'02 夏山   その1


千軒平から望む大千軒岳
自作PCの安定が悪くなり、夏の間のLogbook更新が飛んでいました。
マザーボードのBIOSをバージョンUPしたところ、安定をとり戻したようですので、今夏の写真などをまとめてみました。
BIOSの書換えは失敗するとフラッシュメモリを飛ばしてしまうので、「もうドキドキ!」でした。成功した時は「ふぅ。」という感じでした。


今季の北海道は台風が2回も来るなど、特に7月は天候が悪い日が多く、十勝岳やトムラウシ山などで遭難事故が相次ぎました。
私どものツアーでは幸いにも事無きを得ましたが、亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げます。
大千軒岳(6/9)

隠れキリシタン殉教という悲しい歴史がありますが、
道南を代表するお花畑は、儚くも美しいです。

少し風が強い日でしたが、松前新道→大千軒岳→中千軒岳→前千軒岳→松前新道と縦走しました。途中、ヒグマの糞を十数個も見ることに…
しかも、松前新道を下山途中、雨に降られました。
写真からは想像もつかない天候の変化です。



原始ヶ原 滝コース
原始ヶ原〜富良野岳(7/9)

自分の大好きなコースをガイドするのはとても嬉しいことです。
人は皆、人それぞれの人格があって、感じ方も人それぞれなのですが、自分と同じ感動を共有していただけるかも知れないからです。
十勝連峰の原始ヶ原は僕の大好きな場所です。
静かな湿原の沼の水面を、風が吹き抜け、さざなみの微かな唱が聞こえます。
本当に、ここに居ると下界には戻りたくないと感じます。

湿原での休憩。注意しないと
お尻が濡れてしまいます。

幻想的な風景

原始ヶ原から望む富良野岳
原始ヶ原は自然がそのままの姿で残されています。木道などはありません。
標識代わりにテープと踏跡があるだけです。
湿原に木道を設置した方が、自然に与えるインパクトは少ないという考え方もあります。
それは間違いではないと思います。たくさんの人間に踏み荒らされると湿原を構成している土壌が荒れてしまうからです。
しかし、自然界の中においては、ヒグマだってこの湿原の中を歩きます。
もちろん、キタキツネやエゾシカも…
行きには無かった足跡を帰りに発見することも度々です。


お花畑の囲まれた頂上

原始ヶ原から富良野岳を越え、十勝岳温泉に縦走しました。
後はカミホロカメットク山

スタッフの作る食事でスタミナもりもり!


大雪山 五色ヶ原(7/13)
大雪山

毎年、大人気の大雪山です。
お花畑の規模は僕の知る限りはおそらく一番です。
大学生の頃(もう20年以上前ですが)初めてこの山の縦走をした時の感動は今も忘れません。
あれから時が流れて、いろいろなことがあって、
変わってしまったものもあります。
それはそれで、自然の成行きともいえます。
変わったから良いとか、変わったのが悪いとかで決めつけることは
山の世界でもできないことだと思います。

ただ、この山が僕の人格形成の中で大きく影響したのは確かなことだと思います。
そして今も、沢山の事を教わっています。

続きは「その2」で…
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