◆小学校まで

・1972年に福岡市に生まれました。母が習っていたフルーティストの林りり子先生が亡くなられる寸前に、「りり子」という名前をいただいたのだそうです。

・3歳のころからピアノを習い始めましたが、ひどく上達の遅い子だったようです。

・小学校4年の時から、母についてモダンフルートをはじめました。

・小学校5年の時、約1年間家族でカナダのトロント市に住みました。でも、英語はチンプンカンプン。

・トロント大学のコンセルバトワールで、初めて母以外の先生にフルートを習いました。その先生からもらった曲が、なんとバッハのソナタ!ひぃひぃ言いながら練習していったら、大いに誉められ、有頂天になって、プロのフルーティストになる決心を固めました。

◆中学時代

・読書が大好きで、学校や市の図書館の本を片っ端から読んでいました。

・2年生の時、全日本管打楽器フェスティバル福岡大会で金賞を獲得。

・3年生の時、福岡市の中学生の弁論大会で堂々優勝!市長賞をいただきました。

・福岡ジュニアオケに入って、中国まで演奏旅行に行きました。

・神戸のフルートコンヴェンションのアンサンブル高校生部門(!)に出て、2位に入賞。

・この頃フルートは、当時NHK交響楽団の小出信也先生に習っていました。

◆高校時代

・高等学校は、公立の福岡中央高校でした。

・高校2年の時、九州高等学校音楽コンクール管弦楽部門でモダンフルートを吹き、全九州で最高位の「グランプリ」をもらいました。

・同じ年に全日本学生音楽コンクール西日本大会、高校生の部で第1位になりました。

・唐津の「隆太窯コンサート」や「福岡18世紀音楽祭」においでになっていた有田正広先生の演奏を聴き、高校3年になった時、バロックフルートに転向しました。

・高校時代、全国のフルート講習会や音楽祭を渡り歩き、内外の有名フルーティストのレッスンを受けまくりましたが、結果的にはそれがどうも私の古楽器への転向を促したようです。

◆桐朋学園大学時代

・1991年4月に桐朋学園大学古楽器科に入学、バロックフルートを有田先生に師事しました。

・1991年の夏休み、姉とオランダ旅行。ハーグの佐藤豊彦さん、ベルギーの田舎にあるマルセル・ポンセールさんのうちなどに泊めていただき、オランダ留学への夢を膨らませました。

・1993年、オランダ留学を決意して、桐朋学園大学を3年で、中途退学。その年の7月、留学を前にして福岡市の教会で開いたコンサートが、私の最初のリサイタルでした。チェンバロは平井み帆さん、チェロは山廣美芽さんでした。

◆ハーグ王立音楽院時代

・1993年9月より、デン・ハーグにある王立音楽院に入学、最初1年間ハーゼルゼット先生に習った後、次の年から待望のバルトルド・クイケン先生に習えるようになりました。

・1995年10月には、ル・パルルマン・ドゥ・ミュジークの一員として栃木[蔵の街]音楽祭に出演、今村泰典さん、平尾雅子さんとは福岡のあいれふホールでもコンサートをしました。

・1996年の第10回山梨古楽コンクールのソロ部門で第1位になり、併せて[蔵の街]音楽祭賞を受賞しました。

・この年のブルージュのコンクールで知り合った市瀬礼子さん、小林木綿さん、それに平井み帆さんとで「グラース」というアンサンブルを組み、その後も何度かコンサートをやっています。

・1997年4月に、初めて東京のバリオホールで、リサイタルを開き、全国数カ所で公演しました。共演はパトリック・アイルトン、平尾雅子さん。

・1998年、新設されたハーグ音楽院の大学院に進みました。

・この頃から「バッハ・コレギウム・ジャパン」のメンバーとして、しばしば日本に帰るようになりました。

・1999年のブルージュ国際古楽コンクールの古楽ソロ部門で第2位(フルートでは最高位)になりました。

・桐山建志、市瀬礼子、平井み帆さんらとアンサンブルを組み、活動を始めました。このグループはやっと2002年になって名前が「ラ・フェート・ギャラント(雅なる宴)」と決まりました。

・2000年5月には、ロベール・コーネン、平尾雅子さんとともにリサイタルツァーを行いました。

◆日本にもどって

・2000年6月にハーグ王立音楽院の大学院を修了し、7年間にわたるオランダの生活に区切りをつけて、8月に日本に帰国しました。

・「ラ・フェート・ギャラント」の初CDを2001年3月にリリースし、4月に販売キャンペーンのため全国ツァーを行いました。

・2002年4月から東京芸術大学非常勤講師になりました。

・2003年7月に初めてのソロCDを発売、それを記念してロベール・コーネン、平尾雅子さんとともにリサイタルツァーを行いました。

・2001年2月より、日本フルート協会の会報に18回にわたって連載してきた「フルートの歴史」が2004年6月で完結いたしました。

・2005年9月に2枚目のソロCDを発売、それを記念してロベール・コーネン氏等とリサイタルを行いました。

・2006年3月、バッハ・コレギウム・ジャパン・アンサンブルの一員としてアメリカツアーに参加。カーネギーホール等6カ所でJ.S.バッハの管弦楽組曲第2番、ブランデンブルグ協奏曲第5番のソロを吹いてニューヨーク・タイムズ等で好評を博しました。

・2006年8月に「ラ・フェート・ギャラント」2nd CDを発売、10月に「グラース」結成からかぞえて10周年記念演奏会を、東京と福岡でしました。

・2006年11月、単行本「フルートの肖像」を東京書籍から出版しました。

・出版を記念してリサイタル・シリーズ「フルートの肖像」をはじめ、その第1回「オトテールの時代」を2007年5月に開催しました。

・2008年頃からルネサンスフルート・コンソート「ソフィオ・アルモニコ(調和の息吹)」を結成して、東京を中心に演奏活動を始めました。

・2009年4月、3rdソロCD「J.M.オトテール組曲集」をリリースするにあたって、自主レーベル「ムジカ・リリカ」を立ち上げました。また5月にはそれを記念してロベール・コーネン、平尾雅子さんとともにリサイタルツァーを行いました。

・2010年4月より上野学園大学非常勤講師になりました。

・2015年10月から上野学園石橋メモリアルホールで、ムジカ・リリカの主催により、寺神戸亮さんや曽根麻矢子さんらと室内楽「古楽21世紀シリーズ」を始めました。

・2016年5月に「ソフィオ・アルモニコ」の1stCDを発売、全国6ヶ所でのツァーを行いました。7月には寺神戸亮さんらと演奏したテレマンのパリ四重奏曲のCDを発売、東京など4ヶ所で演奏しました。

・2016年より沖縄県立芸術大学の非常勤講師になりました。