'03 お正月 旭岳雪洞   2002/12/30〜2003/01/01


旭岳石室
恒例になりつつある雪洞泊ツアーです。
今年は日程を一日延長して2泊3日になりました。
今回のメンバーは去年に続いて雪洞2回目のUさん親子と
冬山初体験のRさん。

出発時の札幌の天候は晴れ。
これで余裕!と思いきや、江別あたりから怪しい雲行きが…
江別を抜ける頃には吹雪になり、高速道路を必死に運転しました。
我々が通過した直後、高速道路は閉鎖され、ギリギリセーフでした。
それでも旭川に近づくと雪は降ったり止んだりとなり
時折、青空も見えました。
しかし、行先の大雪山は深い雲に覆われています。

ロープウエイ駅で登山準備にかかりますが、状況に変化はありません。
「まぁ、ロープウエイが動いているだけいいか。」
と思い、姿見駅でロープウエイを降りると正にホワイトアウト!
視界およそ20mの中、コンパスナビゲーションで進路をとります。
約一時間で正確に石室に到着。
体も冷えていたので
今日は雪洞を作らず、ここに泊まることにしました。
積雪のため、二階の窓からの出入りとなります。
とりあえず紅茶を沸かして体を暖めます。

さすがにこの天候の中では他に登山者は無く
小屋は貸切状態でした。
アツアツの豚汁でお腹をいっぱいにして
明日の天候回復を願います。


夕食の準備
翌日(31日)は風は弱くなったものの、やはり視界不良。
今日は雪洞作りに専念することにしました。
南東向きの吹溜りの斜面に横穴を掘っていきます。
穴を掘るのも大変ですが、
掘出した雪を排出するのも大変です。
シートなどを使って効率よく作業しないと
すぐに疲れてしまいます。

今回は時間に余裕があったので
6時間くらいかけて6人くらい入れる立派な雪洞ができました。

掘出した雪で水を作ります

合鴨そばの出来上がり!


オイシイ!

Uさんのお酒もはかどります

雪の白い壁に囲まれ、
キャンドルの灯がシャンデリアのように輝きます。
昨日の石室より格段に暖かい感じです。

今日は大晦日。夕食はもちろん御蕎麦です。
Rさん差入れの合鴨スモークで体もポカポカ
お酒も入って盛り上がったあとは
天候回復を願いながら寝袋に入ります。

しかし願いも虚しく、今日(元旦)も視界は約30m。
それでもお雑煮とオセチを食べてアタックです。
6合目の手前でアイゼンに履き替え頂上を目指します。
8合目からは風も強くなり
さすがに大雪山の自然は甘くはないと実感します。
それでも頂上に着くと天候回復の兆しが…
流れる厚い雲に太陽のシルエットが浮かぶと
「オオッ!」と声があがります。しかし…
結局、夕方になるまでお日様を見ることはできませんでしたが
年頭を飾る記念すべき山行となりました。



元旦に立った頂上

初日の出は見ることができませんでしたが
初夕日が山を染めました。

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