星見雑記帳 2000年8月7日〜11月28日               English Version


11月28日
 今日は久しぶりに晴れて透明度が良かったので自宅のベランダから23時頃オリオン星雲を見ました。
(帰宅した頃には、南の魚座はもう見えなくなっていました。)Trapeziumを160倍と320倍で見ました
 が、E,F星は見えませんでした。


11月25日
 このところ週末は天気がよくありません。奈良在住の方の依頼で南の魚座δ星(二重星)の見え方をレポート
する予定ですが、まだ良い条件で見る機会がありません。
<Trapeziumのこと>
 Trapezium付近の星について調べてみました。
 Sky PublishingのTHE DEEP SKYという本を見るとTrapeziumのE,F星の発見について書いてありました。
「E星は、1826年にF.G.W.Struveが発見(A星の北約4秒の位置で11等)。F星は、C星の南東約4秒の位置
 でJohn Herschelが1830年に発見。」この本では、気流の良い日に15cmの望遠鏡で見ることができる
 とあります。
 TrapeziumのE,F星については、もっと小口径でも見えるという意見もあり(S.J.O'MearaのThe Messier
 Objectsなど)10cmクラスでも見てみる価値があります。
           
(補足)Robert GarfinkleのStar-Hoppingには、さらに暗いG、H星について書いてあります。
  「G星は16等星で、Alvan Graham Clark が1888年にLick天文台の36インチ屈折により発見。
   H星は16等の二重星で、E.E.Barnard が同年同天文台の36インチ屈折により発見。」



11月12日
(1)歪曲のこと(続)
 双眼鏡購入の時ツァイスの10×40と15×60GAを見比べましたが、15×60GAの方は糸巻き状の歪曲が
かなりありました。見かけ視界が70度と広角なのでやむおえないのかもしれません。10×40の方は、歪曲
もごくわずかなのでこちらを購入しました。(4年前のことです。)
(2)車のこと
 
星見とは直接関係ありませんが、自動車教習所通いがようやく終わりました。毎週土・日で5ヶ月近く
かかりましたが、あとは免許センターで学科試験のみです。車は今月末納車予定(ワーゲンのポロ)です。
車の運転が出来るようになったら空の条件の良いところへ出かけてみたいと思います。私の住んでいる
茨城県北部地方では、車で30分も行けば里美村など十分暗い所があります。
(3)我が家に来た小犬紹介
 名前は、コルと言います。(猟犬座のコル・カロリより命名しました。)1階、2階とも1ルームの
しきりのない家なので家中を自在に歩き回っています。(階段も自分で上がり降り出来るようになりま
した。)
  



11月11日 
経緯台(Alt-azimuth mount)モードでの使用
 
低倍率で星雲・星団を見たり、地上の風景を見る場合は経緯台式が便利です。
TM型赤道儀は、三脚の上部のクランプを緩めると水平方向に360度自由に回転出来ますので、
経緯台として使用できます(下図参照)(注1)。天頂プリズムによる左右裏返し像ですが一応
正立なので、地上用にも使えます。今日は天気が良かったので家の2階から太平洋を眺めました。
水平線上に肉眼では見えない船が白い波濤に見え隠れするのが良く見えました。アイピースを替
えて見較べると、オルソスコピックは視野の端でも水平線が少ししか歪曲(注2)しませんが、
広角アイピースは視野の7〜8割あたりからかなりきつい歪曲(注2)でした。星を見る場合は、
あまり気にならない歪曲収差も地上ではかなり気になります。地上用として見る場合は、双眼装置
+オルソスコピックアイピースの組合わせがベストのようでした。
(注1)TM型赤道儀のインストラクションマニュアルにある、Configuraing the Equatorial
    Mount for Alt-azimuth Useの「Recommend raising the polar axis to the hori-
    zontal(90゜latitude)position」とは異なる方法ですが、極軸の傾きを変更せずにすむ
    ので大変便利です。
(注2)歪曲は、いずれも糸巻き状。

   



11月5日 
Voyager model
 ペーパークラフトのVoyager modelを組み立てました。
 
上は、組み立て前のシート。下は、完成後の写真です。
 
下は、
斜上から見たところ。
(後ろは、大きさの比較のための10×40双眼鏡)
 

(注)Deep space probeのペーパークラフトモデルは、Voyagerの他にHubble Telescope,Galileo,magellan,
   Mars Global Surveyorなどがあります。値段は、いずれも29.95AS$です。(ペーパークラフトにしては、
   結構高いと思います。)



11月4日 
トラぺジウムE、F星のこと、他。
 Todd Gross'Weather and Astronomy Site(www.weatherman.com/)のAstro-product reviewを見てい
るとトラぺジウムE、F星を見るのは空の条件が良ければ8cmでも可能とありました。これを見るには透明度と気流
という矛盾するような条件が共に良い日の必要がありそうです。(8cmでは、E星よりもF星の方が見やすいとのこと。)
このHPのOther user reports on eyepiecesは、アイピース比較の相当マニアックな記事で、これを読んでいると
アイピース比較の議論が延々とよくも飽きずに続くものだと感心しましたが、「結局、あるレベル以上のアイピース
の見え方は人の好みの差」のような気がします。


11月2日 1.
Voyager model 
オーストラリアのSky&Space Shopに注文していたVoyager Space Craft model(ペーパークラフトのモデル)
がようやく届きました。組み立てたら写真に撮りHPに載せたいと思います。また、Southern Astronomyのバック
ナンバーも届きました。Southern Astronomyは、Sky&Spaceよりもマニア向けの雑誌で望遠鏡の自作/改造や
Astrocamp記事などが載っています。20cmの自作反射双眼望遠鏡などオーストラリアでも双眼マニアがいるもの
です。
2.望遠鏡を買った日のマンガ(11月8日追加)
 物入れを整理していたら妻が書いていた5年前の絵日記が出て来て、その中に望遠鏡を買った日の事が載ってい
ました。(下記。掲載は、妻の許可済です。)秋葉原の望遠鏡ショップへT社の望遠鏡を買うつもりで行きました。
ところが、たまたまその店でツァイス望遠鏡フェアというのをやっていて今の望遠鏡を購入しましたが、その時の
ことを一こまマンガにしたものです。その場でツァイス望遠鏡を購入するのをOKしてくれた妻には感謝しています。
   
 この望遠鏡は約1ヶ月後にドイツから航空便で届きました。ツァイスがアマチュア用天体望遠鏡製作から撤退
したのがこの約5ヶ月後でしたから、この時購入していて良かったと思います。 
 下の絵は、望遠鏡を購入してツァイスに夢中になっていた頃。望遠鏡が届いたのは良いがこの年は天気が悪い日
が多く望遠鏡を出せる日があまりなかった。
   
 下の絵は、バローレンズ(Zeiss2倍接眼バロー)が届いた時の様子。望遠鏡を購入してから暫くはアイピース
やバローレンズ等を良く購入していました。
   


10月29日 1.
地上の景色
 双眼装置は最近星を見るのにあまり使用していませんが、地上の景色を見るのには適していると思います。
今日、裏山の上の方に紅葉が見えていたので10cmの望遠鏡に双眼装置を付けて眺めました。天頂プリズム
使用なので左右逆像ですが、上下は正立なので地上用として一応使えます。A-25mmを使用して倍率は約50
倍、見かけの視野は45度で視野の周辺まで歪みも収差もない像が得られます。フローライト対物レンズに
よる色の再現性は、目の前に実物があるかのように(或いは実物以上に)発色の良い像を見せてくれます。
木にとまっている鳥はリアルすぎるくらいよく見えます。双眼装置を付けたツァイス製のフィールド(双眼)
スコープとして使用できそうです。
2.バックナンバー(続)
 天文ガイドの30年以上前(1967年)のバックナンバーを見ると当時は望遠鏡を所有することが大変
だったということが分かります。「私の愛機」を見ても大半が自作。屈折の赤道儀などは高嶺の花のようです。
広告でも6.5cm反射経緯台や8cm反射簡易赤道儀など今では考えられないようなスペックが載っています。
星を見る道具は現在から見ると貧弱ですが、星を見る情熱は非常に強いものが当時の読者サロンから感じら
れます。現在は、恵まれ過ぎていてその分感動も少なくなったのかもしれません。


10月28日 
バックナンバー(10月29日追記)
古本屋から入手した下記のバックナンバーを見てみました。
(1)天文ガイド1982年8月臨時増刊
 特集に「天体望遠鏡カタログ」があり、当時の望遠鏡がよく分かります。
おもしろいのでは、UNITRONのコンパクトリフラクタ−Z3です。D=75mm,F=1200mmの望遠鏡を
2面の平面鏡により光軸を折り曲げて50cmの鏡筒にしたもの。当時の屈折は焦点距離が長かったので
こういう形式の望遠鏡が市販されたのでしょう。国内の天体望遠鏡メーカーも当時は約30社位載って
いますがパノップ光学等知らない会社もあります。Nikon10cmEDはこの頃販売されていたようですが、
価格が50万円、今から20年近く前の50万と云えばはかなりの金額です。(当時の初任給の約5倍位?)
(2)季刊「星の手帖」1983年冬号
 特集に「小型屈折望遠鏡」があり、当時の6cm〜10cmクラスの望遠鏡(FC-65,PENTAX-65,
UNITRON75,Nikon10cmEDなど)が設計者へのインタビューと一緒に載っています。
(3)天文ガイド1985年2月臨時増刊
 特集に「天体望遠鏡広告20年史」があり、過去の望遠鏡の登場時期が分かります。 
(4)Sky&Telescope誌の1978年頃
 この当時は、ニュートン式の反射望遠鏡の広告がかなり載っています。マクストフでは、Quantum4インチ
という現在では見かけない望遠鏡がある一方で、Quester3.5インチは現在と変わらない形で載っています。
数十年も同じスタイルを維持出来るということは余程完成度が高いということでしょう。工芸的な造りと高精度
な見え方からコンパクト望遠鏡の頂点を半世紀に渡り維持してきた望遠鏡と言えます。
      
 上の望遠鏡は、Quantum4インチ。片手持ちのフォークマウント。20年以上前の望遠鏡としては
 洗練されたスタイル。Todd Gross'Weather and Astronomy Site(www.weatherman.com/)の
 Astro-product reviewのOther user reports on eyepiecesにQuantumを使用している人が
 Quantum6インチの見え方を書いています。良く見える望遠鏡のようです。)
      
 上の望遠鏡は、Quester7インチと3.5インチ。この望遠鏡は現在も販売されている。Quester7インチ
は、かなり高価な望遠鏡(注)。Questerには、この上位機種としてQuester12インチがあるそうですが、
価格は天文学的?だそうです。Quester7インチのレビュー(Brief Impression)は、下記のサイトのP.5に
載っています。
http://www.scopereviews.com/
Quester7インチに対抗していたのは、Zeissのマクストフ・カセグレンMAK180/1800でしょう。MAK
180/1800望遠鏡は、東独Zeiss時代の最後の名機と呼ばれていたものだそうです。私も一度だけその姿
を見たことがあります。(下記)
     
(注)データが少し古い(1996年)ですが米国での価格は、Quester3.5インチが$3,750、Quester
   7インチが$7,159(7インチは、鏡筒のみの価格)です。


10月22日 
2nd Hand Shop
 APM Markus Ludesの2nd Hand Shop情報を見ると、Zeiss望遠鏡が出ていました。APQ130/1000,
APQ150/1200の望遠鏡一式が各々8,990 US $、22,900 US $。中古でもかなりの金額です。APMは、
ドイツの望遠鏡店なので時々APQの中古品が出るようです。(URLは下記)
http://www.apm-telescopes.de/


10月11日 
美しい恒星像
 最近、惑星や月を見るより恒星を眺める方が興味があります。望遠鏡でも明るい恒星を見るとその
輝きの美しさに魅了されます。小口径の望遠鏡では惑星は見劣りしますが、明るい恒星の美しさは十分
鑑賞することが出来ます。昨晩は、アルデバランを30倍の低倍率で見ましたが、橙色の輝きは非常に
美しいものでした。視野にたった1個の恒星しか見えてなくてもその輝きから十分に美を感じること
が出来そうです。フローライト屈折は、美しい恒星像を見るのに最適ではないかとも思いました。


10月8日
 
昨日の夜は久しぶりに晴れ夜中には冬の星座が良く見えました。自宅のベランダからオリオン星雲の
トラぺジウムを見ましたがE、F星(11等)は見えませんでした。もっと空の暗いところでないと
見えないのかもう少しトライしてみる必要があります。
(注)トラぺジウムは、通常、明るい4つの星A,B,C,Dを指しますが、C星の近く(約4秒角)に10.8等
のE星,A星の近く(約4秒角)に11.3等のF星があります。不等光二重星としても興味ある対象です。


10月4日 
双眼装置考(10月7日追記)
 望遠鏡のアクセサリーに双眼装置(Binocular Viewer)というのがあります。これは、望遠鏡の
接眼部につけて(星見道具参照)ビームスプリッターにより対物レンズの光を2つに分ける装置です。
この双眼装置にアイピースを2個つけることにより1個の望遠鏡が恰も双眼望遠鏡のように機能する
わけです。人間は2つの眼で見るのが自然ですから、この装置は非常に便利なものです。私もこれを
購入したころはいろんな天体を双眼で見ました。ところが最近はあまり使用していません。
(月の全景を見るときくらいです。結局、月を見るのに使用するのが一番良いというところに落ち着
 いたようです。)
その理由を考えてみると、「天体望遠鏡の構造」と「光を2つに分けることによる像への影響」にある
のではないかと思います。
「天体望遠鏡の構造」について
 天体望遠鏡(特に赤道儀式)は見る対象を移す毎に接眼部の位置が変わり、その都度、双眼装置の位置
を回転させなければなりません。また、接眼部に天頂プリズムを付けさらに双眼装置をつけるとなると
相当な重さが掛かり不安定な感じがします。この点、顕微鏡の世界では、見る位置が固定されている
ので双眼装置をつけるのが普及しているのではないかと思います。望遠鏡でも覗く位置が変わらない
クーデ式ならばこの問題は解決しますが、クーデ式望遠鏡はアマチュア用では見かけません。
「光を2つに分けることによる像への影響」について
 双眼装置で見る星像は、幾分膨らんだように見えます。少なくとも針で突いたような鋭像ではありま
せん。高倍率で分解能の限界に迫る二重星を見るというような場合には、やはり単眼ということになり
ます。双眼で見る散開星団やオリオン星雲の迫力ある見え方もたまに見るからよいのかもしれません。
(追記)双眼装置はお金のかかるアクセサリーとも言えます。双眼装置を使用するためにはアイピース
    を2個用意しないといけないので2倍の費用がかかります。私も双眼装置で見るためアッベアイ
    ピースA-25mm,A-34mmとTelevueナグラー7mm、プルーセル32mm、Masuyamaの
    10mmを各2個ずつ購入しました。この費用だけでもかなりのものです。
(追記2)双眼装置は光路長が必要なので低倍率が出しにくくなります。(私の場合、光路長延長のため
     約1.4倍のバローレンズを双眼装置の前につけています。)また、A-34mmをつけて見ると
     視野の周辺が蹴られます。一方、プルーセル32mmではきれいに周辺が見えます。32mm
     あたりが双眼装置につける長焦点アイピースの限界なのかプルーセル32mmが双眼装置と同じ
     メーカーなので相性が良いのか原因不明です。(せっかくA-34mmを2個揃えたのに現在は
     1個しか使っていません。)
(追記3)双眼装置は地上の景色を見るのにも適していると思います。私の望遠鏡もフリーストップの
     経緯台にのせて双眼装置付のフィールドスコープに出来ないかと思っています。



9月25日
 
昨日の「アイピースの使用区分」の表をもう一度見てみるとバローレンズに依存しているのを
あらためて感じました。短焦点で高倍率を出すにはこの手段しかないのですが、最近のバロー
レンズは眼視用として十分な性能がありバローレンズを使用しているのを感じさせないほどです。
この意味では、短焦点望遠鏡でも高倍率は容易に出せると言えます。


9月24日
  現在使用しているアイピースの使用区分を整理してみました。
 表を見るとA-25mm(アッベ25mmアイピース)が最も使用頻度の高いアイピースです。 
対象天体 使用アイピース:倍率 備考
(1)全景→・A-25+2×バロー:50倍
      ・双眼装置+ナグラ−7mm:約150倍
(2)拡大→・(中倍率)A-25+5×バロー:150倍
      ・(高倍率)A-4+2×バロー:320倍
惑星 (1)・(中倍率)A-25+5×バロー:150倍
   ・(高倍率1)A-25+2×バロー+5×バロー:250倍

   ・(高倍率2)A-4+2×バロー:320倍
   ・(高倍率3)A-25+1.4×バロー+2×バロー
          +5×バロー:350倍(気流の良い時)
高倍率1叉は2の頻度が高い。
星雲/星団 (1)・(低倍率)A-34:約20倍(暗い空で見る時)
   ・(低倍率)A-25:25倍
   ・(低倍率)Panoptic-19:33倍(広視野で見る場合)
(2)上記(1)+2×バロー
A-25と2倍バローの組合せが多い。
2重星 惑星と同じ。

 接眼部分を2インチ対応にしない限り現状のアイピースで十分のような気がします。実際、この3年間位
 アイピース類を買ったことがありません。


9月23日  
The Great old-fashioned refractor
タイトルの英語の意味は、19世紀に製作された大屈折望遠鏡のことです。以前、Sky&Telescope誌に
Yerks天文台の102cm屈折が大学の研究・教育に活用されているという記事や米国東海岸のアマチュア
天文サークルでは、19世紀に作られたアルバン・クラーク作6インチ屈折などが現在も大切に使われて
いるという記事があり、米国も以外と古いものを大切にするものだと感心したことがあります。日本の
国立天文台の65cm屈折は現在どうしているのでしょうか。


9月22日 
コンパクト指向(Compact-orientated)について
天体望遠鏡は口径が大きいほど良いというのが普通ですが、私にはコンパクト指向があり現在使っている
小口径・短焦点の望遠鏡が気に入っています。去年建てた家や今度購入する車のサイズなどにもコンパクト
指向が現れているようです。望遠鏡のカタログを見ても大口径には関心が無く小口径でどこまで見えるか
のほうが興味があります。スポーツの階級別のように口径別での見え方を楽しめば良いのではないかと思い
ます。コンパクトでも良く見える望遠鏡で有名なQuester 3.5インチは、欲しい望遠鏡の一つです。
 余談ですが、現在、車の免許を取得中です。教習所へは土・日しか行けないのであと1〜2ヶ月はかかり
そうです。車のほうはすでに契約しましたが納期が2ヶ月かかるということでした。車の免許を取ったら
空の暗いところへ出かけて星見をしたいと思います。結婚当初は東京(文京区千駄木のアパート)に住んで
いたので免許なしでもと思っていたのですが、茨城ではやはり車が必要ということを痛感し妻と2人で教習所
へ通うようにした次第です。
        <コンパクトな望遠鏡>
        
         現在使用中のコンパクトな望遠鏡
        (小口径で短焦点の屈折。赤道儀も小型なのでセッティングは5分もあれば十分です。
         大気順応時間も殆ど必要無く、セッティングが終わればすぐに最高倍率で見れます。)
        <コンパクトな家>
       
        山小屋風のシンプルな自宅です。(1階、2階合わせて29坪のコンパクトな家。屋根の
        上に太陽熱利用のソーラーパネルがあります。1、2階の部屋の中は仕切りのない1ルーム
        のような家です。アンタレスは2階のベランダから見ました。)家の北側は森があり、星を
        見る環境としては良いほうです。
       <車はまだ来ていませんので写真はありません。1300ccクラスのコンパクトカーです。>


9月16日
Star Testing Astronomical Telescopes,H.R.Suiter ,Willmann-Bellの付録に天体望遠鏡のテストの種類
が載っており興味深く読んでいます。(The Foucault Test, The Hartmann Test, Resolution of Double Stars,
Geometric Ronchi Test, Interferometry(The point-diffraction Interferometer), The Null Testの
各テスト方式の特徴とそのテスト精度/問題点などが載っています。)
この中でResolution of Double Starsについてはレポートしましたが、残りについてもそのうちレポート
したいと思います。



9月15日
 
二重星のスケッチを使って団扇を作ってみました。(この裏側は、オリオンβ等です。)私の家にはエアコンが
ないので(あえてつけませんでした。)、暑い時は団扇を使います。

    



9月1日
 
先月は夜になると天気が悪い日が続き、星を見る日が殆どありませんでした。星とは関係ありませんが、
 8月の話題は、近所の野良猫が家によく来るようになったことです。(下の写真の黒猫)
      
      
通り過ごす黒猫
      
      
くつろぐ黒猫



8月19日
  
アンドロメダ星雲をエアーブラシと絵の具で書いてみました。小口径望遠鏡でのイメージです。
  コアの部分が明るく見え、渦巻き部分はベールのように淡くしか見えません。
      


8月17日
  
絵の具で好きな二重星を描いてみました。星の輝きを表現するのは難しいものです。
      


8月15日
 
昨日、私のレポートに「MTFについて」を追加しましたが、MTF及び収差による星・惑星の見え方や大気
の影響によるディフラクションの動きのアニメーションが下記のHPに載っています。また、PentiumIII
プロセッサのPCならAberratorV2.0というStartest Softwareがダウンロード出来るそうです。
 http://www.apm-telescope.de/
 の表紙ページの「Telescope-aberator-simulation」をクリックして下さい。
(追記)同じHP表紙のMAGAZINEのFluorite Infoをクリックすると、APQレンズ設計者のフローライト
    レンズについてのコメントがあります。フローライトについての誤解をとくために書かれたもの
    のようです。


8月9日
 
休みに入ったのでゆっくり星を見たいところですが夕方以降の天気が悪い日が続いています。
S.J.O'meara著 のTHE Messier objects を読んでいると「極限等級の理論値は、暗夜の瞳孔の
直径の平均値が7mmのとき人の目にみえる最微光星が6等星をベースに算出されている ので実際
には幅があり、空や見る人のコンディションなどにより理論値よりも相当暗い星まで見える」と
書いてありました。肉眼で見える最微光星も正規分布しているのかもしれません。瞳孔の直径が
7mmで目にみえる最微光星が6等星をベースにした理論値では10cmの望遠鏡の極限等級は、
11.8等ですが、S.J.O'mearaは、本当に暗い空では10cmで14等近くまで見ることができる
(肉眼では、マウナケア山頂で8.4等)と云っています。
 S&Tの8月号(先月号)にはS.J.O'mearaがハワイから10cmで冥王星を見たという内容の記事
があります。これは極端な例かもしれませんが、「8cmでなぜか土星の13等クラスの衛星が見える」
というのを掲示板で見たことがあります。また、古い本(木辺成麿著:天体望遠鏡の作り方(昭和
16年))では、「北極星野により10cm反射で13.3等±位まで認め得た。」とあります。今から
60年近く前では、空の条件が良かったのかもしれませんが、当時と現在の望遠鏡の進歩(反射、
透過率の向上等)を考えると相当見えても良いのではないかと思います。
条件の良い場所に行った時は、自分の望遠鏡でどこまで暗い星が見えるのかは確認してみようと
思います。


8月7日
 新宿紀伊国屋書店でEugene HechtのOPTICS(Third edition)という本を買いました。Diffraction
について理論的背景が分りやすく書いてあるので参考になりそうです。
興味ある内容としては、
 (1)エアリ−ディスクの大きさを求める式の導出(1スリットのディフラクションから始まり
    マルチスリットの場合を説明し、レンズのような円形のディフラクションへと自然に理解
    できる構成になっていてディフラクションリングの理論背景が理解できそうです。)
 (2)1920年にウィルソン山天文台で使用された星の直径を計る干渉計(Michelson stellar
    interferomter)の原理。(このとき測定された星は、オリオン座α星(ベテルギウス)で
    す。)
 (3)すばる望遠鏡等で採用されている補償光学(adaptive-optics system)の原理。
などです。読み終えたらレポートしたいと思います。



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