宝くじに当たる (2005/09/06)

 
 そういえば、年末ジャンボ宝くじ。

 あんなに心待ちにし、万が一にも今後の人生をダイナミックに変えたであろう昨年の年末ジャンボ宝くじの当たり券が、一枚あることを私は知っていた。しかし、10枚買ってようやく300円という当選金で、しかも当選番号の下一桁の番号を忘れてしまっていたので、なんだか面倒くさいのと、たかだか300円を交換する恥ずかしさがあいまって、ついぞ交換することを躊躇っていた。

 しかし、300円も何気に馬鹿にならないので、近所のディスカウントストアの横に併設されている宝くじ売り場に、立ち寄っては、末尾が1-0まで揃った当たり券とハズレ券が混在する(どれだかわからない)袋を差し出してみた。もしハズレ券ばかりだったら恥ずかしいなあと思いつつ、ブースのおばちゃんはいつものように?機械にセットして、10枚の中から当たり券を一枚だけ引っ張り出し、私に当選金の300円を差し出してくれた。

 やっぱり300円だった・・・。

 しかし、聞くところによると、この300円の当選券を交換しない人は意外に多く、その換金しない金額は、優に一等賞金を超えるというから、びっくりである。塵というか300円も積もれば、山の一つも買えるはず。机の中やタンスに仕舞われたあたりの宝くじを、今一度総点検しようかと思いながらも、そういえば毎年、宝くじといえば、年末ジャンボ宝くじしか買わないことに気づき、今年の当選金もまた、300円どまりだったことに、ふっと溜息をついたりするのだった。

 ちなみに敗者復活戦もハズレテますた・・・。

 
おしまい


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