、ゲストにソプラノの原さんを迎えてのカンタータなど前作よりさらに幅広いレパートリーに挑戦してみました。官能的な18世紀半ばの「パリの悦楽」を私たちと一緒になって楽しんでいただければと思います。

2004年8月11〜13日 相模湖交流センター
録音ディレクター:Yukio Kojima

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ 管弦楽組曲全集
Disc1 第3番(23'29)第1番(26'42)第2番(24'14)
Disc2 第4番(24'01)
Grammofon AB BIS SACD2枚組 BIS-SACD-1431 (日本版KKGC10/11)
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

 管弦楽組曲の第2番ではフルート・ソロを吹いています。この曲はフルート・コンチェルトのように捉えられがちなのですが、実は70パーセントぐらいは1番ヴァイオリンとユニゾン(同じ音)なのです。私は、フルートが独立した声部の場所はもちろんソロ的に華々しく活躍すべきですが、それ以外は弦楽器と一体となって一つのハーモニー(調和)を作るべきだと思っています。そこでこの録音ではこの第2番のみ、弦楽器はそれぞれ1本ずつの編成となっていて、より親密なアンサンブルを作り上げることができました。フルートの華やかなソロ・パートと共に、輝かしい弦とまろやかなフルートの響きが溶け合った、独特の世界をお楽しみいただければと思います。詳しくはこちら

2003年10月26-30日 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音ディレクター:Jens Braun  サウンドエンジニア:Thore Brinkmann

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ マタイ受難曲 BWV244
3枚組CD キングレコードKICC293-295
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

 あまりに有名な曲のため説明はいらないと思いますが、フルート的には第49曲の「Aus liebe」が特にお勧めです。殺されようとしているイエス・キリストを前に「ただ愛によりわが救い主は死のうとされる、ただ一つの罪さえお知りにならないのに」とソプラノが、フルートと2本のオーボエ・ダ・カッチャと共に切々と歌い上げます。突然通奏低音がなくなり、静寂の中に響き渡るフルートは、バッハすべてのフルート・オブリガート付アリアの中でも珠玉の1曲です。

1999年3月22−27、29-31日 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Hans Kipfer  サウンドエンジニア:Marion Schwebel

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ ヨハネ受難曲 BWV245(1749年第四稿)

2枚組CD BIS-CD-921/922 (日本版 KKCC-2279/80
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン(110'19)

 ヨハネ受難曲は4つの稿が残されていますが、この録音では最後の第4稿が使われています。フルート・パートも各所で違いがありますが、特に興味深いのが第35曲のアリア「Zerfliesse, mein Heze」です。マタイ受難曲の「Aus liebe」と同じく受難曲終盤でソプラノによって歌われる、イエスの死を涙ながらに悲しむ曲ですが、1725年の第2稿では1本のフルートとオーボエ・ダ・カッチャだったのが、部分的に残っている1739年の総譜では、2本のフルート(ユニゾン)とオーボエ・ダ・カッチャ、第4稿では1本のフルートと弱音きつき1本のヴァイオリン(ユニゾン)とオーボエ・ダ・カッチャになっており、この録音ではこの方法をとっています。このアリア、フルートにとって非常に厳しい調性で書かれていて、大きな音が全く出ないため、ダ・カッチャとのバランスをとるのが難しいのです。だから、バッハもいろいろ試して苦労をしたのね、というのがよく分かります。この録音には第2稿のみにあり、ほとんど演奏されることのないバスと2本のフルートも、補足として収録されています。

1998年4月 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー/ サウンドエンジニア:Ingo Petry 

【オーケストラ曲DVD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ ヨハネ受難曲 BWV245
EuroArts Invitation 2050395 (117分)
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン
鈴木美登里(ソプラノ)ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)ゲルト・テュルク(テナー)浦野智行(バス・バリトン)シュテファン・マクロウド(バス)

 2000年7月28日、バッハ没後250年の命日にサントリーホールから全世界に実況中継されており、その模様をライヴ収録したDVDです。ヨーロッパ・イスラエルツアーを終えた直後で、体力的にかなり厳しい状況でのコンサートでしたが、そのおかげで「受難曲」の雰囲気はより出ているかも・・・。

【オーケストラ曲CD】コンヴェルスム・ムジクス
J.S.バッハ ヨハネ受難曲 BWV245
2枚組CD  コジマ ALMレコード ALCD-1036,1037
CD1:63'30   CD2:58'47

武久源造指揮:コンヴェルスム・ムジクム

 トッパンホールで行ったコンサートのライブ録音です。弦はヴァイオリン3人、ヴィオラ、チェロ、ヴィオローネ、ガンバ各一人、歌もエヴァンゲリストとイエスの他、各パートソリストを含めて2人という小編成です。ですが大オーケストラと比べてもけっしてスケールが小さい演奏ではなく、小編成だからこそ全員の心が一つとなり、一つ一つの音に魂を込めた熱演となっています。この録音では35番のアリアはフルート1本で吹いています。

2001年4月11日・7月8日  トッパンホール
録音ディレクター・エンジニア:Kojima Yukio

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ 復活祭・昇天祭オラトリオ 

Grammofon AB BIS-SACD-1561
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン
 復活祭オラトリオ BWV249(41'45)
 昇天祭オラトリオ BWV11(27'37)

 復活祭オラトリオは器楽のみのシンフォニアで華々しく幕を開けますが、続く第2曲のアダージョも歌は全く入らず、歌の代わりにソロ・フルートがオーケストラをバックに劇的で情感豊かな旋律を歌いこみます。歌詞はないけど、歌詞がないからこそ聞き手次第で様々なドラマが繰り広げられる、そんな素敵な曲です。第5曲でもフルートとソプラノの親密で繊細なデュエットが繰り広げられます。
 昇天祭オラトリオ第3曲、第7曲では2本のフルートの伴奏によるレチタティーボが歌われます。第8曲のアリアは通奏低音がない珍しいアリアです。代わりにヴァイオリン、ヴィオラが通奏低音的な役割を担い、その上で2本のフルート(ユニゾン)とオーボエ、ソプラノの高音トリオがイエスの愛をへの信頼をさわやかに歌い上げます。

2004年5月 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Marion Schwebei  サウンドエンジニア:Jeans Braun

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ ロ短調ミサ曲
BIS Records AB BIS-SACD-1701/02(2枚組)
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ:ロ短調ミサ曲 BWV232
  Disc 1 53'58  Disc 2 54'33

2007年3月 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー: Thore Brinkmann  サウンドエンジニア:Marion Schick

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ 結婚カンタータ&コーヒーカンタータ 
結婚カンタータBWV210(35'39)、コーヒーカンタータBWV211(25'46)
Grammofon AB BIS BIS-CD-1411(日本版KKCC-2366)
バッハ・コレギウム・ジャパン
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)櫻田亮(テナー)シュテファン・シュレッケンベルガー(バス)前田りり子(フルート)三宮正満(オーボエダモーレ)若松夏美、高田あずみ(ヴァイオリン)森田芳子(ヴィオラ)鈴木秀美(チェロ)桜井茂(コントラバス)鈴木雅明(チェンバロ)

 バッハ・コレギウム・ジャパンでは、現在唯一の世俗カンタータです。コーヒーカップの音が入っていたり、いつものBCJとはちょっと雰囲気の違う、劇場風の楽しい録音です。結婚カンタータでは、新しいカップルを祝福しながら、音楽の肯定と否定が交互に歌われます。第6曲のフルート付きアリアは、罪の方でフルートの流れるような前奏のあと「お黙り、笛よ、お黙り、和音の調べよ」という歌詞で歌が始まります。そして最後には「あげくの果ては墓穴の中へ失せておしまい!」とまで言われてしまいます。
 コーヒーカンタータの方は、第4曲がフルート付アリアです。当時コーヒーはヨーロッパに入ってきたばかりで、流行最先端のとてもお洒落な飲み物でした。そこで、コーヒーにばかりうつつを抜かしている娘を頑固親父がしかると、娘はフルートと共に「コーヒーは千のキッスよりも甘いの」とうっとり歌います。どうも、フルートは快楽の象徴として用いられることが多く、道徳的にはちょっと問題ありと思われていたみたいですね・・・。

2003年7月25-28日 埼玉芸術劇場ホール
録音プロデューサー:Uli Schneider  サウンドエンジニア:Dirk Ludemann

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第17巻
1724年ライプチッヒ時代 BWV153(12'45)BWV154(13'58)BWV73(12'42)BWV144(12'57)BWV181(12'38)
Grammofon AB BIS BIS-CD-1221 (日本版 KKCC-2332)
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

 フルートが入っているのは181番のみです。そのフルートパートも晩年に再演された際に付け加えられたもののため、フルート存在はよほど注意して聞かないと聞き取れないかもしれません。でも、わざわざ付け加えたには理由があったはずで、オーケストラの響きを充実させ、潤いを与えるのに一役買っています。

2001年5月18-23日 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Jens Braun  サウンドエンジニア:Thore Brinkmann

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第18巻
1724年ライプチッヒ時代 BWV66(28'24)BWV134(26'35)BWV67(13'39)
Grammofon AB BIS BIS-CD-1251 (日本版 KKCC-2334)
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

 フルートが入ってるのは67番一曲のみです。この曲も後から付け加えられたフルートパートがバッハの自筆で残っていますが、それが初演の前だったのか後だったのかは不明だそうです。6曲目のアリアでは、合唱とオーケストラが「サタンよ、しりぞけ!」と荒れ狂っている合間に、フルートと2本のオーボエが、静寂に包まれたメロディーを「あなた方に平安がありますように」と歌うバスと共に何度もゆったりと演奏します。そのコントラストは実に印象的で、平和な音がするフルートにふさわしい役目だと思います。

2001年5月18-23日 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Jens Braun  サウンドエンジニア:Thore Brinkmann

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第20巻
1724年ライプチッヒ時代 BWV184(20'26)BWV173(13'10)BWV59(10'06)BWV44(16'52)
Grammofon AB BIS BIS-CD-1271 (日本版 KKCC-2347)
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

 BWV184とBWV173とにフルートが入っています。
 184番の冒頭のレチタティーヴォでは「待ち望みし喜びの光よ、今や新しい契約と共に夜明けの光が訪れる」というソプラノと共に、2本のフルートが夜明けにふさわしい、清々しい小鳥のようなオブリガートを奏でます。
 173番のフルートはヴァイオリンとのユニゾンが多く、全体としては歌やオーケストラの響きに溶け込んでいますが、第4曲ではバスと対話するソプラノの伴奏として、軽やかな2重奏を聴かせます。

2001年9月21-24日 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Jens Braun  サウンドエンジニア:Thore Brinkmann

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第23巻
1724年ライプチッヒ時代 BWV10(18'39)BWV93(19'27)BWV178(18'47)BWV107(17'26)
Grammofon AB BIS BIS-CD-1331 (日本版 KKCC-2360)
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

 BWV107にフルートが入っています。この曲もフルート2本入っているにもかかわらず、ほとんどヴァイオリンとユニゾンで演奏されます。ヴァイオリンのメロディーにフルートやオーボエなどの管楽器を重ねるという方法は、バロック時代のオーケストラ曲、特にフランスではよく行われました。管弦楽組曲の第2番も同様ですが、音色やアーティキレーションがはっきりして輝かしいけれど、まろやかさに少しかけるヴァイオリンと、やわらかくて上品だけど、音量が小さくて芯がないフルートを重ねることにより、ソフトで上品だけど芯がある音色を作り上げます。

2003年9月6−9日 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Thore Brinkmann  サウンドエンジニア:Dirk Ludemann

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第24巻
1724年ライプチッヒ時代 BWV8(17'06)BWV33(19'11)BWV113(24'19)
Grammofon AB BIS BIS-CD-1351 (日本版 KKCC-2361)
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

 BWV8とBWV113ではフルートのオブリガードが大活躍します。バッハ1723年にライプツィッヒの教会の音楽監督に就任以来数年の間、毎週一曲カンタータを書き続けました。その中で、1724年の4月から11月までの間、突然フルートオブリガート付きアリアを大量に書いています。特に8月から11月までの間はほぼ毎週、12曲ものフ ルートが入ったカンタータが演奏されています。いずれの曲も当時の常識を完全に打ち破るほどに技巧的で難易度が高いため、ハイレベルなフルートの名手がこの時期ライプツィッヒを訪れていたのではないかと考えられています。カンタータ8番はその中でも、フルート的には難曲中の難曲で、当時のフルートの限界に近い高音が、フルートの苦手な調性でたくさん出てきます。今まで私が録音したカンタータの中では、間違いなく一番難しい曲です。でも、限界に挑戦しているからこそとっても「カッコいい」曲です。1724年のフルート付カンタータについてはこちらに詳しい記述がありますので、興味のある方はぜひお読みください。
 113番にも第5曲に非常に華やかなフルートオブリガートがあります。テナーと対等に対話しながら、前奏や後奏では目にも止まらぬ速さで装飾的なフルートが駆け抜けていきます。

2002年9月6-10日 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Thore Brinkmann  サウンドエンジニア:Jens Braun

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第25巻

1724年ライプチッヒ時代 BWV78(21'36)BWV99(17'17)BWV114(22'53)
Grammofon AB BIS BIS-CD-1361 (日本版 KKCC-2363)
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

 1724年の一連のフルートオブリガート付アリアが存分に堪能できる1枚です。恐らく全カンタータ集の中でもっともフルートが活躍する一枚です。78番、99番、114番すべてに協奏曲さながらのフルートが登場しますが、特に114番第2曲のあたかもレチタティーヴォのように情感豊かに「語る」フルートソロは注目です。私のもっともお気に入りのアリアの一つです。
 99番第3曲の奇妙な半音階を伴うアリアも大変興味深い曲です。「怖じ戸惑う魂」「十字架の杯」「毒」「苦い」などの言葉に対応して半音階が用いられています。当時のフルートは指穴が7つしかないため、半音階を吹くと出やすい音と出にくい音が入り混じり、非常に不安定で緊張感があります。古楽器でしか味わうことのできない「痛み」の表現をお楽しみください。また第5曲のアルト、ソプラノ、オーボエ・ダ・モーレ、通奏低音との5声のフーガや、78番第4曲のアリアもバッハならではのなかなか捨てがたい曲です。

2003年2月14-17日 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Ingo Petry  サウンドエンジニア:Andreas Ruge

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第26巻
1724年ライプチッヒ時代 BWV180(21'18)BWV122(13'19)BWV96(17'14)
Grammofon AB BIS BIS-CD-1401 (日本版 KKCC-2369)
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

 180番と96番の2曲にフルートが入っていますが、どちらも跳躍を伴う前向きで力強く明るい曲調です。どちらかといえば、力強い曲より叙情的に歌う方が得意なフルートにこのような役割の曲を割り当てるのはちょっと不思議な気がするのですが、この一連のフルートアリアの中で、バッハはフルートの可能性をさぐるためにいろいろな実験をしていたような気がします。8番では音域の限界に挑戦、114番では表現力の限界に挑戦、そしてこの2曲では甘いだけではない、フルートの新たな一面に挑戦してるのかもしれません。バッハも日々勉強、日々精進だったのですね。

2003年6月7-10日 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Marion Schwebel  サウンドエンジニア:Rita Hermeyer

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第27巻
1724年ライプチッヒ時代 BWV80(23'40)BWV3(20'51)BWV115(22'44)
Grammofon AB BIS BIS-CD-1421 (日本版 KKCC-2370)
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

 115番のみにフルートが入っています。冒頭の合唱ではフルートとオーボエがダブル・コンチェルトのようにオーケストラを従えて大活躍します。そして第4曲は、大変めずらしいチェロ・ピッコロとフルートのオブリガートがついたとても美しいのソプラノのアリアです。第1曲の華やかなコンチェルトとは打って変わって静寂につつまれ、主の寛容と赦しをひたすら恭順に祈っています。
 この曲は一連のフルートアリアの中では、一番最後の時期に書かれたものです。様々なフルート実験の結果、バッハが行き着いた先がここだったのだということが納得できるひたすらに美しいアリアです。1724年の春、まだ一連のフルート付アリアを書く前に作曲したヨハネ受難曲では、再演で何度も改訂を加えるなどフルートの扱いに苦労していたバッハですが、一連のアリア以後に書かれたマタイ受難曲では、音域、調性、表現力すべてにおいて申し分ないすばらしいフルート・パートを第49曲の「Aus liebe」に書いています。115番のアリアは「Aus liebe」に通じていくものがあると感じるのは私だけしょうか。

2003年9月6-9日 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音ディレクター:Jens Braun  サウンドエンジニア:Dirk Ludemann

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第28巻
1724年ライプチッヒ時代 BWV62(17'47)BWV139(17'42)BWV26(14'48)BWV116(17'15)
Grammofon AB BIS BIS-SACD-1451 (日本版 KKGC12)
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

 26番第2曲のテナーのアリアでは、フルートとヴァイオリンがオブリガート楽器として活躍します。「流れる水のごとく私たちの人生もあっという間に過ぎ去っていく」という歌詞の内容にあわせて、弛むことなく流れるような音型が続いていきます。そしてあっという間に、フルート奏者的には非常に残念なのですが、一連のフルート付きアリアはこの曲をもって終わります。この後も断続的にながら充実した内容のフルート付アリアは登場しますが、この時期ほど音楽的にも技巧的にも卓越した曲が集中してかかれることは、もはやありません。

2004年3月16-19日 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音ディレクター:Hans Kipler  サウンドエンジニア:Thore Brinkmann

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第31巻
1724年ライプチッヒ時代 BWV91(15'32)BWV101(26'15)BWV121(16'42)BWV133(17'35)
Grammofon AB BIS BIS-SACD-1481
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

 101番にフルートが入っています。第6曲「イエスの酷い死を覚えよう」はフルート、オーボエ・ダ・カッチャ、ソプラノ、アルト、通奏低音が対等に絡み合うクィンテットで、シチリアーノの緩やかなリズムにのって、コラールと対旋律が瞑想的に奏でられます。バッハのカンタータの中でも傑作に数えられる名作です。

2004年9月 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音ディレクター:Thore Brinkmann  サウンドエンジニア:Marion Schwebel

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第32巻
1725年ライプチッヒ時代 BWV111(16'40)BWV123(20'05)BWV124(13'05)BWV125(23'17)
BIS Recors AB BIS BIS-SACD-1501 
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

2005年2月 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音ディレクター:Jenes Braun  サウンドエンジニア:Andreas Ruge

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第33巻
1725年ライプチッヒ時代 BWV41(27'40)BWV92(30'12)
BWV130(15'08)
BIS Recors AB BIS BIS-SACD-1541 
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

2005年4月 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Ingo Petry  サウンドエンジニア:Jens Braun

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第40巻
1725年ライプチッヒ時代 BWV137(12'36)BWV168(12'51)
BWV79(14'10)BWV164(16'25)
BIS Recors AB BIS BIS-SACD-1671
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

2007年6月 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Hans Kipfer  サウンドエンジニア:Mathias Spitzbarth

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第43巻
1725年ライプチッヒ時代 BWV110(22'16)BWV57(22'40)BWV151(16'22)
BIS Recors AB BIS BIS-SACD-1761
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

2008年7月 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Hans Kipfer  サウンドエンジニア:Andreas Ruge

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第46巻
1726年ライプチッヒ時代 BWV102(20'45)BWV45(17'32)BWV17(15'09)BWV19(17'57)
BIS Recors AB BIS BIS-SACD-1851
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

2009年9/10月 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Marion Schwebel  サウンドエンジニア:Thore Brinkmann

【オーケストラ曲CD】バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ カンタータ全集 第48巻
ライプチッヒ時代(1727-29)  BWV34(16'14) BWV117(21'19) BWV98(13'27) BWV120(20'07)
BIS Recors AB BIS BIS-SACD-1881
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン

2010年6月 神戸松蔭女学院大学チャペル
録音プロデューサー:Robert von Bahr  サウンドエンジニア:Mathias Spitzbarth

【オーケストラ曲CD】寺神戸亮/レ・ボレアード
モーツァルト オペラ「イドメネオ」(全曲)
ALMレコード  3枚組 ALCD-1074,75,76
寺神戸亮指揮:レ・ポレアード

 フルートパートは有田正広先生と私です。これは2004年の北とぴあ音楽祭で演奏会形式の上演されたときのライブ録音です。バロックのオペラやカンタータと違ってフルートがソロで活躍するようなアリアはありませんが、木管セクションの一員として、オーケストラの響きを豊かに彩っています。

2004年11月12-13日 北とぴあ さくらホール
ディレクター:Yulio Kojima

【オーケストラ曲CD】寺神戸亮/レ・ボレアード 〜Live!〜
ザルツブルグのモーツァルト
W.A.モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ短調 Kv207、行進曲 ニ長調 Kv237、セレナーデ ニ長調 Kv203、コントルダンス「英雄コーブルクの勝利」ハ長調Kv587
ALMレコード ALCD-1102
寺神戸亮指揮:レ・ポレアード

2007年10月29-30日 東京文化会館小ホール
ディレクター:Yulio Kojima

【オーケストラ曲CD】オーケストラ・シンポシオン
1770年代のニ長調交響曲集
W.A.モーツァルト:交響曲第20番/第31番、J.C.バッハ:交響曲、C.カンナビヒ:交響曲第63番
ALMレコード ALCD-1033
諸岡範澄指揮:オーケストラ・シンポシオン

 ニ長調の交響曲ばかりを集めためずらしい録音です。当時ニ長調というのはナチュラル・トランペットがもっとも輝かしく演奏できる調性として、祝祭的な明るい曲によく使われました。当時のフルートにとってもニ長調は一番吹き易い調で、音程等に悩まされずに安心して吹くことができます。長調全盛のクラシック時代ですが、その中でもとりわけ底抜けに明るいニ長調の世界をお楽しみください。

2001年1月23-25日 府中の森芸術劇場
ディレクター:Yulio Kojima

【オーケストラ曲CD】有田正広
モーツァルト フルートと管弦楽のための作品全集
W.A.モーツァルト:フルート協奏曲第1番ト長調、フルート協奏曲第2番ニ長調、フルートとハープのための協奏曲 ハ長調、アンダンテ ハ長調、ロンド ニ長調
DENON Aliare COGO-21+22(2枚組)
フルート:有田正広、ハープ:長澤真澄、東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ(オーケストラリーダー:寺神戸 亮)

 モーツァルトイヤーの2006年7月2日に、東京芸術劇場大ホールで開かれた公演に先立ちレコーディングされたものです。モーツァルトがフルート独奏と管弦楽のために書いた曲をすべて含んでおり、有田正広先生のソロフルートがたっぷり堪能できます。有田先生の呼びかけで1989年に結成された「東京バッハ・モーツアルト・オーケストラ」の久しぶりの東京公演で、この後も定期的に東京芸術劇場での公演が計画されているようなので、ご期待下さい。

2006年6月21日〜22日、28日〜29日 横浜みなとみらいホール
レコーディングエンジニア:Toshiyasu Shiozawa

【オーケストラ曲CD】有田正広
東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ・ライヴ!
W.A.モーツァルト:セレナード 第7番 ニ長調「ハフナー」Kv250 第1楽章、ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 Kv467、交響曲第41番 ハ長調「ジュピター」Kv551
DENON Aliare COCQ-84619
有田正広指揮:東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ、フォルテピアノ:ピート・クイケン

2008年10月4日、3月6日 東京芸術劇場でのライブ録音

【オーケストラ曲CD】クラシカル・プレイヤーズ東京
ショパン/ピアノ協奏曲 by 仲道郁代
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、第2番
Denon Aliare COGQ-49
ピアノ独奏:仲道郁代
有田正広指揮:クラシカル・プレイヤーズ東京

 仲道さんのピアノには、ショパンの時代に作られた有田氏所蔵の1841年オリジナル・プレイエルを使用しています。

2010年8月2日〜6日 東京芸術劇場大ホールで録音
Producer:Hiroshi Kunisaki、Recording Engineer:Toshiyasu Shinozawa

【オーケストラ曲CD】オーケストラ・リベラ・クラシカ
J.ハイドン交響曲集
J.ハイドン:交響曲第6番・第7番・第8番
TDK Arte dell arco TDK-AD801
鈴木秀美指揮:オーケストラ・リベラ・クラシカ

 「一日の時間」という主題に基づく「朝」「昼」「晩」の3部作です。私は「昼」の2番フルートとしてチョコット出演しただけですが、交響曲というよりシンフォニー・コンチェルタンテに近く、それぞれの楽器がソロとして大活躍します。「朝」では菅きよみさんのすがすがしいフルートを堪能してみてください。

2002年9月27日 浜離宮朝日ホールでのライブ録音
ディレクター:Tomoko Noda

【オーケストラ曲CD】オーケストラ・リベラ・クラシカ
J.B.ヴァンハル:交響曲ホ短調、J.ハイドン:交響曲第75番、W.A.モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
TDK Arte dell arco TDK-AD016
鈴木秀美指揮:オーケストラ・リベラ・クラシカ

 古典派では非常に珍しいヴァンハルによる「短調」の交響曲や、ウィーンでは人気がいまいちだったけど、プラハでは爆発的な人気を誇っていたモーツァルトが、プラハ公演のためにかいた交響曲などが収められています。

2005年6月10日 浜離宮朝日ホールでのライブ録音
ディレクター:Tomoko Noda

【オーケストラ曲CD】オーケストラ・リベラ・クラシカ
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲、シンフォニアヘ長調、ニ長調、J.ハイドン:交響曲第12番
TDK Arte dell arco TDK-AD018
鈴木秀美指揮とチェロ独奏:オーケストラ・リベラ・クラシカ

 ハイドンはオーケストラ・リベラ・クラシカのライフワークとなっている作曲家ですが、この録音では、C.P.E.バッハと初期のハイドン作品を一緒にすることにより、C.P.E.バッハがハイドンから受けた影響をさぐる試みがなされています。チェロ協奏曲は後にC.P.E.バッハ自身の手によって、フルートコンチェルトにも編曲されました。

2005年10月21日 浜離宮朝日ホールでのライブ録音
ディレクター:Tomoko Noda

【オーケストラ曲CD】オーケストラ・リベラ・クラシカ
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト集
行進曲ニ長調/フィガロの結婚序曲・メドレー/セレナード第7番「ハフナー」/モテットK165
TDK Arte dell arco TDK-AD019
鈴木秀美指揮:オーケストラ・リベラ・クラシカ

 モーツァルトの生誕250年を記念して、お誕生日の1月27日に行われた祝賀演奏会のライブ録音です。歌ありオペラの序曲あり、ソロ・ヴァイオリンが大活躍のセレナードありとお祝いムード満載の1枚です。

2006年1月26日 浜離宮朝日ホールでのライブ録音
ディレクター:Tomoko Noda

【オーケストラ曲CD】オーケストラ・リベラ・クラシカ
J.ハイドン:交響曲第76番、W.A.モーツァルト:フルート協奏曲第1番、交響曲第35番「ハフナー」
TDK Arte dell arco TDK-AD020
鈴木秀美指揮:オーケストラ・リベラ・クラシカ フルート:有田正広

 フルート的にはなんと言っても有田正広先生のフルート協奏曲がすばらしい1枚です。この録音で先生はもちろんオリジナルのグレンザーフルートをお使いになっていましたが、私も先生にお借りして、コンチェンルトの2楽章に出てくるオケのフルートで、別のグレンザーフルートを使わせていただきました。ニュアンスが豊かなすばらしい楽器で、吹いているだけで幸せな気分になりました。

2006年1月29日 浜離宮朝日ホールでのライブ録音
ディレクター:Tomoko Noda

【オーケストラ曲CD】オーケストラ・リベラ・クラシカ
J.ハイドン:交響曲 第49番 ヘ短調、ホルン協奏曲 ニ長調、W.A.モーツァルト:セレナーデ ニ長調「ポストホルン」Kv320
TDK Arte dell arco TDK-AD023
鈴木秀美指揮:オーケストラ・リベラ・クラシカ ホルン:T.ファン・デァ・ズヴァールト

2007年2月24日 浜離宮朝日ホールでのライブ録音
ディレクター:Tomoko Noda

【オーケストラ曲CD】オーケストラ・リベラ・クラシカ
W.A.モーツァルト:交響曲 第31番 ニ長調「パリ」Kv297、J.ハイドン:交響曲 第83番 ト短調、交響曲 第86番 ニ長調
TDK Arte dell arco TDK-AD024
鈴木秀美指揮:オーケストラ・リベラ・クラシカ

2007年6月29日 浜離宮朝日ホールでのライブ録音
ディレクター:Tomoko Noda

【オーケストラ曲CD】オーケストラ・リベラ・クラシカ
W.A.モーツァルト:交響曲 第29番 イ長調、J.ハイドン:交響曲 第88番 ト長調、ベートーヴェン:交響曲 第1番 ハ長調、
TDK Arte dell arco TDK-AD027
鈴木秀美指揮:オーケストラ・リベラ・クラシカ

2009年10月17日 浜離宮朝日ホール、2009年10月18日逗子なぎさホールでのライブ録音
サウンド・エンジニア:Takashi Sakurai

 Liliko's Discography