代官山のサンドイッチ (2004/12/12)

 
 先日、代官山の某サンドイッチ屋さんを訪ねてみた。店内のスペースを友人アーティストが借りて個展を開いているというので、ちょっと覗いて見ようと思ったわけで、柄にもなくフェラーリ(号)をほんまもんのフェラーリの真後ろに横付けして、クリスマス間近のお洒落な町を闊歩してみたのだった。しかし第三京浜と環八で渋滞に巻き込まれたのが災いして、お店に着いたのが閉店間際。残念ながら友人はタッチの差で帰ってしまっていて、しょうがないというかなんというか、サンドイッチをテイクアウトで注文しつつ、個展を拝見しようと思った。

 え。

 ここのサンドイッチは一個1260円もした・・・・。

 さすが、代官山だ。お店でも食べられるようだが、閉店間際と言うことで、「もって帰ります」と価格を聞く前に言ってしまった手前、価格が高いという理由では、ちょっ断ることもできず、やむをえずBLTという最もスタンダードなタイプを注文したりした。これでも一応小さい方と言うことで、大きいサイズだと1800円くらいするらしい・・・。凄い・・・。

 ところでパリでサンドイッチを買おうものなら、5ユーロ(700円くらい)で、高いなあと呟くものとして、史上最高価格のサンドイッチを代官山で買いつつ、やはり値段の衝撃はかなり大きく、温かいうちに食べた方がありがたみもありそうだったので、フェラーリの後ろのフェラーリ(号)の車内で味わうものの、うまいんだか、まずいんだか、よく分からないうちに、あっという間に食べ終わってしまった。果たして、このサンドイッチはうまかったんだろうか・・・。答えは謎の中だが、マヨネーズがふんだんに使われていて、ちょっと食べにくかったことだけが記憶に残る何とも不思議なサンドイッチなのであった・・・。

 東京は、凄いところだなあ・・・。(田舎もん全開ですが・・・・っていうじゃない・・・残念・・斬) 


おしまい


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