過去のリサイタルの記録1

オリジナル楽器による
バロック音楽の夕べ
 
1993年7月19日 福岡中部教会


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前田りり子(バロックフルート)
平井み帆(チェンバロ)・山廣美芽(バロックチェロ)

 私は1991年に桐朋学園大学古楽器科に入学し、有田正広先生にフルートを習っていましたが、3年の前期までで桐朋を学園を中退し、1993年の秋からオランダのデン・ハーグ王立音楽院に留学することが決まっていました。これはヨーロッパ留学を前にして、私が福岡市で初めて開いたリサイタルです。チェロの山廣みめ(当時は美芽と書いていました)さんは、近所の北九州市の出身で、当時すでにヨーロッパで勉強していました。

オリジナル楽器による音楽会
「バロックの秋」
 1995年10月20日 福岡市あいれふホール

 
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前田りり子(フラウト・トラベルソ)
今村泰典(テオルボ)・平尾雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

 1995年10月に、私はヨーロッパで活躍するリュートの今村泰典主宰の「ル・パルルマン・ドゥ・ミュジーク」の一員として栃木[蔵の街]音楽祭に招かれて出演しました。そのついでに福岡によっていただき、開いた演奏会です。大先輩の今村・平尾さんのバックアップで、私としてはおおいに背伸びさせられたコンサートでした。厳密にいえば「リサイタル」とは言えないかもしれませんが、プログラムを見るとフルートを中心にしていただいているようなので、加えました。平尾さんはこれがご縁で、この後のリサイタルでもいつもやってもらってます。
 今日福岡古楽音楽祭のメイン会場となっているあいれふホールが完成したのが、1995年の始めの頃で、この年の2月には有田正広ご夫妻によるホールのオープニング記念コンサートが開かれています。


◆今村 泰典(Yasunori Imasmura、リュート)
大阪出身。スイスのバーゼル市立音楽院古楽器科(スコラ・カントルム)にてオイゲン・M・ドムボワ、ホプキンソン・スミスの両氏にリュートを師事し、1981年ソリスト・ディプロマを取得し同校を卒業する。在学中から数少ないソリストとしてまた、通奏低音奏者として各地の音楽祭に招かれ、ヨーロッパ各国から中近東、アジアの国々まで幅広く演奏活動を行っている。ソロやアンサンブルなど90枚以上のCDを録音し、現在、ストラスブール国立音楽院リュート科教授、フランクフルト国立音楽院リュート科講師として後進の指導にあたる一方、ベルギーのスパ等の夏期講習会の講師も務める。レ・ムジシャン・ド・ルーヴル、ラ・スタジョーネ・フランクフルト、カメラータ・ケルン、ル・パルルマン・ド・ムジーク等の古楽アンサンブルのメンバー。また最近、アンサンブル「フォンス・ムジケ」を結成し、ヨーロッパおよび日本各地で演奏会を催し、好評を得る。またこのアンサンブルのデビュー盤「ランベールのエア・ド・クール」はフランスのクラシカ誌で「クラシカ賞」を受賞する。第4回福岡古楽音楽祭にはフォンス・ムジケのメンバーとして出演、大変好評であった。

◆平尾 雅子(Masako Hirao、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
京都に生まれる。国立音楽大学楽理科、在学中より大橋敏成氏にヴィオラ・ダ・ガンバの手ほどきを受ける。同校を卒業後スイスのハーゼル・スコラ・カントルムにてヴィオラ・ダ・ガンバをジョルディ・サヴァル、室内楽をジャネット・ファン・ヴィンゲルデンの各氏に師事。1979年ソリストディプロマを取得。さらに、オランダのハーグ王立音楽院にてヴィーラント・クイケン氏に師事し研鑽を積む。ソロ、室内楽でヨーロッパ各地において活発な演奏活動を行うとともにサヴァル率いる合奏団「エスペリオンィィ」のメンバーとしても活躍。帰国後は横浜に在住、バッハ・コレギウム・ジャパンの公演に参加するなど日本を代表するヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の一人として内外の名手と共演。全国各地にて多数のコンサートやレコーディング等に出演。1999年フランス、オランダ、2000</fontfamily! ! >年イタリアに演奏旅行。ALM(コジマ録音)よりCD「マラン・マレの横顔」、「マラン・マレの横顔」(いずれもレコード芸術特選盤)、「J. S.バッハ ヴィオラ・ダ・ガンバとチェロのためのソナタ全3曲他」をリリース。現在、京都市立芸術大学講師。

栃木 [蔵の街] 音楽祭
田りり子/バロックフルート・リサイタル
1996年10月12日 

前田りり子(フラウト・トラヴェルソ)
小島芳子(チェンバロ)・福沢宏(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

プログラム
J.S.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ c-minor BWV1034
J-M.ルクレール:フルートソナタ C-major Op.2-3
J.S.バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ a-minor BWV1013
C.P.E.バッハ:フルートソナタ G-major Wtq133


山梨古楽コンクールでの表彰式の様子(1996)

 1996年の第10回山梨古楽コンクールのソロ部門で第1位になり、併せて[蔵の街]音楽祭賞をいただいた記念に、栃木の音楽祭で開かれたリサイタルです。伴奏は故小島芳子さんと福沢 宏さん夫妻にお願いしました。