当社が行った「県文化財御社殿改修工事」は、寛文2年(1662)再建の社殿を元の姿に復す工事であり、幾度かの修繕工事は行われてきたものの、本格的な工事は今回が始めてである。為に、338年間御社殿で眠り続けてきた遺物が多数発見された。

◎「動物の骨」であるが、イルカ(腹白鎌海豚)の頭蓋骨と判明した。

「日本大学名誉教授田村豊幸氏により鑑定をいただきました。」

−−骨が現存する理由についての一考察−−

神社創建の時の地名が磯之坂上朝日ケ岡とされ、神社東側の坂を今も磯之坂と言う。 このことから、東京湾の入り江がこの近くまで延びていて、イルカが遡上していた可能性も指摘され、 恵比寿信仰のあった証ではないかとの見方もある。

栃木民話百選にも選ばれた、天狗信仰が境内社「天狗山雷電神社」に残されている。このことから、天狗の骨として祀られてきた可能性もある。

近辺の神社に八龍神社(八幡宮摂社)がある。和田橋(海橋)を渡ってすぐの処にある社であるが、ご祭神が豊玉姫命である。豊玉姫命はサメorイルカの姿で出産したとも神話で語られている神様である。このことから、元々は八龍神社の御神体であった可能性が指摘されている。

イルカの骨発見についての反響。

画像をクリックすると大きくなります。

hone.jpg (41869 バイト)

新聞紙に掲載。

kikansi.jpg (31696 バイト)
機関誌に掲載

戻る