’02 アイスクライミング


バニシングムーン(層雲峡)
 今年の札幌は1月に大雨が降ったり、降雪量が少ないなどの暖冬でした。定山渓など札幌近郊の氷瀑は大雨の後は全滅状態となりましたが、北海道のアイスワールド「層雲峡」は大丈夫。

 僕は山岳救助隊時代に旭川に5年ほど住んでいました。「層雲峡」は旭川からおよそ70Kmの位置にあり、大雪山、十勝連峰とともに通い続けた場所です。
 観光名所でもある「銀河の滝」「流星の滝」を中心に、柱状節理を持つ渓谷の岩壁には大小様々な氷瀑が形成され、休日には多くのクライマーが訪れます。
 今年もここ層雲峡で、ツアーの他に有志のガイド(萩原豊、高山典久)とともに自主研修を行うなど有意義な時間を過ごしました。
 雲井の滝はF1からF3までの三つの滝があります。
F1からF2までは下から見ることができますが、F2の上は滝が右に大きくカーブしているため、岩壁に遮られF2を登りきらないと最上部のF3は見ることができません。
 そのような地形が影響して風が巻くのか、F3は通称「シュークリームの滝」とも呼ばれ、複雑で神秘的な姿になります。もっとも氷はその年によって発達の状況が異なります。また、アルプスの氷河が動いているのと同じように、氷も少しずつ位置を変えているのです。それゆえにアイスクライミングには常に新鮮さがあります。

 特に長いピッチを必要とする氷瀑を登っていると、僕はいつの間にか「冒険モード」になっていてノリノリのイケイケになっているのです。そしてどうやらこれは僕だけではなく、一緒に登ったゲストさんにも共通する感覚のようです。
 このようにしてまた一人、二人とアイスクライミングの虜になる人が増えていくのです。
 

雲井の滝 F 3 (2/17)

今シーズンも全開!のクライミングでした!!

雲井の滝 全6ピッチを登ったYさん



←アイスクライミング2日目で銀河の滝(全5ピッチ)を完登したHさんと



ライマンの滝を懸垂下降(3/3)

取付きまでのラッセルに汗を流す

←↑バニシングムーン(2/19)


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