06/10 平塚 ブラッスリーHxMさんにて 日本ワイン特集

満員御礼

日 時 2007年06月10日(日)
時 間 18h00-21h00(予定)
場 所 ブラッスリーHxMさん (通称=アッシュエム)
       神奈川県平塚市松風町9-12 
       http://www.b-h-m.com/
人 数 先着11名さま
会 費 10,000円 (菊池シェフのスペシャル料理とともに)
テーマ 日本のワインを、ハッピーに楽しむ
ワイン 日本の優れたワイナリー各社のワイン
グラス ロブマイヤー・バレリーナ・グラスVとINAOグラス
進 行 ブルゴーニュ魂  (今回生産者の方は、来られません)
お料理 ブルゴーニュ魂に捧ぐ創作メニュ
      Menu d'esprit des bourgognes

       アミューズ・グール
       L'amuse-gueule
 
       手長海老とズッキーニの夏色テリーヌ
       La terrine de langoustine et courgette d'Hiratsuka

       大根のブリゼ 畑から届いたハーブの香
       Le gros radis braisé aux herbes

       エイのキャベツ包み シェリー風味ソース
       Le rouleau de raie aux choux sauce beurre au xeres

       骨付き子羊背肉のロースト エスプレッソの香
       Le carrè d'agneau rôti sauce au café

       ピンクグレープフルーツのモザイク仕立て
       La mosaïque de pamplemousse

       カフェ
       café



ワインリスト

       n,v,  キザンスパークリングワイン   機山洋酒工業

       2005 甲州シュール・リー         フジッコワイナリー
       2005 甲州シュール・リー         原茂ワイン
       2005 ソレイユ甲州             旭洋酒
       2005 ルバイヤート甲州シュール・リー 丸藤葡萄酒工業

       2004 それいゆメルロ           旭洋酒
       2004 ヴィノ・ダ・万力 メルロ      金井醸造場
       2004 メルロ プライベート・リザーブ  Kidoワイナリー
       2004 メルロ グランド・レゼルヴ    イケダワイナリー

       2002 巨峰ロゼ               イケダワイナリー


峰松さんと菊池シェフ・・・大感謝です。
サービスは、銘柄を隠して、ロブマイヤーまたはINAOグラスへ。二つずつ銘柄をオープンにしつつ、お料理とのマリアージュを体感して頂きました。



【感想など】

 日本ワインを語るなら、HxMさんでの食事とのマリアージュをぜひとも体感しなければならないと、今回改めて実感しました。HxMさんが自らのワインリストに、日本ワインを大量に載せてから、早くも2年半の歳月が流れていますが、この歳月の重みをひしひしと感じざるを得ません。ローマは一日にして成らず、という言葉がありますが、日本ワインとのマリアージュを1000日間も毎日考え続けているレストランならではの領域というか世界観は、是が非でも体感してもらいたい食の空間だったりします。初めて今回ご参加していただいた某女史をして、「凄い」の一言を発せざるを得なかったお料理とワインのマリアージュを、知らずして、日本ワインの前進はないと信じます。このテーマは長くなるので先に進みます(笑)

 ところで、今回のテーマは、白ワインは甲州シュール・リーを2005年ビンテージで揃えて、飲み比べ。4種類の甲州は、それぞれに個性があり、そこには優劣を競うのではなく、好みの味を発見するたびの入り口にふさわしい風景でした。

 赤ワインは、2004年のメルロ単独醸造を4種類。うち二つは山梨市の斜面、残りは長野県塩尻の斜面からのメルロで、これもまたそれぞれの個性を発揮して、ロブマイヤーの優美な曲線に沿って、おいしい食卓は彩られるのでした。

 今回のワインは、国内のコンクールで、金賞や銀賞を受賞しているものもあり、それをロブマイヤーで楽しめば、なぜにこのワインがコンクールで高い評価を得たのかも手にとるようにわかりつつ、ロブマイヤーでそのおいしさが開花する様は、なんとも幸せな風景でした。

 日本のワインも各誌でいろいろ取り上げられていますが、そのほとんどの記事は、HxMさんの、このお料理を体感していない人たちによって書かれています。HxMさんでの日本ワインとのマリアージュを知るものにとって、それを知らない人の話は、どうもリアリティに欠けた箇所を感じざるを得ず、そこになにやら壁を感じたりもするのでした。

 幸いにも、山梨の生産者の多くと山形の生産者の一部の人には、HxMさんでの食のマリアージュを体感していただいており、自分が造られたワインと、フランス料理との高レベルでのマリアージュを認識されています。日本ワインの品質向上は、醸造技術の発展や、ぶどうの木の樹齢によるよりも、造り手が「おいしい世界」を知ることにあると、私は勝手に思っています。だからHxMさんにて、造り手をお招きしての日本ワインの会を開催しているのですが・・・。

 いずれにしても、HxMさんの凄いところは、今回のようなイベント性の高い企画に参加しなくとも、日常的に食の風景を楽しめるところにあり、そして何より重要なのは、日本ワインだけに傾倒するのではなく、フランスワインのラインナップも充実していて、ひとつの選択として日本ワインがあることと思いつつ、この辺の話もやたら長くなりそうなので、今回はこの辺にて・・・。と突然終わるのでした(笑)


 (補足)
 私は基本的にお料理の写真は撮らないので、メニュから、お料理を想像してみてください。フランス料理のメニュは、ファミリーレストランと違って、お料理の説明に、写真は添付されません。食材と調理方法によって描かれるお料理のイメージを膨らませて、いざHxMの食卓に座り・・・ごっくん。



(以下ご案内文)
さあ、日本のワインを楽しむならHxMさん。

これは、山梨の生産者も認める日本ワインの新たなる常識ですね。
前回の池田さん、前々回の旭さん、その前の金井さん・・・の興奮も
覚めやらぬ今日ですが、今回は趣向を変えて、日本各社のワインを
いろいろとブラインド(銘柄を隠して)でお楽しみ頂きたいと思います。

先入観をはずしつつ、(私が主宰につき、外れてないという説あり(笑)
純粋にどのワインが「好き」かを探す旅に、一緒に出てみませんか。

ワインは10名様のとき、8種類くらいをお楽しみいただきます。
(白を4-5種類、赤を3-4種類の予定)

当日は、ブラインドで、色別に、同時にINAOグラスにサービスしつつ
後に銘柄をオープンにして、リーデル等のグラスもご用意します。

お料理は、相山オーナーと相談して、最高のマリアージュを目指します。
すでに数名の方にお申し込みいただいておりますので、
ぜひともお早めに、ご一報いただけるとうれしいです。

HxMで、ハッピーな日曜日を過ごしてみませんか。
東京から来る価値は、断然ありますよ。ていうか来ないと・・・(笑)


6月の日曜日は、湘南地方のおいしいレストランで、ぜひ。



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ご予約に関して
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参加ご希望の方は、お名前、緊急連絡先、人数(全員のお名前)、
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折り返し、確認メールをお送りします。

私からの返信がない場合は、
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今一度ご送信のほどお願いいたします。

会費は当日現金払いまたは、銀行振り込みにてお願いします。

また急なキャンセルの場合はキャンセル料を
頂くこともありますので、お含み置きください。
http://www2.odn.ne.jp/~cdj80950/semi/annuler.htm
(キャンセルはご容赦いただきたく、お願い申し上げます)

ワインは人数その他の都合により、(特に人数がすくない時)
変更または増減がある場合がございますので、
あらかじめお含みおきください。

またワインセミナー当日は、ワインの特質上
おタバコの喫煙はご遠慮いただいております。
香水など芳香性の強いものも、お控えいただきたくお願いいたします。



以上



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