内緒1
試飲日 2001年11月25日
場 所    某所
照 明 蛍光灯
種 類 フランス AOCワイン
生産者 内緒    
Vintage 内緒
テーマ 内緒                      .
ワイン 内緒
<特別企画>
 
今回のドリンキングレポートは趣向を凝らして、ブラインドにしてみました。2ヶ月前に試飲した時とは確実に違う味わいのため、飲む環境やその他の要因によってワインがその味わいを変えることを、紹介してみたくなったためである。毎度おなじみの曖昧な表現からして、ワインを当てるのは立場をわきまえない暴挙ではあるが、まあ難いことはいわずに、である。


<飲み方>
 室温。抜栓後INAOグラスへ。 (前回は今回より室温が高かった)
 たっぷり口に含んで舌を泳がすようにして味わい、数秒後にゆっくり飲みこみ、鼻から空気を抜いた。これは余韻に浸るいつものパターンである。


<味わい>
 輝く黄金色である。この村のACのこのクラスにしては明るすぎる色合いかもしれない。バター香をメインにバニラ風味も感じられ、燻し香を極力押さえつつ、微かだがしっかり鼻腔に届く、極上のアロマである。トロトロとまでは行かないが、蜂蜜をうっすら想像させる味わいは香りのイメージ通りのおいしさである。鼻に抜く感じはさすが、極上の○○である。うまい。素直にうまい。雑味が無く、しっかりした濃縮感と長い余韻が印象的である。このやや低めの温度がもう少し、あと3℃程度上がるとしたら、もわんもわんした風味と味わいを提供してくれそうだが、この温度設定もまた一興である。

 この造り手はこの村のトップいくつかには必ずランクインする実力派。看板ワインは今回のワインだが、造り手らしさを表わすのは、隣の畑という説もある。私もそれに一票を投じていたりする。率直な感想として前回試飲の方が印象が強く、この味わいの差がブルゴーニュの楽しみなんだと、ほのぼの実感するところである。


 さて今回のワインはなんでしょう。
 答えはこちらをクリックしてみてください。


以上
 


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