星見雑記帳 2022年1月〜

8月29日(月)
最近は天文関係でもTwitterを利用する人が多いようですが、私は時々他の人のを見るだけで呟くこと
はしていません。最近あるTwitterで中央遮蔽の焦点内外像で中心に明るい小さなスポットが見えるのが
話題になっていましたが、この小さなスポットは「Poisson's spot(ポアソンの輝点)」と呼ばれ、
Star Testing Astronomical telescopesのP.21の下から6行目から次のページの11行目までに説明が載って
います。アラゴスポット(Arago Spot)とも言われます。点光源からの光を球状 の障害物に照射した際に、
その影の中心部分に現れる輝点のことです。

7月31日(日)
LOMO Astele 60 の内部を見てみました。
鏡筒と主鏡部分を外してみると細長いバッフルが見えます。主鏡は接眼部分と一体化しています。
鏡筒から外された接眼部分を覗いて見ると正立像であることが確認できました。これは接眼部分に
ハーフペンタプリズム(正立像を45度の向きに変えるプリズム)が組み込まれていることを示してい
ます。


分解した鏡筒の後ろから前方を覗いて見ると、副鏡バッフルと3本のスパイダーが見えます。
通常、マクストフカセグレンの副鏡バッフルはメニスカスに張り付けてありますが、LOMOのマクストフ
グレゴリーは副鏡バッフルを支えるためにスパイダーを使用しています。また、バッフルの中央には
副鏡が見えます。



6月25日(土)
Cloudy nightsのQuestar ForumにQuestar 5の情報が載っていました。
"QUESTAR 5 INCH model pricing will be available later in 2022. Two OTA versions
at this time, No EQ mount, OTA only."
と、今年終わりにQuestar 5の2つのバージョンの鏡筒価格が公表されるそうです。
Questar 7については、
"wait times for new Questar Sevens are quite long these days. "
とあるようにまだ当分待つ必要がありそうです。

6月6日(月)
先週金曜日の夕方から土曜日の午前中まで福島県田村市の星の村天文台星まつりに
行ってきました。会場の駐車場に着いたときはすでに車が多数あり、駐車場の一番端
付近にタープとテントを張りました。望遠鏡は小型(クエスター3.5、TAL65反射、LOMO
Astele60マクストフグレゴリー)をタープの前に展開して夕方は月、夜は夏の星団などを
見ました。特に南天の空が非常に良く、さそり座やいて座の星団等が良く見えました。
また、双眼望遠鏡でパンスターズ彗星を見せてもらいました。土曜日の午前中はクエスター
で太陽を見ていました。

星ナビ7月号の星ナビひろばに「第5回DeepSky観望会 in 鬼ヶ城 報告」が載っています。

5月27日(金)
最近入手した天文書です;
・Paul Couteau著 L'observation Des Etoiles Doubles Visuelles, 1978, FLAMMARION, Paris.
・Robert G. Aitken著 The Binary Stars, 1964, Dover.
・William Tyler Olcott著 A Field Book of The Stars, 1914, G.P. Putnam's Sons.


こちらは最近入手した数学書とソフトウェア関係の本です;
Kiyoshi Oka著 Sur Les Fonctions Analytiques de Plusieurs Variables, 1961,Iwanami Shoten
→学生時代に読んでいた岡潔の多変数複素関数に関する論文集(仏語)。古書店にあった
ので購入しました。


・Patrick Cousort著 Principles of Abstract Interpretaion, 2021, MIT Press.
・Xaver Rival and Kwangkeun Yi著 Introduction to Static Analysis, 2020, MIT Press.
→これまで抽象解釈の纏まった本は殆どありませんでしたが、ようやく本格的な
テキストが2冊出版されました。


5月10日(火)
6月3,4,5日の開催案内が公開されました(5月8日)。
その後、出店ブース(メイン会場)一覧、会場地図が追加されました;
星の村天文台☆星まつり - 田村市ホームページ (tamura.lg.jp)

5月7日(土)
4月29日〜5月1日に第5回Deep sky 観望会 in 鬼ヶ城に行ってきました。
観望会の様子は井上さんのブログに詳しく報告されていますので参照してください。
https://skymusic-fun.blog.ss-blog.jp/2022-05-02

2月15日(火)
ニュートンの反射望遠鏡のレプリカはこれまでいろいろ作られてきましたが、現在では入手困難な
ものが多いです。
Replicas of Newton's telescope
この中に、フランクリンミント(王立協会とコラボ)が過去に販売していたニュートンの反射望遠鏡レプリカ
があります。これはニュートンの望遠鏡の忠実なレプリカというよりも鏡筒のデコレーションから
見てデスクに飾る置物のようなものですが、ebayを探してもなく入手困難なレア物です。
最近気が付いたのですがこれが先月ヤフーオークションに出品されていました;
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1033601818
出品者はこれが何かわからずに出したようですがかなり安い値段で落札されました。
早く見つけていれば入手出来たかもしれないのに残念です。海外を探しても中々見つからない
レア品がヤフオクに出ていたというのは意外でした。

2月10日(木)
<40mm卓上ニュートン反射のリニューアル>

 この望遠鏡の良く見えない理由は主鏡の非点収差にあり、このままでは全く使えない
望遠鏡です(この状態であえて使うとすれば、60年前の望遠鏡がいかにひどいものかを実感
してもらうことくらいでしょうか)。
 これを見えるようにするには鏡を正常な物に入れ替えるしかありません。そこでエドモンドの
5cmf10の1/4λ球面鏡(反射強化アルミナイズ)と12.7mmX17.96mm楕円型1/8λ斜鏡を購入
して主鏡と斜鏡をそっくり入れ替えました。これによりこの玩具望遠鏡は口径約4.6cmf10のニュートン
反射になりました。主鏡セルは望遠鏡の筒の両端についていた金属枠を利用しテープで固定。
斜鏡は元の長方形の斜鏡の上に両面テープで貼り付けただけです。
 外観は60年前の玩具望遠鏡ですが、中身は現代の標準的な見え方のニュートン反射です。
この望遠鏡を改造したことを説明しなかったらその見え方にビックリするでしょう。アイピースは
元のアイピース(40×と80×)をそのまま使用していますが良く見えます。
  
↑エドモンドの5cm球面鏡を  ↑鏡筒を少し短くし鏡を入れ替えた状態   ↑接眼部から斜鏡を見た所
 金属セルに入れた所      卓上三脚はMAKSYの三脚を使用。


2月8日(火)
久しぶりにSky&Telescopeを見たら80ページと薄っぺらになっていました。内容も
以前と比べて薄くなったようです。国内の天文誌も読むところが殆どなく天文雑誌
の衰退は世界的傾向のようです。


1月11日(火)
先週土曜日は今年初めてのすばる天文同好会定例観望会でした。
天気は快晴で素晴らしい観望日和になりました。屋外は寒いので
こたつを出して観望しました。クエスターはこたつの上に置いて観望
するのに適しています。こたつの暖房は、200Wの電気カーペットと
80Wのテーブルヒーターです。電源はJVCのポータブル電源で約3時間
持ちました。外気温0度でも十分暖かくなるのが分かりました。
こたつの下に敷いたものは、グランドシート+銀色の省エネシート+
電気カーペット+電気カーペットカバー。こたつに掛けたものはこたつ用
毛布+こたつ布団です。




修理依頼していたツァイス双眼鏡10×40B T*P*が修理完了して戻ってきました。
レンズ、プリズム総入れ替えしたので新品のようになりました。修理代は、銀座の
レモン社で並行輸入品として購入した時と同じ位でした(中央軸のゆるみ直し含めて
約12万円)。早速、観望会でこたつに入って仰向けになりアンドロメダ銀河、プレアデス、
二重星団、その他の散開星団などを眺めました。こたつで星見はいいですね。