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【近況報告】
2008/01/14
猫のサユリ ■まだ日本にいます。でも、もう間もなく出発します。
■猫のサユリを実家に預けた後、東京に戻ってずっと渡航の準備をしていました。部屋にサユリがいないのはどうにもおかしな感じです。ちょっとした物音をサユリの音と勘違いしてしまうし、朝目が覚めると顔に当たる毛布をサユリと間違えてしまいます。外出から戻りドアを開けてもサユリが飛び出てこないことを、一瞬心配してしまいます。
■でもサユリのほうは人間よりもずっと早く新しい環境に馴染みつつあるようで、実家からの便りを聞くとわりあいに元気そうです。写真は、僕が実家を発つ前に撮ったサユリです。長野に来てから10日ほどで、お腹を上にしてじゃれつくようになりました。
■さて、それではしばらくのあいだ行ってきます。次回はヨルダンから更新できるかと思います。皆さま、本年もよろしくお願い申し上げます。


2007/12/28
猫のサユリ ■今年の年末は久しぶりに実家に帰省しています。年明けからの渡航に先立ち、猫のサユリを両親に預けるためです。
■カバンに入れられて小田急線と山手線と新幹線を乗り継ぐ間にもサユリはひと言も鳴かず、ずいぶん落ちついているなあと安心もしていたのですが、どうやら恐怖で声も出せなかったようです。長野の実家に着いてからもカバンにしがみついたままで、無理矢理そこから出すと今度はコタツに引き籠もってしまいました。それから数日が経過した今はようやく食欲も快復しつつあり、時々コタツから出てきてはすこしずつ家の中の探検をしています。でもまだ、どうしてこんな場所に連れてこられたのかワケがわからない、という顔をしています。電車や車の騒音は平気だった新宿生まれ新宿育ちのサユリは、ここでは鳥の鳴き声や子どもの足音にびくびくしています。スタジオに通うスタッフにはあれほど慣れていたのに、両親や姪や甥を見ると敵に遭遇したかのようにコタツに逃げ込んでしまいます。そういうサユリの姿を見ていると、自分はなぜ海外になんか行かなきゃならないんだろう、という気持ちになってきます(苦笑)。
■でもまあ、階段のある家も、30年も昔の物がぎっしりと詰め込まれた蔵の中も、人間の子供たちとの関係も、慣れればサユリにはきっと楽しいものになるはずです。海外から帰ってきたときには僕のことを忘れているくらいに、ここでの暮らしに慣れていてほしいと思います。
■さて、今年もあとすこしでおしまいです。「秒速5センチメートル」を巡って、今年もたくさんの方々にお世話になりました。「秒速〜」を作ることや、売ることや、観ることに協力してくださった皆さま、どうもありがとうございました。皆さまどうか良いお年を。


2007/11/23
猫のサユリNHKアニクリ15の映像が完成しました。スクリーンショットや内容はまだ公開できないとのことなのですが、今回はちょっとコミカルな作品になっています。制作も楽しかった! アフレコはこれからなのですが、こちらも楽しみです。NHKからお許しが出ればいずれ画像を掲載いたしますね。
■先月発売された『小説・秒速5センチメートル』ですが、おかげさまで販売はとても好調とのことで、発売後1週間にして増刷も決定いたしました。個人的には、初版でさえ「そんなに刷っちゃって大丈夫なんですか?」という数だと思っていましたので、今回の結果はとても嬉しいです。ご購入いただいた方、ありがとうございました。探したけれど見つからなかったという方も、今後は入手しやすくなるかと思います。
■トップページでもお知らせしましたが、2008年1月から1ヶ月弱、中東のヨルダン、カタール、シリアに行ってきます。現地ではデジタルアニメーションのワークショップを行います。ヨルダン王立映画協会をはじめとしたいくつかの機関から大使館を経由してお話をいただきました。打診をいただいたのは数カ月前になりますが、ちょうど2008年から渡航を考えていたこともあり、まさに渡りに船とお受けさせていただきました。どのような人々がどのような考えでアニメーションを作っているのか、とても興味があります。持ち込み用のMacBookProも買いました…これがなかなか届かないんですが(笑)。
■ワークショップ終了後は、ダマスカスからヒースロー空港に行き、そのまましばらくロンドンに住みます。英語学校の小さな寮を申し込みました。帰国の時期はまだ決めていないのですが、ビザの問題がありますから最長でも1年で帰ってきます。年内に日本で終わらせることの出来なかった仕事はネット経由で行うつもりです。メールも(当然)受け取ることが出来ますし、このHPも今まで通り更新します。
■実は「秒速〜」を作っている最中から「この作品を仕上げたらしばらく海外に行こう」と考えていました。しかしその後いくつかの仕事もあり、当初の予定から半年遅れて、ようやく出発する目処がつきましたので、ここでお知らせさせていただきまし
■「猫のサユリをどうするのか」というご心配をたくさんいただきます。いろいろ悩んだのですが、長野の実家に預けるのが最も良いだろう、という結論になりました。上の写真は仕事の邪魔をするサユリです。別れを分かっているのかいないのか、ずいぶん甘えてきます。


2007/10/16
予防接種 ■もう朝晩は肌寒いですね。散歩はいつまでも歩き続けたいくらい気持ちいいし、デスクワークをしていても夏のような損している感がないし、コーヒーもお酒もますますおいしいし、良い季節です。
NHKアニクリ15用の映像は現在も制作中です。1分という短い作品なので、スタッフも週1日だけの勤務で、皆なにがしかの仕事と並行しながら作っています。絵作りのテイストを今までとはちょっと変えているということもあり、自分にとっても新鮮な仕事です。続報はいずれ。
■TOPでお知らせしましたが、『小説・秒速5センチメートル』が11月16日に発売になります。それに先立つ11月6日売りの『ダ・ヴィンチ』12月号にはインタビューも掲載されます。本屋やコンビニで見かけたときにはちょっと手に取ってみていただけると嬉しいです。
■自分の作品を後になってからノベライズするという作業は、難しくはあったのですが得るものも多い経験でした。書いていて特に思い入れが高まった人物は、映画版ではちらっとしか出てこないOLの「水野さん」です。個人的にはとても好みのタイプでもあり(笑)、小説版ではわりと活躍していますから、水野さんファンの方(いるのかな? 笑)で連載を未読の方もぜひ読んでみてくださいね。
■そうそう、テレビ版の『ef -a tale of memories.』が始まりましたね。ゲーム版のオープニング担当としてはOPに最も興味があったのですが、先日視聴して震えました。『ef』はわりと日常的な学園もので、SFやファンタジーとは違い絵的に派手なギミックがある作品ではありません。ですから映像化に際しては「どのように強度を高めるか(キャッチーにするか)」がポイントになると(僕は)思うのですが、アニメ版のオープニングはゲーム版とは違うアプローチでそれを十全に成し遂げています。ゲーム版OPが「情景」で強度を出そうとしたのに対し、テレビ版OPでは「心理」で強度を演出しています。だからテレビ版OPには背景画が一枚もありません。たとえ日常の風景は平凡であってもそこに生きる人々の内面はドラマチックであり得るという、まあ当たり前なことがらを、まさに風景なしでスタイリッシュに、どこか切なく魅せてくれる素晴らしいOPです。曲もボーカルもいいですねえ。僕はゲーム版後編のOPも担当するのですが、大きな刺激をいただきました。
■さて。詳しくは改めてお知らせしますが、来年1月からしばらくの間、海外で生活することにしました。引っ越しやなんやかやの準備で年末にかけては忙しくなりそうです。猫のサユリとは離れて暮らすことになってしまうので、それがとても寂しいです。

2007/09/05
母校 ■夏休み終わっちゃいましたね。まるで気候が暦と寄り添うように9月から急に涼しくなって、ああ、もう秋が来てしまうのかと今年も思います。
■「秒速〜」の制作真っ最中だった去年の夏とは違って、今年の夏はわりとのんびり過ごすことが出来ました。数え切れないくらいプールにも通ったし(もちろんひとりで 笑)。「秒速〜」DVDのイベント関連は8月半ばまでで終了し、現在はNHKアニクリ15用の映像の制作を行っています。放送は年末くらいでしょうか。どうかお楽しみにしていてください。
■前回7月の近況で書いていた「短いアニメーション映像の制作」というのは、長野県で現在放送されている「信濃毎日新聞」の企業CMでした。テレビ放送されるのは長野県内だけですが、ネット上には既にいくつかの場所に映像がアップされているようですので、ご興味があれば探してみてください。
■上の写真は、そのCM制作でロケハンした際についでに撮影してきた、母校の小学校です。僕が通っていた頃は木造校舎でした。改めてこのように見ると周囲に何もないことに驚きますが、しかし当時はこのような風景の中にも遊び場は無数にあったのだということを懐かしく思い出します。

2007/07/21
スタジオ ■企画の開始から約2年、「秒速5センチメートル」のDVDがとうとう発売となりました。発売日前日あたりからたくさんのご感想メールが届きはじめ、4ヶ月前の劇場公開の頃の緊張感を思い出しています。お買い上げいただいた方、ご覧いただいた方々に心よりお礼申し上げます。
■7月から8月にかけては、DVD発売関連で何回かのイベントが予定されています。今まで数十回行ってきた舞台挨拶で「秒速〜」の話題は出し尽くした感もあるのですが(笑)、ご興味のある方はぜひご参加くださいませ。イベントもこれで終盤ですから、僕自身も楽しみです。
■さて。しばらくは僕一人だったスタジオに、今月からは久しぶりに数人のスタッフが通い始めてくれています。いずれ発表いたしますが、短いアニメーション映像の制作です。賑やかになり、猫のサユリも毎日嬉しそうです。
■以下、ソフトウェアの話。マニアックな話題です。
■PhotoshopをさっそくCS3(EXTENDED)にバージョンアップして常用しています。今回のバージョンアップは、アニメーション制作にとってはたいへんに有意義なものになっています(と、個人的には思います)。新しく搭載されたビデオレイヤーが、とても完成度の高い形で実装されているのです。今までアニメーションのレタッチや追い描きのエフェクトなどにはbauhausのMirageというソフトを使っていたのですが、自分の使い方の範囲でならば完全にPhotoshopだけで完結できてしまうようになりました。例えば「秒速〜」のこのカットはMirageで水の動画を描いていますが、同じことがPhotoshopで出来ます。レイヤー構造を時間軸で維持できて、しかも生成されるファイルは今まで通りのPSD形式。シンプルで実用的です。
■バージョンアップの常として、少々挙動が重くなった部分もあります。フルスクリーンモードが3つから4つに増えた意義もちょっとよく分からないし(Fキーを押す回数が一回増えて不便です)、アプリケーションを切り替えるたびにふわっとフェードアウトするパレット類もちょっと鬱陶しいです。でも新しいUI自体は使いやすいし、安定しています。本当に良いソフトになってきました。
■AfterEffectsもCS3にバージョンアップしてみたのですが、こちらは6.5に戻してしまいました。良い面も少なくはないのですが、とにかく重いです。新しいUIは慣れの問題だとしても(グラフエディタの独立には馴染めないんですが)、Mac版ではなぜかOpenGLのアクセラレーションは効かないし、RAMプレビューに入るまでの待ち時間も増しているし、マルチプロセッサに最適化されたはずのレンダリングスピードもどうも実感できないし。G5 quadで使っているからいけないのかなあ、Intelなら速いのでしょうか。Photoshopのビデオレイヤーを読み込めるというのに期待していたのですが、これも(仕方がないのかもしれないけど)重いです。
■でもまあ、こういう「重い」という文句にしても、PCがあと何倍か速くなれば問題はなくなるわけで、そういうところも含めてコンピュータでの映像制作はやはりとても楽しいです。
■しかし一方で、ハードの能力をソフトウェアで常に限界まで引き出していたような、昔のコンピュータ文化が懐かしくもあります。そういうときは、ニコニコ動画で20年も前のPCゲームの動画を眺めたりしています(笑)。昔は憧れるだけでプレイできなかったゲームのプレイ動画なんかもあって、いつまで見ていても飽きません。もう寝なきゃ…。

2007/06/24
猫のサユリ ■先日6月23日のトリウッド舞台挨拶で、3月3日から始まった「秒速5センチメートル」の劇場舞台挨拶はひとまず終了になります。この4ヶ月弱、ほとんど毎週のようにどこかの劇場で挨拶を行ってきて、たくさんの(何千人かの)方とお会いしました。偶然劇場に来たというご夫婦もいらっしゃれば、各地に繰り返し足をお運びいただきサイン会ではすっかり顔馴染みになった方も何人もいらっしゃいます。「ほしのこえ」以来5年ぶりに観に来ました、という方もたくさんいらっしゃいました。瞬く間の日々でした。本当にありがとうございました。
■7月はDVD発売イベントを何度か行います。おかげさまでDVDのご予約は前作以上に好調です。また、講演やメイキングイベント等の予定もいくつかあります。雑誌『ダ・ヴィンチ』連載中の小説も、もしかしたら単行本化の可能性もあるかもしれません(いずれも詳細が決まり次第お知らせします)。ですが、2005年の夏から長く続いた「秒速〜」関連の仕事も、そろそろ終わりに近づいてきたという感覚があります(海外上映等の予定もあり今後も作品自体の展開はあるでしょうが、僕自身が行う仕事としてはほとんど終盤です)。当初は短編を何本か気軽に作ろうという程の気持ちで始めた作品ですが、いざ始めるとなかなか「気軽に」とはいかないものです。しかし今このタイミングでこの作品を作れたことを、とても幸せに思います。
■次の仕事にも少しずつ取りかかり始めています。長編作品はまだ先になりますが、まずはいくつかの短い映像の予定があります。いただいたご感想メールへの返信はだいたい1ヶ月ちょっとずつ遅れてしまっています。ごめんなさい。また、今年の終わり頃からは、出来ればしばらく遠い場所に旅行に行きたいと考えています。
■今日は、「秒速〜」制作スタッフの女の子の結婚式でした。制作中に結婚を決めたことを聞いていて、式の最中には「秒速〜」PVも上映してくれて、あーなんだかひと区切りなんだなーという感慨がありました。どうかおしあわせに。

2007/05/27
■各劇場に舞台挨拶でお邪魔したり韓国SICAFに行ったりといろいろあったのですが、現在準備中で7月19日発売予定の「秒速5センチメートル」DVDについて簡単な解説をします。正式な情報としてはメーカーレーベルであるCoMix Wave Filmsのリリース情報をご覧いただくとして、ここでは制作者新海の個人的な説明です。
■今回は通常版(税込3,990円)と特別限定生産版(税込6,990円・以下BOX版)の2種類のパッケージがあります。通常版には本編(約63分)の他に予告編2種(45秒版・90秒版)と新海のインタビュー映像が収録されています。インタビューでは制作の意図や手法、制作中や公開後の心境などをわりとたっぷりと喋っています。封入されているオールカラーのブックレットは、新海自身による8ページの作品解説です。普通に作品だけ観たい、という方はこちらの通常版をお求めいただければ十分かと思います。価格も安め(たぶん)ですし!
■BOX版には、通常版のパッケージに加えて特典ディスク(DVD)とサウンドトラックCDが含まれています。封入されているオールカラーのブックレットは20ページで、通常版ブックレットの内容にプラスしてメイキング解説がより充実したものになる予定です。特典ディスクには動画コンテ、「One more time, One more chance」PV、「桜花抄」Yahoo!配信バージョン、キャストインタビュー(水橋さん・近藤さん・花村さん・尾上さん)、制作の軌跡フォトムービーが収録されています。フィルムカットも入るようですね。
■特典ディスクの内容で、個人的なオススメはPVと動画コンテです。PVは音楽ランキング番組などでオンエアされた山崎まさよし『One more time, One more chance -「秒速5センチメートル」ver.』プロモーションビデオと同じものです。このPVの制作は映画完成後に急遽決定したもので、本編映像の他にも新たに作りおろしたカットも複数含まれており、編集も新海が行いました。PV単体としての完成度にこだわりましたが、本編鑑賞後にご覧いただけるとより味わいが深まるような内容も同時に目指しました。
秒速コンテ 秒速コンテ 秒速コンテ
秒速コンテ 秒速コンテ 秒速コンテ
■動画コンテ(上画面写真)は、本編制作に先立って作られた絵コンテの映像版です。実際の制作現場でも、スタッフはこの動画コンテを繰り返し視聴して作業内容を把握していきました。全編にわたって新海が仮でつけた効果音と、新海と女性スタッフがあてた仮声がついており、音響制作においても動画コンテが実際の作業のガイドとなりました。こちらも本編鑑賞後にご覧いただくとよりお楽しみ頂けると思います。
■最後に、たびたびお問い合わせいただく次世代ディスク(Blue-ray、HD-DVD)への対応についての私見です。今のところ、「秒速〜」の次世代DVD版での近々の発売予定はありません。ディスクの規格とか市場規模とかエンコード費用とか諸々の問題があり、僕たちのごとき規模の作品にとってはまだハードルが高いのです。ですが映像としてはHDサイズでガリガリと描き込んだものにしていますし、次世代ディスクでご覧いただいてこそ現場の苦労も真に報われるとも個人的には思っています。ということで、環境が整った暁にはぜひとも次世代ディスクでの発売は実現したいと考えていますので、お望みの方はお待たせしてしまって申しわけありませんがどうか気長にお待ちいただければと思います。

2007/05/19
■「秒速5センチメートル」のDVD化作業ほか諸々で現在ちょっと忙しく、ここの更新とメールの返信等が滞っています。ごめんなさい。

2007/04/14
「猫の手帖」表紙にサユリ ■シネテリエ天神、宮崎キネマ館での舞台挨拶においでくださった方々、ありがとうございました! 両劇場ともに2年前(「雲のむこう〜」の時)にお邪魔した場所であり、帰ってきたような気持ちで楽しく挨拶させていただきました。九州では舞台挨拶の他にいくつか用事もあり宮崎と鹿児島に計5泊してきたのですが、良いところです九州! 仕事ではあったのですが、連日温泉につかる気持ちの良い旅行となりました。
■シネマライズでの杉井ギサブローさんとのトークショーも無事終了しました。こちらもおいでいただいた方、ありがとうございました。それにしても杉井さん、フィルムから感じられる雰囲気とはまた違ってどこか破天荒なところもあり、打ち合わせ中のお話しもとても面白かったのです。あだち充作品を監督されるようになった経緯、「銀河鉄道の夜」の猫問題、等々。個人的にもとても幸せな時間を過ごさせていただきました。
■それから写真の件。猫のサユリが雑誌『猫の手帖』5月号の表紙になりました! サユリは何というかあまりフォトジェニックでもないごく普通の猫なので表紙向きではないと思うのですが…これでちゃんと雑誌が売れるのか心配です。でも今までいろいろな雑誌の取材を受けさせていただいた中で、今回がいちばん嬉しいです。作品の話とかしてないけれど。すみません。ちなみに「ニャミリー訪問」というコーナーで取材を受けています。単に僕が猫にでれでれしているだけで、冷静に考えるとちょっとイタイかなーと思わなくもないのですが、猫が好きで寛容な方はぜひ見てみてください。

2007/04/03
種子島コーヒー ■「雲のむこう、約束の場所」から約2年ぶりに、週末毎に各地方劇場での舞台挨拶巡りをしています。現在までに京都みなみ会館、テアトル梅田(大阪)、伏見ミリオン座(名古屋)、宇都宮テアトルの各劇場にお邪魔しました。「前作から2年ぶりにお会いします」という方もいらっしゃって、当時の高校生が大学生になっていたり、学生さんだった方が社会人になっていたり、僕たちが部屋にこもっていた期間にいつの間にか歳月は流れていたんだなあと改めて実感しています。一生の間にあと何本作品を作れるのだろう、などとつい考えてしまいます。
■第二話の劇中に、「種子島デーリィ コーヒー」「デーリィ ヨーグルッペ」という実在のドリンクが登場します(製造元に許可を得て商標をそのまま使わせていただきました)。どちらも関東では見かけない製品なのですが、宇都宮テアトルではなんと「デーリィ コーヒー」を仕入れて劇場で販売していました。ただ残念ながら、「種子島」という文字が入っているのは小さいサイズ(写真中央)のパックのみで、そちらは仕入れることが出来なかったとのこと(製造終了?)。それでも大人気ですぐに売り切れていたようです。劇場さんごとに様々な工夫をしてくださっているのだなあと感心します。
■ちなみに写真右の「ヨーグルッペ」ですが、パッケージのハイジ(?)がリアルすぎてそのままアニメの画面にしてしまうとちょっと怖いので(笑)、劇中ではちょっとだけシンプルにアレンジしています。上映を何度もご覧いただいている方はそのあたりも注目?してみてください。

2007/03/18
明里のお弁当 ■現在、新作「秒速5センチメートル」が渋谷シネマライズにて上映中です。おかげさまで「Weeklyぴあ」の出口調査にて満足度第2位、都内ミニシアターランキングでは初週第1位とのこと。現在も順調な興行が続いているとのことで、全国での上映館も当初の予定より拡大していきそうです。わざわざ映画館に足をお運びいただいた方、本当にありがとうございました!
■ご感想のメールをこちら(ccs50140@syd.odn.ne.jp)までお送りくださった方々も、ありがとうございます。全てに目を通させていただいています。今回の作品に対していただくご感想は、いままでの作品に対してのものよりもずっと強い感情を込められたものが多いという印象があります。ご感想を読んでいると、作品が公開を経て今までとは別の力を帯び始めているように感じられ、これは僕には初めての不思議な感覚です。時間がかかっても飲み下していければと思っています。本当に、ありがとうございました。
■今回の写真は、第1話で登場するお弁当のモデルです。作画にあたり、シーンを担当する原画マンさんは実際にお弁当をお作りになってきたのです。参考にして作画した後はご自分でお食べになっていました(笑)。
■このところは取材が続く日々なのですが、なんと! 猫の雑誌「猫の手帖」が、サユリの取材に来てくださいました。「秒速5センチメートル」の取材ではないのですけれど、なにか、ものすごく嬉しかったです(笑)。

2007/02/27
ねこ ■先日、Yahoo!の公式サイトにて「秒速5センチメートル」第1話「桜花抄」の無料配信が行われました(期間限定のため現在は配信終了しています)。僕たちの作っている映画は「全国100館同時公開!」というような大きな規模ではなく、東京のシネマライズを中心にいくつかの単館系の映画館でわりとひっそりと上映されるタイプの作品です。ついでに言えばテレビCMも放送されないし雑誌広告も出していません。DVDが発売されるまでは、作品を観たいと思っていただいても観ることの出来ない人のほうがずっと多い映画です。ですのでインターネット配信は僕自身の強い希望でもありました。
■ではあるのですが、配信期間中の3日間はどうにも落ち着かず、なるべく部屋に帰らないように外を呑み歩いていました(笑)。部屋にいると作品の感想と向きあわなければならないからです。「ほしのこえ」を発表したときに、ネット越しに絶賛も罵倒も入り交じった様々な言葉を初めて浴びていろいろとまあ衝撃も受けたのですが、同時にそういう感想群との距離の取り方も覚えたように思います。それでも、1年以上制作してきた作品の、いざその感想と向きあおうとする時には今でもちょっと勇気が要ります。とはいえ感想を聞きたいという気持ちも強いわけで、結局、配信期間終了後しばらくしてから全てのメールを拝読し、一通りネットを検索して感想も読みました。ほっとしたり次への課題に気づいたりしています。観てくださった方々、ありがとうございました!
■そんな呑み歩きの生活をしていたからか、感想を読みあさって一息ついたからか、久し振りに風邪をひいてしまい寝込んでいます。そういえば上映初日は今週末なのに!韓国料理屋で参鶏湯食べれば治るかなあ…。


2007/02/12
看板 ■渋谷シネマライズの大看板(?)が「秒速5センチメートル」になったということで、嬉しくてスタッフと渋谷に行き、シネマライズ向かいのパルコでお茶を飲みながらゆっくり看板を眺めてきました(左写真)。個人的には渋谷はそれほど馴染みのない場所なのですが、こうやって作品が街の風景に組み込まれているのを見ると、いきおいここが親しい場所に思えてきます。今度は昼間も来てみよう。
■映画本編の制作が終了した今もなにかと関連の仕事が残っていて、誰も通わなくなった仕事場で毎日ひとり仕事をしています。それでも先月までと比べるとずいぶん余裕があるスケジュールなので、ジョギングをしたり映画を観たり本を買いに行ったり、徐々に外出の時間を増やしています。今年は本当に暖冬だったんだなあと最近ようやく実感しました。
■先週は実は僕の誕生日がありまして、その日は雑誌のインタビューが入っていました。この年齢になると誕生日など別にめでたくもないし感慨もないので特に予定も入れていなかったのですが、編集の女性がケーキと花束を差し入れてくださいました。思いがけずいただきものをすると嬉しいですよね。その晩はひとりでケーキをいただきました(笑)。お祝いのメールをくださった皆さまも、ありがとうございました!年齢相応の作品を作れるように頑張ります。
■今月発売の雑誌「Invitation」で、僕と山崎まさよしさんとの対談記事が載っています。実は僕と山崎さんはほぼ同世代なのですが、とはいえ僕は大学時代から山崎さんの曲を聴いていたので実際にお会いしての対談には不思議な感慨がありました。ご興味のある方はぜひ記事をお読みください。
■対談といえば、来月発売の雑誌「ダ・ヴィンチ」ではやはりほぼ同世代の女性小説家の方と対談しています(ここで言っていいのか判断できないのでお名前はひとまず伏せます)。その方もどこか山崎さんと共通して、柔らかな雰囲気の素敵な方でした。


2007/01/23
スクリーンキャプチャー
こちらの公式ブログでも報告がありましたが、本日「秒速5センチメートル」が完成しました。関わってくれたスタッフ、応援してくださった皆さまに心よりお礼申し上げます。1年5ヶ月弱、終わってみればあっという間の制作期間でした。
■通いのスタッフも今は誰もいなくなり、部屋には誰も座らない椅子とマシンが残され、猫のサユリは気まぐれに好きな椅子を選んで長い時間眠っています。明日からしばらく続く取材期間を過ぎれば、スタッフの椅子類はコミックス・ウェーブに引き渡され、制作の日々ではない生活が徐々に戻ってきます。「秒速5センチメートル」関連の僕の作業はまだしばらくは続くのですが、本編制作時のようなタイトさはもうありませんし、これから毎日何をしてすごそうかと実はちょっと途方に暮れています。気がつけば抱負も反省も抱くことなく年も変わっているし。
■そういえば公開の具体的スケジュールがまだ未発表ですが、そちらも間もなくお伝えできるかと思います。もうあまり遠い日ではありません。作品が観客の皆さんの目に触れたときに、達成感も得ることが出来るかもしれないと期待しています。

2006/12/19
猫のサユリ ■今日の東京は本格的に寒く、いよいよ冬本番という空気です。クリスマスも近づき街も華やいでいるのだろうなあと想像しつつ、毎日部屋に籠もり仕事をしています。
■作品全体の仕上げにむけ、原画作業を終えた原画さんが彩色の手伝いをしています。ライトテーブルの上にノートPCを置いての作業ですが、猫のサユリは新たな隠れ場所を見つけて嬉しそうです。

2006/12/07
猫のサユリ ■「秒速5センチメートル」の制作もいよいよ最後の追い込みです。それでもまだまだ作業は膨大に残っていてとても終わる気がしないのですが、今までの経験では作品制作はある日突然終わるので、今回もきっとそのように唐突に終わるのだろうなあ、終わるといいなあと思っています。でも現場が解散になるのはすこし寂しいです。終わったら毎日何をして過ごしたらいいのかちょっと想像もできません。
■アニメーションでは、原動画は1カットずつカット袋という封筒に入れられて管理されます。今回の作品は全950カットくらいなので、部屋に置かれるカット袋もだいぶ嵩を増してきました。猫のサユリが時々カット袋の間に隠れたりしています。

2006/11/20
■制作追い込み中につきあまりお知らせできるような近況もないのですが、いつまでもマシンクラッシュの報告のままというのもなんだか縁起も悪いのでがんばって更新します。でも制作中の状況についてはこちらの公式ブログの方がずっと多くの情報を得られると思いますので、ぜひご覧下さい。
■すでにひとつ季節前の出来事ではありますが、マシンクラッシュについてはたくさんの励ましのメールをいただきました。本当にありがとうございました。もうデータを失くしたりしませんので、これにこりずにまた作品のご感想などメールしていただけると嬉しいです。皆さんからの言葉のひとつひとつが、やる気とか元気とか自尊心とか眠気覚ましとかにつながっています。
■すっかり寒くなりましたよね。僕はこのところ何ヶ月か風邪をひかずにすんできていたのですが、先日とうとう寒気と咽の痛みがやってきてしまいました。でも近所の韓国料理屋で参鶏湯を食べたらなんとなく治ったような。体調の悪い方にはオススメです。

2006/09/29
■先日、メインマシン(PowerMacG5quad)が突然クラッシュしてしまい、工場に修理に出すことになってしまいました。特に前触れらしきこともなく突然の出来事で、内蔵している1テラバイト分のHDDの内容が失われてしまいました。幸い前日にデータのバックアップをとっていたので(二重にバックアップしています)作品制作には全く影響がなかったのですが、個人のデータは少なからず消えてしまいました。こちらについては取っていたはずのバックアップが完全ではなかったんです。長くPCを使っていますがここまでのトラブルは初めてで、失われた数年分のデータ(普段はほとんど開くこともないのだけれど)を思いしばらく呆然として、でもまあ所詮データなのだから、自分の身体が損なわれたわけでもないのだからと思い直し、しかし蓄積したデータ以外に僕は生の痕跡をどこに残しただろうかと悩み(笑)、とにかくまあいいやと気持ちを快復するのに丸二日ほどかかりました。オンラインも含めて僕たちはこれほど大容量のストレージに囲まれて生きているのに、未だに不注意から数百ギガを失ってそれに悩んだりするとは。良い教訓になりました。
■これに関して僕の作品を観て下さった皆さんにお詫びしなければならないのは、今年の9月8日以前にいただいたメールを全て失ってしまったことです。この数年で数千(たぶん二千通くらい)のご感想メールをいただきましたが、ひとつひとつに励まされたり創作のヒントをもらったりしてきました。中には大変な手間をかけて書いていただいたものもおありだったと思います。不注意からそれを失ってしまうとは。メールを下さった皆さんには本当に申しわけありませんでした。
■これから、今までと同じくらいのご感想をいただけるものを作り出せるようにがんばります。新作「秒速5センチメートル」の制作もそろそろ佳境です。どうか楽しみにしていてください。

2006/08/21
猫のサユリ ■夏らしく暑い日が続きますね。制作期間中はほとんど部屋から出ない毎日ですが、窓から見える雲の眩しい輪郭を眺めながら、せめて視覚だけででも夏を満喫しようと思っています。
■夏といえば懐かしく思い出すことはいろいろありますが、そのひとつにファミコンのドラゴンクエスト2があります(笑)。中学二年生の夏休みで、高校受験にはまだ遠く、部活以外のほとんどの時間を(男子バレーボール部に入っていました)ドラクエ2に費やした数週間がありました。サマルトリアの草原を歩きながら、その単純なデジタルの緑に空の青さの反映を見ていました。矩形波で奏でられるメロディからは乾いた平原の匂いがしたし、三角波の低い音からは森や洞窟の湿気を感じていました。
■そういうことをふと思い出したのは、先日行われた桃井はるこさんのライブに行ってきたからかもしれません。彼女の唄う姿を見ていると、もしかしたら中学時代同じようにゲーム画面に世界や自然を感じていた女の子がいて、その体験を今度は自分が誰かに与えたいと願いひたむきな努力を重ねて、今アイドルとして大勢の観客の前で唄っている――というストーリー(妄想)をかきたてられて勝手に感動してしまうのです。ともかくも素敵なライブでした。
■写真はスイカと猫のサユリです(友人に差し入れてもらったスイカです)。いま新海チームのスタッフはバラバラに夏休みをとっていて、誰かが休みから帰ってくるたびに各地名産のお土産が増えていき、おやつが大変に充実しています。僕自身はまとまった休みはとりませんが、お土産を食べ続けていると自分も遊びに行った気持ちになってきます。なんとなく。

2006/07/16
猫のサユリ新作告知へのご感想メールをたくさんいただいています。制作に追われ返信が出来ないのがたいへん申し訳ないのですが、ご感想の一言ひとことに励まされます。ありがとうございます。
■7月22日(土)から、渋谷シネマライズにて「秒速5センチメートル」の特報が流れます。Yahoo!で配信中のものとは微妙に(本当に微妙に)異なるバージョンです。先日、そのフィルムチェックのために五反田に行ってきました。デジタルで作成した映像がアナログのフィルムに焼き付けられ映写機でスクリーンに映し出されると、制作時に見慣れている映像も印象がだいぶ変わります。色温度も微妙に変わりますし、フィルムノイズも被るし、静止フレームは完全な静止ではなくなります。液晶ディスプレイで見るクリアな画も好きなのですが、フィルムで見る柔らかな画も良いんです。
■写真は、原画チェック中の猫のサユリ。毎日スタッフを見回ったり匂いをチェックしたりしているので、サユリが監督と呼ばれています(笑)。

2006/07/10
猫のサユリ ■トップページでもお知らせしていますが、新作「秒速5センチメートル」の公式ページがオープンしました。URLはhttp://5cm.yahoo.co.jp/です。ぜひご覧下さい。今作のスタッフはまだ発表になっていませんが、それらの情報もおいおい更新していく予定です。このページを見て下さっている方にはお馴染みのスタッフもいますし、今回初めて一緒に仕事をさせていただくスタッフもいます。
■公開時期は公式サイトにあるとおり、2007年早春となりました。当初は2006年中の公開を目指すと言っていましたので、楽しみにして下さっていた皆さまには申しわけありません…。月並みな言い方ではありますが、そのぶん良いものをお届けできると思いますのでどうかお待ち下さいませ。制作が行き詰まっていたというわけではなく、やりたいことを存分にやっていたら「年内公開は無理かー」ということになってしまったのです。ポジティブな理由(?)ですので!
■今月で、猫のサユリも拾ってから2年が経ちました。昼間はスタッフにたっぷり遊んでもらい、夜は仕事中の僕の横で眠っています。猫はいいですよねえ(笑)。

2006/06/30
■トップページでもお知らせしましたが、現在制作中の新作アニメーションの公式サイトが7月10日にオープンになります。作品公開はまだ先になってしまいますが、ようやくまとまった情報を皆さんにお知らせできることに少しほっとしています。最初の予告編となる特報ムービーも同時に公開しますので、ぜひご覧下さい。公式サイトのURLは当日にお知らせいたします。制作引き続きがんばります。
■最近面白かった本はアンドリュー・パーカー著「眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く」。カンブリア紀に関連したカラフルなアニメーションを作りたくなるような、刺激に満ちた本でした。

2006/05/19
サユリと弁当 サユリ5月 ■近況更新をずいぶん怠ってしまいました。変わらずに、ずっと新作の制作を続けています。作品に関しての詳細はまだ発表できませんが、とにかくどうか楽しみにお待ち下さい。制作はまあそれなりに苦しくもありますが、僕自身は今までで一番楽しくもあります。
■昨年の今頃はロケハンを重ねる日々でしたが、今はあまり外出していません。数少ない息抜きは、週末に時々歌舞伎町で観るレイトショーの映画だったり衝動買いするDVDだったりします。スタッフ間でこのところの最大のヒットはアニメーション作品『The World of GOLDEN EGGS』です。3DCGを2Dライクにシェーディングしたギャグアニメなのですが、なにもかもがいちいち面白いし巧いのです。ご存知の方も多いと思いますが、ご興味のある方はぜひご覧になってみて下さい。
■写真はいつものごとく猫のサユリ。スタッフが食事をするたびに皆から少しずつ食事を分けてもらっているので、ちょっとオーバーウェイト気味です。ダイエットしなければ。

2006/03/05
猫のサユリ ■もう春も間近な気配ですね。今は起きている時間のほとんどを新作制作に費やしているので外出の機会は少ないのですが、その機会のたびに空気の匂いに心が浮き立ちます。
■「インビテーション」(ぴあ)の3月10日発売号に、新作についての取材記事が掲載されます。発売後にこのHPにも画面写真を何点か掲載する予定です。公開はまだ先ですが、楽しみにお待ちください。今の制作体制はとても理想に近いのですが、やはり時間と手間だけはかかってしまっています。この数年、アニメーション制作過程について学ぶほどに、なんと手間のかかる手法なのだろうと思い知らされつづけています。でも、その膨大な手間から生じる情報量を比較的短い時間軸に圧縮し配置してコントロールしていくことが、ぞくぞくするくらい面白いのです。
■インビテーションの取材に前後して、韓国の雑誌メディア2誌からもそれぞれ取材を受けました。その時の同時通訳の方が偶然に近所に住んでいて、後日大量の差し入れをもって仕事場に遊びに来てくださいました。先日は某漫画雑誌の編集部の方からも差し入れをいただいたり、友人が誕生日のケーキを持ち込んできてくれたりと(2月が誕生日でした)、とにかくも仕事場の食糧事情だけはこのところとても充実しています。

2006/01/26
Aperture ■制作の日々が続くとここの近況更新も滞りがちになってしまいます。ほとんど外出もしていないような毎日なのでネタもあまりないのですが、これ以上間を空けたくもないのでムリヤリ書いてみます。
■ええと、まずコンピュータ関連。メインのマシンをPower Mac G5 2GHz DualからPower Mac G5 quadにリプレイスしました。厳密にベンチマークしたわけではありませんが、AfterEffectsのレンダリングではほぼ2倍の速度が出ています。使い始めはカーネルパニック(OSのハングアップ)が頻発して途方に暮れたのですが、メモリ(8GBです)を抜いて挿し直したらすっかり解決してしまいました(Apple StoreのBTOだったのに…)。嬉しくてなるべく負荷のかかる作業がしたくなってしまい(笑)、このところは動画コンテまでHDサイズ(1280×720pixel)で制作しています。それでも作業は快適ですし、HDサイズの完成カットが出来次第コンテのそれと置き換えていくだけで最終映像になりますので、力業ですが効率的でもあるのです。(たぶん。)
■続けてApple製品の話題ばかりで恐縮ですが…。Apertureも購入して試してみました(上画像)。Apertureは大量の写真データを管理するためのソフトウェアで、操作性も良いしインターフェイスも美しいので触っているだけで楽しいのですが、ムービーファイルを扱えないことが判明して結局iPhotoに戻ってしまいました。僕は作画参考としてデジカメで動画を撮影することも多いので、静止画・動画を一括して管理できなければ辛いのです。
■まあそれはそれとして、Apertureで印象的だったのは写真データがパッケージ化され、見かけ上は1ファイルになったこと。例えば今までは撮影日などでディレクトリ分けされていた大量のファイルが、数GBの1ファイルとして扱われるようになりました。ファイル名、あるいはディレクトリ構造でユーザー自身がデータを管理するという旧来の方法から、写真データに付与されたキーワードなどのメタデータを利用して管理する方法へと(強制的に)移行させようというAppleのスタンスが面白いなあと思います(まあ、ファイル単位で見えない、というのは現実的にはちょっと不便な場合もあったりもするのですが)。
■ともあれ、撮影期間が数年に渡る数万枚の写真ファイルの中から目的の一枚をセレクトするような作業は現実に頻繁になっていますし(僕の場合はレイアウトを考えるときや過去の資料を探すとき)、そういう作業をディレクトリ構造と記憶だけを頼りに素早く行うことは少なくとも僕には不可能ですし、iTunesにせよApertureにせよあるいはiPhoto(WindowsだとPicasaとかなんでしょうか)やSpotlightにせよ、このようなソフト環境が揃いはじめるにつけ、コンピュータはきちんと確実に使える道具になっていっていると感じます。そしてそういうことを感じるたびに、結局は自分のクリエイティビティの貧弱さが問題なんだよなあと思い至ってしまいます。
■あれ、近況報告になってないかも。ほとんど月に一度の更新なのに、興味のない方には全く読むところがないものになってしまいました。すみません、もうちょっと気持ちに余裕が出来たら他のことも書きますね。

2005/12/17
アニメーションノート ■師走ですね。そういうこととはあまり関係なしに、新作制作の日々です。いちにちの一番の楽しみは、猫のサユリに食事を与えた後に摂る自分たちの夕食です。どの店に食事に行くべきかをスタッフと共に真剣に考え、店に入ってからはメニューを吟味し、注文した料理が来る間にもう一度メニューを見渡して、次回同じ店に来たときに何を注文すべきかを考えます。そのくらい楽しみです。
■二番目の楽しみは、就寝前に歯を磨きながら本を読む時間です。今は宮台真司と北田暁大の対談を収録した『限界の思考』を読んでいます。面白い。しばらく前まではアニマックス(だっけ?)で放送されていた『スクールランブル』も楽しみだったんですが(笑)、終わってしまって寂しいです。
■取材に答えさせていただいた新創刊の雑誌『アニメーションノート』(誠文堂新光社)が発売になります(なりました?)。写真の通り、なんと「雲のむこう〜」が表紙です。僕の記事は恐縮なことに巻頭20ページという大きな扱いにしていただいています。ご興味のある方はぜひ店頭で探してみてください。作品情報としては今までのインタビュー等で既出のものがほとんどなのですが、写真がふんだんに使われた美しい誌面になっています。アニメーションのメイキングマガジンということで他にもいくつもの事例が紹介されていますが、個人的には今敏監督の取材記事が非常に刺激的でした。

2005/11/26
Power Mac G5 quad ■11月の出来事。今月は萩原聖人さんが出演された舞台「調教師」を観てきました。萩原さんはもう素晴らしく巧いです。立ち振る舞いも良いのですが、何よりも声が素晴らしいといつも思います。キャラクターを感じさせる声です。そういえば「アカギ」も好演なさってますね。
■桃井はるこさんのライブ「ワンダーモモーイ LIVE TOUR」にも行ってきました。桃井さんがステージで唄っている姿を見ていると、涙が出てしまいそうな一瞬が時々あります。彼女の行動は「自分を救ってくれたサブカルチャーに恩返しをしたい」という純粋なひたむきさに貫かれている、と個人的に思います。良いライブでした。
■その他には、友人の結婚式が2度ありました。最近結婚する友達が多いんです。そろそろ年頃なのかな。遅いか。
■それ以外はひたすら新作制作の毎日です。最近は寒くなってきたので日課にしていたジョギングも休みがちで、近所のコンビニと定食屋にしか出かけないような日々が続いています。今週はPower Mac G5 quadが届いたんですが、箱から出してしまうと夢中になって2日くらい仕事を中断してしまいそうなのでまだ開けていません。クリスマスあたりの楽しみにとっておこうかと思っています。

2005/10/18
仕事場 ■ここしばらく取材のための旅行で留守にしていました。今回の連作短編では今まで以上にロケハンに力を入れた作り方をしていて、数ヶ月前から何回か時間をかけたロケハンを重ねています。ビジュアルにも内容にもそれが濃く反映されたものになると思います。作品内容の公式発表はもう少し先になる予定ですが、作画作業は日々進行中です。気長に楽しみにお待ちくださいね。
■左の写真はマンションの1室にある作業部屋です。作業中はCSの音楽専門番組を流したりしていますが、スタッフが帰宅した後は桃井はるこさんの曲を聴いたりしています。
■で、ネガドン!先日東京ファンタスティック映画祭で初公開が行われ、11月5日からはテアトル池袋で上映が開始されるそうです。僕はコミックス・ウェーブからVHSをお借りして拝見したのですが(と書くと何やら宣伝めきますが、そういうこととは関係なく)、ネガドンはもう単純にスゴイです。一回観た直後に、思わずもう一度繰り返し観てしまいました。エンターテイメント指向の自主制作系映像作品は(僕のものも含めて)たくさんありますが、ネガドンに込められている情念と力量はその中で間違いなくベストである、と個人的には思います。自分の作品と方向性が違っていて良かった…本当に良かったです。ははは。それでもやはり悔しいです、もちろん。
■映像作品は数ありますが、自分と立ち位置の近い人の仕事が最も気になるし、刺激になります。僕の新作も、負けないようなものをお届けできるはずです。

2005/09/11
National Film Theater SICAF ■以前よりはすこし広い部屋に引っ越しました。今は毎日部屋にスタッフが通ってくれています。この一年くらい共同作業から遠ざかっていたので、新鮮で楽しいです。生活も規則正しくなるし。
■左の写真は、ロンドン・ナショナルフィルムシアターにて行われた上映イベント(の際にカフェで流れていた「ほしのこえ」映像)と、ソウル・SICAF2005でのサイン会の様子です。どちらのイベントの質疑応答でも熱心でディープな質問が多く、熱意に驚かされました。
■昨日はアミューズメントメディア総合学院での出渕さんとの対談イベントでした。2時間も喋れるのかなーと心配だったのですが、出渕さんのおかげでなんとか乗り切ることが出来ました。さすが、対談慣れしていらっしゃる!その後は久しぶりに出渕さんとお酒を飲みに行きました。
■相変わらずメールの返答が滞りがちの状態が続いています。なかなか返事が来ないという方、申し訳ありません…。気長にお待ち下さいね。

2005/08/09
夕焼け ■このところ完全な昼夜逆転生活になってしまっていて(主に新作作業をやっています)、このままだと今年もあまり太陽を浴びないまま夏が過ぎてしまいそうです。今年の夏こそは季節を実感する生活を!と思っていたのに。でもまあ結局は自分でやりたいことを勝手にやっているだけなので、誰に文句を言えたものでもないのです。せめて明日からの海外出張はリゾート気分で行ってきます(仕事だけど)。
■iTunes Music Store Japan来ましたね。「レンタルショップに行くのも面倒だし、アルバムCDは場所を取って邪魔だし…」という身にはとても嬉しいです。とはいえ作り手の立場として考えると、創ったものが単なるデータとしてオンライン流通され物理メディアとしては残らない、というのは少し味気なくもあるのかなあと想像します。自分自身のDVDについて考えてもパッケージ単位で想いを込めたりしていますし、やはりサインをするのならパッケージにしたいし(笑)。でも個人的には人の作品を買うときは「パッケージなんていらないなあ」と思うんですよね(笑)。
■写真は、部屋から見える夕焼けが綺麗だったので。でも仕事場としてはもう少し広さが欲しくて、今は引っ越し先を探しています。

2005/07/17
ねこHAMACON2、行ってきました。しかし今年は1週間前にひいた風邪が治りきらず、星雲賞の授賞式への出席だけで帰宅してしまいました。それでも、SF大会独特のお祭り気分を味わえて楽しかったです。アート部門に投票いただいた方、ありがとうございました!
■暑くなってきたし、仕事の能率を上げようとちょっと奮発してアーロンチェアを買いました。気持ちの良い使い心地で机の前に座ることが(やや)楽しくなったのですが、猫のサユリにとってもお気に入りらしく、さっそく占有して爪をばりばり研いだりしています。でも可愛くて叱れません。

2005/06/10
ロケハンの夕陽 西新宿 ■このところ、新作のためのロケハンにぽつぽつと行っています。写真はその時のもの。でも梅雨入りしちゃったんですよね、外出しにくくなりますね。
■新作については今月10日発売の「Invitation」誌で1ページインタビューに答えていますが、現代を舞台にした短編を何本か作ります。「雲〜」よりももうすこし力を抜いて、作りたいものをゆっくりと(ある程度は)楽しんで作るつもりです。詳細はいずれこのページでお知らせしていきますので、楽しみにお待ちください。今まで作ったものの中で一番良いものになると思っています(今のところは、まあ)。minoriの新作ムービーもお楽しみに。
■先日、ゲスト出演したNHKの「トップランナー」が放送になりました。反響が想像していたよりもずっと大きくて驚いています。放送直後の瞬間的なメールでの反響は新作を初公開したとき以上で、そういう意味ではちょっと複雑な思いもあるのですが(笑)、とにかくテレビの影響力というのはちょっと怖いくらいなんだなあ、と。いただいたご感想への返答はすこしずつ書かせていただいていますが、遅くなってしまうことをご容赦ください。
■番組内容については、僕の要領の得ない話を綺麗にまとめていただいていました。45分の放送に対して実際の収録は2時間半以上ありましたから、会話の回り道はばっさりと削られていましたね。スタッフについての話も削られてしまったのが残念といえば残念。でもまあ仕方がないんだろうなあ。6月19日放送予定の総集編にも僕の回が含まれるそうですから、機会がありましたら観てみてください。
■猫のサユリがもうすぐ生まれてから1年です。ずいぶん大きくなりました。

2005/05/26
外付けHDD デジカメと携帯 ■「コンピュータ以外の使用している周辺機器について知りたい」というリクエストをいただきましたので、それらについて簡単に書きます。
■スキャナは2年半前に買ったEPSONのGT-9800Fを使っています。「雲のむこう〜」のパイロット版を作るにあたり動画を大量にスキャニングする必要に迫られて、FireWire接続でスキャニング速度が速いもの、ということで購入しました(その前はCanonの薄型USBスキャナでした)。「雲のむこう〜」パイロット版とNHKみんなのうた「笑顔」の動画は、全てこのスキャナで取り込みました。その後の「雲〜」の本編制作からは仕上げ会社さんにお願いするようになったので、スキャナの使用頻度はだいぶ低くなりました。
■プリンタはEPSONのPM-970Cです。買ったのは2年くらい前だったかな?(よく覚えてません)。「雲〜」の絵コンテはデジタルで描いた後、このプリンタで出力していました。
■HDDはこの2年近くMaxtorで統一しています(写真左)。写真に写っているのは全て7200回転の250GBモデル。音も静かだし、今までクラッシュなどのトラブルは一度もありませんでした。容量が足りなくなってくると近所の家電量販店で買ってきて、あまり深く考えずにデイジーチェーンでばんばん繋げて使っています。写真以外にもバックアップ用として何台か部屋の隅に積んであります。実は2年くらい前に思い切って1テラのハードウェアRAIDを買ったのですが、起動に時間がかかるし騒音も結構ウルサイしで、結局使わなくなってしまったんです。今のような使い方が気楽でいいやと思っています。
■最も使用頻度が高い周辺機器はデジタルカメラです(写真右)。写真のための写真ではなく、全てロケハン目的(資料、または後から加工して作品のレイアウトに使う)に使っています。今まで何度か買い換えていますが、今のメインはコニカミノルタのDiMAGE A200(左端)とSonyのCyberShot T7(中央)の2台。携帯電話のTalby(右端)は大きさの比較で何となく入れましたが、時々メモ的にカメラも使います。
■本格的なロケハンには、ちょっとかさばりますがDiMAGE A200を持っていきます(といっても一眼レフよりたぶんずっとコンパクトです)。手ぶれ補正とか7倍光学ズームとかセールスポイントはいろいろあるようですが、広角側で28mmという広めの写真を撮れるのが購入の決め手でした。ちなみに更に広角で撮れるワイドコンバータもアマゾンで注文しているんですが、なかなか届きません。
■Sony T7は厚さ1センチ以下という携帯性が魅力で、特にロケハン目的じゃなくても外出にはポケットに入れていったりします。スライドカバーを下げるだけで即起動というのもスナップにはちょうど良く、ついぱちぱちと余計に撮ってしまいます。唯一不満は広角側で38mmということで、ちょっと画角が狭いんですよね。それから軽そうに見えますが、Talbyよりも重いです、意外に。でも良いカメラです。
■念のため、「雲のむこう〜」のロケハンに使用したのは上記のカメラではありません。メインがPanasonicのFZ1(+ワイドコンバータ)でサブがCanonのIXY DIGITAL200aでした。「ほしのこえ」の頃はOLYMPUSのC-840Lだったかな。たしか130万画素くらいで、それが初めて買ったデジカメでした。デジタル周辺機器は2年くらい新しいものを追わないでいるとガラっと変わってしまっているので、毎回作品ごとに買い換えていっている感じです。

2005/05/09
車窓から ■ゴールデンウィーク、終わっちゃいましたね。僕の生活にはまあ、あまり関係はないのですが、それでも街に漂う「連休が終わってしまったなあ」的なもの寂しい雰囲気だけは感じます。
Tigerが発売されましたね(以下、Macユーザー向けの話題)。仕事で使うマシンのOSを入れ替えるにはリスクがあるのでしばらくは様子を見ようと思っていたのですが、結局我慢できずに発売日翌日に買ってきてインストールしてしまいました(笑)。今のところこれといった問題も出ていないし、各アプリケーションの挙動も若干早くなっています。新しい検索テクノロジーであるSpotlightでは、Photoshopのレイヤー名まで検索対象にしてくれます(sayuriでの検索結果cloudでの検索結果)。上手く使えば素材の流用などもこれまで以上に便利になるかもしれませんね。
■連休中は、次回作のための軽いロケハンにも行ってきました。といってもきちんとしたものではなく、作画用ロケハンのための下見のロケハンです。上の写真はその時のものです。
■連休中にはトップランナーの収録もありました。MCの本上まなみさんも山本太郎さんも、スタッフの方々も皆素敵な方々で、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。「雲〜」のデータをHDDで持ち込んでの制作実演を約45分(ちなみにここでのOSもTigerを使いました)、トークの収録が約2時間。オンエア予定は6月5日19時からNHK教育で、約45分の番組です。観覧席の方々の最初の印象は「女の子がものすごく少ないなー」でした(笑;まあ、だいたい、予想はしていたんですけど。やっぱり)。ともあれ観客の方々も長時間お疲れだったと思います。ありがとうございました!収録後はトップランナーのスタッフの方々による本上さんのお誕生日パーティがささやかに行われ、楽しいひとときでした。

2005/04/10
■4月9日は群馬・シネマテークたかさきでの舞台挨拶に行ってきました。最後の地方遠征ということで、今回はコミックス・ウェーブの製作スタッフも一緒に10人以上の一泊旅行にしました。桜も見頃だったし陽気も良かったしドライブインのたこ焼きも美味しかったし、楽しい道すがらとなりました。
■挨拶の回は劇場始まって以来最多の大入りとなり、天門さん、田澤さん、丹治さんらとともに「雲のむこう、約束の場所」の最後の地方舞台挨拶の幕を賑やかに閉じることができました。お越しいただいた地元の方々、東京はじめ遠方から足をお運びいただいた方々、それから貴重なお小遣いを遣ってくれたのであろう新中学生や高校生の方々、最後までおつき合いいただいて本当にありがとうございました。おかげさまで「雲のむこう〜」は、毎日欠かさずどこかしらの劇場で五ヶ月間上映され続けたという、映画としてとても幸せな興行を行うことができました。(とか言いつつ高崎でもトリウッドでもまだ上映は続いていますので、ご興味のある方はこれからでもぜひ!)
■これからは僕は新作の制作に専念する日々になり、イベントに出かけることもたぶんほとんどなくなります(トリウッドでの千秋楽にはお邪魔すると思いますが…詳細は決まりましたら)。今回巡り会えた方々とあまり遠くないうちにまたお会いできますように、とにかく机にむかいます。

2005/03/30
■先日は出渕裕さん、ゆうきまさみさんたちと飲みに行きました。ゆうきさんとは初めてお会いしたのですが、僕は高校時代コミック版「機動警察パトレイバー」の大ファンでしたので、ご本人を目の前にしてなんだか感動してしまいました。作品のイメージそのままの優しい素敵な方でした。
■で、出渕さんたちとお会いするといつも、「次の世代にミームを伝えなくては」とかなんとかで数時間ずーっと濃い特撮・SF話になるのですが(笑)、浅学の僕にはほとんどついて行けません…。しかしいかにも楽しそうにお話しなさっているので、聞いているだけでとても楽しいのです。今まで出渕さんの強い強いススメで買ったDVDが(「新海くんはこれを観るべきだよ!」)、「まぼろしの市街戦(1967年)」「地球防衛軍(1957年)」「ガス人間第一号(1960年)」「フランケンシュタイン対地底怪獣(1965年)」…。なんか作風変わりそう(笑)。
■29日は SHIBUYA-AXで行われたangelaの「a列車で行こう!全曲ライブ!!」に行ってきました。3時間半に及ぶ長時間のライブだったのですが、素晴らしく良かった!ヴォーカルのatsukoさんの最初に一声で背中が泡立つような高揚に包まれ、ライブ中はそういう波が幾度も訪れました。angelaのお二人とは以前に鮨屋でお会いしたとき、スタートしてからここまでの13年の苦労話を明るーく話されたりしていたのですが、そういう話を思い出しながら僕は勝手に泣きそうになってしまってました(笑)。同世代のアーティストが全力で奮闘しているのを目の当たりにするのは、とても勇気づけられます。

2005/03/22
台湾版「雲〜」 台湾版「雲〜」 ■左の写真は、3月9日に発売された台湾版「雲のむこう、約束の場所」の初回限定パッケージです。豪華ですね。ちなみに吹き替えではなく字幕、とのこと。おかげさまで「雲のむこう〜」は、北米、ヨーロッパ、アジア各国での発売が決定しています。
■先週3月19日に行われたアニメイト池袋店でのイベントを最後に、昨年11月末から続いてきた「雲のむこう〜」関連のイベントはほぼ終了です。(4月2日から高崎での上映が決定しましたので、そこでの舞台挨拶は行います。こちらの日程は決定次第掲載します)。部屋に籠もり続けた1年半の苦労を全て帳消しにしてしまえるような、楽しい収穫の毎日でした。もちろんDVDの発売からはまだひと月しか経っていませんし、発売から3年経っても「ほしのこえ」が増刷され続けているように「雲〜」のプロジェクトもまだ続いてはいるのですが、やはり長く続けた仕事が終わりつつある寂しさがあります。
■支えてくれたお客さんのおかげで、「雲〜」は商業的にも大きな成功となりました。そのおかげで、僕たちは次の作品も自分たちで全てを選択できる自由な環境を手にしています。1作ごとに、以前よりも良いものをお届けすることが恩返しになると考えています。まっすぐな意志に貫かれた真摯な仕事をしたいと強く願います。僕は日常がだらしないので、よけいに(笑)。

2005/03/07
また猫のサユリ ■最近はDVD発売イベントが続いています。秋葉原とらのあな、秋葉原ヤマギワ、秋葉原石丸電気の各イベントにおいでいただいた方々、ありがとうございました!行く場所ごとにお客さんのカラーが少しずつ違うのが面白いのですが、女性率の低さは共通です。100人にお一人くらいです。ははは。ショップイベントよりも劇場挨拶のほうが女性の数が多く(多ければ4割とか)、お客さんの平均年齢が若い(18歳〜20歳)印象があります。
■3/6は池袋ジュンク堂で、コミック版「ほしのこえ」発売記念として佐原ミズさんのサイン会にお邪魔してきました。ここでは女性が多かった!OLっぽい方が多いのが新鮮でした。たぶんそういう方のほとんどは佐原さんのファンだったと思うんですが…佐原さんと共に僕もサインを書かせていただいたのですけれど、もしかして僕のサインは不要だった方、すみませんでした(笑)。ともあれ、どのイベントでも寒い中足を運んで下さった方々に御礼申し上げます。
■3/6は、tiarawayのライブにも行きました。「雲のむこう〜」でサユリ役を演じてくださった南里侑香さんと、千葉紗子さんとのユニットです。僕は声を演じている南里さんのお姿しか知らなかったので、唄って踊る彼女の姿はとても新鮮な感動でした。tiarawayはこれで解散とのことですが、南里さんと千葉さんの今後のますますの飛躍が確信できる素晴らしいライブでした。
■写真はいつものごとく猫のサユリです。最近ではイベントでサユリにお土産を下さる方もいらっしゃって(猫用オヤツとか)、おかげさまで元気に育っています。僕のほうは、イベント以外ではスポーツジムに行ったりジョギングしたり本を読んだり(最近多く読むのは角田光代さんとか)映画を観たり(今日は「ローレライ」観ました)、次回作のプロットを少しずつ書いたりしています。なるべく早く、次の作品をお届けしたいとは思っているのですが…。どうか、気長に待っていてください。

2005/02/28
スクリーンセーバー ■2/27の広島を最後に、「雲のむこう、約束の場所」の予定していた劇場での舞台挨拶はすべて終了しました。昨年11月末の公開開始以来3ヶ月以上にわたって、数十回の舞台挨拶と二千人近い方々へのサイン会を行ってきました。DVD販売も非常に好調です。作品を支えていただく現場を目の当たりにできたのは、この先の大きな励みになります。「雲〜」を観てくださったすべての方々に深くお礼申し上げます。
■さて。DVD特典として収録されている僕へのインタビュー映像(左上)の背景で流れているスクリーンセーバーについて、お問い合わせを多くいただきます。あれはオリジナルのスクリーンセーバーというわけではなく、Mac OS Xの標準の機能でして、画像の入ったフォルダを指定しているだけなんです。配布してほしいというリクエストも多いのですが今のところは未定のため、その代わりに「雲〜」の美術画像データをいくつか掲載します。作品のヒット御礼ということで。お好みでお使いください。
【ご注意】オフィシャルな壁紙集というわけではありませんので、データは縦横比、解像度ともにバラバラです。フレアを入れていない等の理由から本編中とは一部異なる部分もありますし、一部にジャギーを残したままの画像もあります。壁紙用途には、ご自分でお好みのサイズに加工してお使いください。各解像度版を用意してほしい等のリクエストにはお応えできませんので、ご了承ください。なお、これらの画像は個人で楽しむ範囲でのご使用にとどめてくださるようにお願いいたします。
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2005/01/30
美術チームフィルム切り風景 ■一部のショップが配布する「雲のむこう、約束の場所」DVDのオマケとして、フィルムカットがあります。そのカッティング作業は、「雲〜」の制作スタッフが感謝の気持ちを込めて(たぶん)、一枚いちまい行っています。写真はそのカッティング風景。実際に上映に使用された91分ぶんの35mmフィルムロールを、ちまちまと刻んで袋詰めしているところです。写真に写っているのは臨時招集された「雲〜」美術スタッフ(+新海)。さらにコミックス・ウェーブのスタッフも一緒に、全長約2.5kmのフィルムを5コマ毎にカッティングしていきました。
映画も公開初日から2ヶ月以上が経過し(現在も都内及び一部地方で上映延長中)、気付いたらそれなりにロングランヒットとなっている「雲のむこう、約束の場所」ですが、制作当初から最終的な目的はDVDパッケージとして観客の手元に届けることでした。ということもあり、売れればいいなー、DVD。

2005/01/11
TWO:LEAFジャケット ■「雲のむこう〜」でサユリ役を演じてくださった南里侑香さんと、千葉紗子さんとのユニットtiaraway、その最新アルバム「TWO:LEAF」が1/26に発売になります。先月サンプル盤をいただいて以来、仕事をしながら僕はこのアルバムを繰り返し聴いています。個人的なオススメは「02.旅光年空へ」と「15.Usual place」。「雲〜」の舞台挨拶にいらっしゃる南里さんファンの方に、「今度のアルバムはイイですよ!」と勝手に自慢したりしています。ははは。
■先日の青森・宇都宮で、地方劇場への舞台挨拶巡業はいち段落しました(まだ広島が残ってるけど、少し間が空くし)。各地の単館を巡るというのは初めての経験だったのですが、これがたいへんに楽しかった!どこでもそれぞれ、土地の匂いも、食事も、ハコの規模も、劇場支配人さんの雰囲気も、お客さんの顔も、あたりまえですが異なっていて、それらがいちいち刺激的でした。「雲〜」を選んでくださった劇場とお客さんに、本当に感謝します。
■年始には、高校の同級会に出席するために数時間だけ帰省してきました。卒業から10年以上同級会を絶やしたことのないわりと仲の良いクラスで、僕は数年ぶりの出席でした。何年会っていなくてもあの頃の友人関係というのは顔を合わせたとたんに蘇るもので、そのうえ恩師の先生もまったくお変わりなくお元気で更に町の景色もあまり変化なく、良い時間を過ごしました。
■最後にオマケで、2/17発売の「雲〜」DVDのメニュー画面一部です。
メインメニューチャプターメニュー特典メニュー
オールカラーの付属ブックレットもメイキング掲載など力を入れて作っていますので、よろしければぜひお手にお取り下さい!

2004/12/24
またまた猫 ■メリークリスマス!当初の予定では今晩が「雲のむこう〜」ライズエックスでの千秋楽の予定だったということもあり(その後好評につき上映は1/14まで延びました)、本日最終回に舞台挨拶に行ってきました。お客さんとお話しできたし、イブの予定もちょうどよく埋まったし(笑)、楽しい時間を過ごすことが出来ました。20日に行った舞台挨拶も含めて、おいでいただいた方、ありがとうございました!

2004/11/30
また猫 ■「雲のむこう〜」では東京・地方あわせて今日までに10回以上の舞台挨拶を行いましたが、何度やっても慣れません。壇上で喋りながら、緊張から自分の耳や腕を無意識に触ってしまいます。それに加えて心苦しいのは、サインの列に1時間近くも並んでいただきながら、せいぜい一人一分程度しかお話しが出来ないことです。なんだかもう、ホントに申し訳ありません。
■お客さんとの話の中で意外と多く聞かれることが、「猫のサユリは元気ですか?」ということ。写真の通りとても元気です。でも、一匹だけになってからは前よりも人に甘えるようになったかもしれません。また、「Windからのファンです」とおっしゃる方がわりと多いです。同時期なのに「ほしのこえ」じゃないのか(笑)。「彼女と彼女の猫」の頃から、という方も時々いらっしゃって、懐かしいですねえ、などという話になったりします。
■このところは、「雲〜」のDVDとサントラの準備、劇場での舞台挨拶、時々インタビュー、が主な仕事です。一時期に比べるとわりと余裕があるので、その合間にも本を読んだり散歩をしたり漫画喫茶に行ったりもしています。ここ数日ではグレッグ・イーガンと白石一文を読みました。『ヒカルの碁』もいまさら全巻。札幌では『ハウルの動く城』を観ました。携帯電話も2年半ぶりに換えました。auのtalbyです。操作のレスポンスや文章の変換効率がぐっと上がっていることに驚いています。

2004/10/29
猫3ひき ■仲良く暮らしている猫3匹ですが、2匹を里親に送る日が近づいています。ずっと面倒を見てくれていた制作スタッフの家にもらわれていくので心配はないのですが、やはり寂しいです。ひとり残されるサユリも、元気をなくしたりしてしまわないか心配。
■最近はようやくゆっくりと時間がとれるようになってきていて、このところは取材と読書と映画とお酒の毎日です。念願だった日々なんですが、受験結果の出ていない春休みを過ごすような気持でなんだか落ち着かないです。
■先日、「いま、会いにゆきます」の作者である小説家の市川拓司さんと対談させていただきました。小説の印象そのままに優しく穏やかで、かつ戦略的な面ものぞかせる方で、とても面白い対談でした。掲載メディアの情報等はまた改めてお知らせします。

2004/10/21
むぎ ■「雲のむこう〜」の初日公開日を発表しました。今にして思えば、「ほしのこえ」の制作中はほんとうに迷いがありませんでした。まるで頭の中に交通標識が立っているような感じで、次はこうやって手を動かせばこういうカットが出来上がるということがくっきりと見えていたし、自分の作っている物がどういうものなのかも分かっていた、ような気がします。それに比べれば「雲」の制作は迷いの連続で、無事公開出来ることになったのは周囲のスタッフの献身のおかげ以外のなにものでもありません。僕一人ではたぶん一歩も前に進むことは出来ませんでした。それでも、この2年間の僕自身のほとんど全てをかけて作ってきた作品です。ぜひ、劇場に足を運んでいただけると嬉しいです。…とかいっても公開はまだ一ヶ月も先なんですよね。
■上の写真は先日届いた30インチCinema HD Displayです。右にあるのは今までメインだった23インチのディスプレイです。ちなみにカップに顔をつっこんでいるのはサユリではなく、2匹いる子猫のうちの一匹です(近々コミックス・ウェーブスタッフの女の子の家にもらわれていく予定)。
作業画面 ■2560×1600の画面は広すぎてメールやテキスト作成の作業では視線移動が逆に忙しいくらいなんですが、映像の制作・編集にはとても快適です(左写真・クリックで拡大)。HDサイズの映像を原寸で2枚表示して、まだだいぶ余裕があります。ここまで大きいとほとんど趣味の領域のような気もしますけど、タイムラインを見通すようなことが必要な仕事では格段に効率が違いますので、オススメです。

2004/10/14


■「雲のむこう、約束の場所」の公開日をなかなかお知らせ出来ずに申し訳ありません。でも、たぶんもうそれほど先ではありません。近々正式なアナウンスがあるんじゃないかなあと思います。公開情報のかわりといっては何ですけど、本編よりいくつかのカットを上に載せました。
■現在発売中のアニメージュとニュータイプに「雲」の記事が載っています。特にアニメージュにはスタッフインタビューが載っていますので、興味のある方はぜひ。最近はいくつか取材が続いていて、本日も近所のタリーズコーヒーで「家庭画報インターナショナル」の取材を受けました。「写真撮影があるからコザッパリした格好で!」というコミックス・ウェーブからの指示で(笑)、しばらく放っておいた無精髭を剃りました。
■数ヶ月前に注文してほとんど忘れていたAppleのCinema HD Display 30インチが、本日唐突に届きました。サスガにデカイです。詳しい感想はまた後日に(たぶん)。巨大な箱はさっそく猫たちの遊び場になっています。

2004/09/29
また拾った ■仕事に追われ、気づいたら1ヶ月更新していませんでした。現在は公開に向けて秒読み段階の作業中です。もう少ししたら(10日くらいとか?)まとまって情報をお知らせ出来るかもしれません。
■とりいそぎ猫続報。実は猫のサユリを拾って1ヶ月後に同じ場所付近で、また猫を拾ってしまいました。まだヘソの緒がついたままの状態の、生後数日の仔猫が4匹。母猫に捨てられたのか人間に捨てられたのか、直射日光下の草原で固まって鳴いていました。どうしたら良いのか一晩迷って、翌日降り始めた雨にもせかされて結局拾ってしまうことに(写真はその時期のもの)。
■幼猫の世話というのはサユリの時以上に大変だったんですが(3時間おきにミルクをあげなきゃ、とか)、コミックス・ウェーブスタッフや弟の協力もあって、いまではずいぶん大きく、元気になりました。4匹全員里親も決まり、いま部屋にいるのは2匹です。サユリと毎日一緒に遊んでいます。
■「猫の世話ばかりして仕事は進んでいるのか」と関係者に心配をかけるのがイヤで今までお知らせしていなかったんですが(笑)、仕事も猫もなんとか上手く収まりそうな気配が見えてきたので、今回近況に書いた次第です。それにしても、こんなに猫の多い場所に住んでいては毎年拾ってしまいそう。そんなわけにもいかないので、落ち着いたら引っ越したいなー…

2004/08/27
仔猫 ■あいかわらず部屋にこもりきりの日々です。メールにもほとんど返信が出来ない状態です、申し訳ありません。でもちゃんと拝見しています。
東浩紀さん波状言論掲載用として、 西島大介さん・東さんと鼎談をさせていただきました。久々に刺激的で楽しかったです。是非読んでみてください。
■9/10発売のアニメージュ誌にインタビューが載りますが、その写真はどうも僕がサユリ(猫)を抱いているものが使われるようです。それはもちろん僕の意思ではなく、カメラマンさんの演出ですから!(強調)

2004/08/06
仔猫 ■「雲のむこう〜」の予告編DL、予定より一日早く開始しました( ダウンロードページ)。ぜひご覧ください。
■猫がいると近況報告に困る事がなくて良いです。サユリを拾って1ヶ月、彼女は本当に元気に猫らしくなりました。僕が仕事をしている最中の気に入りの場所はディスプレイの裏みたいです(左写真)。僕の部屋には毎日誰かしらが仕事で来ますので、誰にでも良く懐いて人見知りのしない猫に育っています。
■いただいたメールのアドバイスに従って、先週はサユリの検便をしてもらいました。ちゃんと回虫の卵がみつかり、ちゃんと虫下しを飲ませたら、次の日にはちゃんと下していました。回虫はちょっとグロかったです。
■いただくメールのレスがほとんど出来ていなくて申し訳ありません。追い込み期間につき、どうかご容赦ください。

2004/07/26
仔猫 ■仔猫の飼い方に対するアドバイスのメールを本当にたくさんいただきました!メールくださった方々、本当にありがとうございました。ひとつひとつ、とても参考になりましたし、疑問もほとんど解消しました。1通1通に対するお返事が出来なくて申し訳ないのですが、本当に感謝しています。ありがとうございました!
■おかげさまで、猫のサユリはすっかり元気に、毎日楽しそうに暮らしています。今は下痢も嘔吐もしていません。寂しがりの性格なのかまだ母恋しい年齢なのか、僕がちょっと部屋の中を移動するだけでも後をついてきます。風呂やトイレは扉の前で待っているし、外から帰ってくると玄関まで走ってきて出迎えてくれるし、仕事中はキーを打つ腕の横で眠り込むしで、こちらも気づいたらすっかり情が移ってしまいました(笑)。
■で、「雲のむこう〜」の件ですが…。数日中(28日頃)に、公開情報などを掲載します。じっくりHPを更新している時間がないので、簡単なテキストの掲載になってしまうかもしれませんが。また、8月初旬には2分ほどの予告編を公開する予定です。見応えのある予告映像になっていると思いますので、どうかお楽しみにお待ちください!

2004/07/16 
■「雲のむこう〜」の情報更新はもう少々お待ちください。たぶんあと2週間くらい。webでの予告編公開の時期も追ってお知らせいたします。
仔猫
■2週間ほど前に仔猫を拾いました。僕の部屋の近所には野良猫が多く今の時期は仔猫も良く見かけるのですが、拾った仔猫は親からはぐれたのか、炎天下のなか軒下でほとんど死にかけでした。近づいても動かず、食べ物にも反応せず、声も出せず。とはいえ今は僕は新作の仕上げで忙しい時期だし、誰かが拾って行ってくれるかもしれないしとしばらく放っておいたのですが(ヒドイ…)、結局1日経過しても仔猫は同じ場所にいて、仕方がないので獣医さんに連れて行って自分で飼うことにしました。メスだったので、名前は制作中の新作にちなんでサユリにしました(笑)。
■最初は固形食を食べることが出来ず栄養剤を口の中に塗るしかなかったのですが、今ではようやく元気になってきて部屋の中を走り回っています。G5前面のメッシュをよじ登ったり、ディスプレイのカーソルを追って爪で液晶を傷つけたりできるくらい。ちゃんと猫らしくなるもんなんだなぁと感心しています。
■ただ、いまだに眼の瞬膜が出たままなのと、3日に一回くらい軽く吐いたり下痢したりします。行動は元気なのでそのうち落ち着くのだろうとは思っているのですが、ちょっと心配です。僕が一日中部屋にいて冷房をつけているからなのか、時々人間の食べ物を与えてしまうからなのか…(食べたがるので)。杏仁豆腐とか、やっぱり与えちゃいけないんでしょうかね。ベランダでクーラーの排水を飲んだりしちゃうのですが、それもマズイのかな。猫の本は一冊読んだのですが、食べ物については具体的に何がダメなのか分からないことも多いので、詳しい方がいらしたら教えていただけると助かります。
■仕事もちゃんとしてます(>スタッフの方々)。


■過去の近況はこちら



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