利尻山にて 2001/07
| エージェントの仕事がいくつか重なり、利尻島に滞在しました。 滞在中、何十人ものお客様と楽しい時間を過ごさせていただきました。 また、旅館「田中家」の方々にもお世話になりました。 実は数年前、北海道警察山岳救助隊時代にこの山で臨時に旭川方面救助訓練があり、 下山後、田中家さんの倉庫に宿泊させていただいたことがあったのです。 ママにその話をしたところ、 「ああ、パンツの人ね。」 と言われました。そういえば、倉庫の中に勝手にパンツを干していたのをママに目撃されたのを思い出しました。 (もちろん、自分のものだけではなく、先輩のパンツも干させていただいていました) 滞在中、田中家では僕は「パンツの人」でした。 エージェントの仕事ということもあり、残念ながらお客様の写真は掲載できません。 しかし、もっと残念なことがありました。 それは登山道の崩壊です。 近年の百名山ブームにより、登山者の数が激増したこともあってか、ここ数年9合目からの登山道の崩壊が激しく、土の部分が流出してしまい、石が砂利を敷いたように露出しているのです。登山道の幅も大きく広がりました。 これでは足をとられて歩きにくいばかりか、石を落とさずに歩く方が難しいほどなのです。 現実に人口落石による事故や、自己転倒による事故が相次いでいます。僕の滞在中にも救助隊が何度も出動しました。 (現在の沓形、鬼脇の駐在所には道警山岳救助隊時代の同僚が勤務しており、何度か顔を合わせることとなりました) また、糞尿による汚染の問題も深刻です。 今年は鴛泊コースの避難小屋に携帯トイレ専用のテントが一張り新設され、行政も携帯トイレを無料配布しています。 しかし、コースの所々には真新しい糞尿が散見されました。 環境問題に積極的なことで知られるガイドの一人は小屋の裏に使用した携帯トイレに名前を書いて置いていき、下山時に回収する方法をとっていました。しかし、僕がガイドしたお客様の一人はそれを「捨ててある」ものと誤解して自分の使用したトイレを一緒に捨てようとしたのです。 申し訳ありませんが僕はお客様に使用後の物をザックに収納していただいています。 それは誤解による投棄を防ぐとともに、ザックの外につけた場合、木の枝等に引っ掻けて破れることを防止するためです。 ご理解をいただきたいと思います。 すばらしい山だけに、これらの問題を真摯に受け止め、考えていくのもガイドの仕事だと思います。 ご意見などございましたらお寄せください。 7月下旬から8月上旬に再び利尻島に滞在する予定です。 |
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![]() 朝の姫沼 |
![]() 山腹から望む礼文島 |
![]() ロウソク岩(山頂から) |
![]() イワヒゲ |
![]() エゾツツジとミヤマアズマギク |
![]() お世話になった田中家さん |
![]() 田中家の愛犬mimi |
![]() 姫沼に映る利尻山 |
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